観た順で選ぶ#勝手に映画ベスト10
まあ言うても手元メモみたいなもんです
・モリコーネ 映画が愛した音楽家 ⇒そりゃあモリコーネ好きなので
・ベネデッタ ⇒夢の中のキリストがえらい俗物で殺伐としていて爆笑
・Everything Everywhere All At Once ⇒たまたま観る少し前にカート・ヴォネガット読んでたので相乗効果
・フェイブルマンズ ⇒ほのぼの映画愛みたいな宣伝文句と正反対の深い業を背負う残酷物語が堪らない
・ベイビーわるきゅーれ2ベイビー ⇒前作「ベイビーわるきゅーれ」も含めて2本立てで観たらそりゃあもう
・Tar ⇒ガラドリエル様最強 堕ちても力強く再生するラストで「おぉ!」
・バービー ⇒公開前に変な色を付けられたのが本当に気の毒
・パール ⇒いや,本当にミア・ゴスがアカデミー賞にかすりもしてないなんて信じられない
・ゴジラ-1.0 ⇒そりゃあゴジラと震電好きなので
・市子 ⇒刻印を打込まれた気分
パールと市子が今年の双璧って,両方とも女性の名前ですやん(固有名詞が強い2023年)
夕方のスーパーで寿司パックの横にちっちゃいクリスマスツリーがあったので笑ってしまったけど,よく考えたらペテロとか漁師だから別に変でもないのか(寿司を食っていたかどうかは知らんけど)
#fedibird
ソフトウェアを複数使いながら図面を描く作業をしているとレイヤ名称を間違えるとその後の作業が立ち行かなくなることがあるので気を付ける必要があります。
(間に専門分野ソフトをかます場合とか)
何を言っているかというと,この年末の忙しい時に3時間の作業を「無かったことにする手戻り」が生じて血の涙が出そうなほど悔しい思いをしているってことです。
「市子」観ました
今年も終わろうかという時にえらいものを観た、と思う
「羅生門」型の多くの人の視点で人物像が浮かび上がる形式だけど、形作られるのが重層的で、社会問題を提起するだけで終わるような単純でないところが凄みですね。
「普通」や「正しさ」の不確かさでグラグラになってしまう。
また、いつぞやの法改正の時に問題になってた「300日問題」みたいなもんは当然廃されてると思ってたら残存していることに衝撃を受けております。認識が不足してました。
そんなこんなで、なんか腹の中に澱のようにいろんなものが残ってグズグズ遅れて映画館を出たらポスター見て涙ぐんでる人が居て、それを見てこちらが半泣きになるという横から誰かが見てたらなんや訳のわからん状況になりました。
今日はしんどいし家族も出掛けたしご飯作る気力が出ないし,ということでひとりインド料理屋に。
サラダ,チキンティッカ,ビリヤニを単品で頼んで出てきたのがどれもどう見ても2人前ほどある。
ビリヤニなんてやたら座りの良い形の金属製丼ぶりに日本昔話みたいな盛り方してるし…
いやー,50超えたおっさんが完食するのは体力使いましたよ。
お腹が異様に膨れてハクション大魔王の壺から脚が生えたみたいになってる
おぉ,マモーの脳ミソみたいな絵文字があるのか。そして適切に使うシチュエーションもあるとは…
#fedibird
今日の低気圧は非常に辛いですわ
脳ミソが遥か遠くにあるようなボンヤリ加減で,起きてるのか寝てるのかわからんような…
それでも仕事してるけど,もうどうなっても知らん
ついつい様付けしてしまう人を書き出してみたけど,言うほど思いつかないもんだ。
⇒シャア様:そんなに高い頻度で様付けする訳でもないか
⇒ヨン様:自発的に口にすることもないかな
⇒タキシード仮面様:ほぼ100%に近い様付け率だと思う
⇒ハート様:呼び捨てにするなんて考えられない。100%ですね
うーむ,御用納め考えたら年内はあと2週間か。
「年内になんとかします」案件は厳しい状態で,「1月中に何とかします」案件は大阪万博状態なんですけど…
しかも後10日もすればグレムリンは増殖するわナカトミビルからハンスは落っこちるわで,こりゃあダメかもしれんなぁ
散歩の帰り,日が暮れた道を歩いてたら前から来た女性がいきなり髪を引っ張られるみたいに横向きによろけて,姿勢を立て直してから後ろ見た途端いきなり脱兎のごとく走り去ってしまった。
何を見たんだ,一体。暗がりに目を凝らしても何も見えないし…
こういうのは夏場にやってくれないかなぁ。何月だと思ってんだ(ぷんすか)
「エクソシスト 信じる者」観た(以下、思いっきりネタバレ注意)
小学生の時に「エクソシスト」(初代)をTVで観て震え上がった世代の人間からすれば、久しぶりの同窓会に出席した気分。
悪魔は今回二人に取り憑いて大忙しの奮迅振りのため取り憑きエピソードが若干雑な感じではあるが衰えぬ勤労意欲に驚嘆する。(まあ今回は対価を得てるし)
悪魔が「久しぶり。あんまり変わってないやん」(実際は違いますよ)と気さくに話しかける相手はなんとエレン・バースティン。「おぉっ」って思ってたら締めにリンダ・ブレアまで出てきて、ここで一番ビックリしてしまうショック構成。
今回は信仰にも多様性が持ち込まれているのが意外な感じでしたが、肝心のキリスト教が「なんかヤバそうだし今回パス」って逃げるのも吃驚ですな。(なので神父が己の信仰の懐疑に苦しみながら…っていうのはありません)
茶化した書き方をしてしまいましたが、私は楽しみましたよ。
それにしても、なんか今年は色んなエクソシストを観られてよかったよかった
クローネンバーグの「スキャナーズ」を劇場で観る幸せ
とにかくクローネンバーグは比喩表現が通じない人とゆうか、人が変わったようになる→ハエになる、芸術を生み出す→訳の分からんはらわたを引きずり出す、てな感じですがここでは、頭が割れるように痛い→爆発する、カッと熱くなる→燃える。もはや岡本太郎発言の完全映画化。
しかし、思いがけず未来を予見してしまうということがあるもので、サイバーパンク的なハッキングや人格上書きの先取りのほか、皆で繋がりひとつになると人数分の叡智に育つかというとそんなこともなく頭数で割ると逆にあほになって2,3人殺されてようやくハッと気がつくネットワーク社会の様であったり…
まあ、クローネンバーグはいくらでも深掘りできる一方で、取り敢えず見た目楽しいですね
だいたい地下のことやってる技術屋