クローネンバーグの「スキャナーズ」を劇場で観る幸せ
とにかくクローネンバーグは比喩表現が通じない人とゆうか、人が変わったようになる→ハエになる、芸術を生み出す→訳の分からんはらわたを引きずり出す、てな感じですがここでは、頭が割れるように痛い→爆発する、カッと熱くなる→燃える。もはや岡本太郎発言の完全映画化。
しかし、思いがけず未来を予見してしまうということがあるもので、サイバーパンク的なハッキングや人格上書きの先取りのほか、皆で繋がりひとつになると人数分の叡智に育つかというとそんなこともなく頭数で割ると逆にあほになって2,3人殺されてようやくハッと気がつくネットワーク社会の様であったり…
まあ、クローネンバーグはいくらでも深掘りできる一方で、取り敢えず見た目楽しいですね