アッコはでまかせ。
「認知症」であることがTVで「認知」され、NYTや民主党内部からも撤退要求が出ているバイデン、今度は米TV、ABCにて「私が日本に(軍事)予算を倍増させた男だ」と実績を誇ったと云ふ。
これは「呆け」ではなく、確かな記憶に基づいた発言である。
この軍事費倍増計画により、日本の軍事産業は「特需」に湧き、民間部門から軍事部門への人員の移動を加速。
業界1位の三菱重工は、受注3倍、軍事部門の人員3割増。23年に開発を断念したジェット旅客機の技術者を「即戦力」として戦闘機やミサイル部門に移動させます。
川崎重工、IHI、三菱電機なども同様に「軍事特需」に湧く。
政府は、中小企業の軍事産業化も急ぐとしているが、軍事産業の取引先は政府。ということは、この「特需」の支払いは一般市民持ち、ということ。
軍事部門だけが肥大化し、国内消費がやせ細るとなれば、かつて「講座」派が分析したWWII以前の日本資本主義の構造に回帰することになる。
かつては、市場を求め軍事的海外侵略、というストーリーだったが、これは現在不可能。となると、一般市民からのひたすら収奪するしか道は残っていないのでは?
それにしても、『地平』創刊、これで毎日、東京、日経三紙で大きく取り上げられたことになる。
ま、政治部が維新派に乗っ取られている「朝日」が無視するのは当然だけれども、「赤旗」が完全に「シカトを決め込む」のは解せない。何か「都合の悪いこと」でもあるのだろうか?
ちなみに、日経と毎日では「リベラル系」論壇誌、となっているけれども、これはしょうがないだろう。
創刊号の私の論文は、WWII以後の米国覇権下の「リベラルな国際秩序」総体を批判しているが、これはさすがに今の日本の新聞では取り上げようがない。
ただ、今日の東京新聞では前川喜平さんが「自由社会主義宣言」というコラムを書いている。
前川さんの定義では、新自由主義と国家主義を批判の双方を批判する立場、ということらしい。
それに対して自由主義とは「自由権」を、社会主義を「社会権」を「大切にする」主義だと続ける。
その上で「新自由主義は社会主義と相容れない」とする。日本のマスメディアで「社会主義」がポジティヴな意味で使われるのは数十年振りではないだろうか?
ちなみに私自身の「自由主義」と「社会主義」の定義と関係は、地平社創刊に合わせて上梓された『世界史の中の戦後思想ー自由主義・民主主義・社会主義』の序章で展開している。
丁度ここらへんで川鱒(ブルックトラウト)が自然産卵して、湯川の生態系の元になってる。湖に降りて陸封されたのがレイクトラウト。
QT: https://fedibird.com/@knappertsbuch/112744094155791452 [参照]
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
love classical music, trout fishing and nature.
Never War.