ブラジルのルラ大統領がパレスティナでの已む気配がない一方的な大虐殺を、「歴史上ほとんど類がない」点で、「ホロコースト」に例えながら批判したことに対して、イスラエルは猛反発。
ルラを大統領を「ペルソナ・ノン・グラータ」に指定、発言を撤回するまで入国禁止にすると発表。他方、ブラジルは駐イスラエル大使を召還しました。
「ホロコースト」は確かに歴史上あまり類がない事件であることは事実。しかし、イスラエルのパレスティナ人に対する「大虐殺」も歴史上あまり類をみない。
現在、すでにガザ在住210万の内、3万人が死亡。これは人口比で言うと、日本では180万人が殺されたことになる。しかもそのほとんどは民間人で7割が女性と子供。これはWWII中の日本人民間死者をはるかに上回る。
しかし、現在120万人の避難民が集中しているガザ南部のラファ地区への地上軍投入を宣言。またヨルダン川西域からもパレスティナ人を掃討することをネタニヤフは宣言。万一ラファへの侵攻となれば、犠牲者は想像もつかない規模となる。しかも米政府はこれを阻止しようとしない。
いわば、国際社会を代表してルラ大統領及び南アが最後の警告として、あえて「ヒトラー」に言及したと言える、
ちなみにブラジルと南アは「ホロコースト」に何の責任もない。
トルストイ、『戦争と平和』の、戦いは勝つと決めた方が勝つ、は今も当てはまるのか。
クトゥーゾフはウクライナにいたが、解任された。
中絶を禁止したい一心で鼻を摘んでトランプに投票する宗教右派と、ガザの件でバイデンがどうしても許せなくて投票に行かない左派、どっちもシングルイシューな投票行動だけど、投票する右派と、投票しない左派がぶつかれば、必然的に左が負けて、最高裁判事の席も女性の権利もGSMの権利も移民の権利も経済格差問題も環境問題も言論の自由も全てが後退することになり、パレスチナ問題も(信じられないかもしれないけど)今よりももっともっと悲惨なことになる可能性が高い、という選択肢しか残っていない状況に既になってしまっているのだから、ガスマスクしてでもバイデンに投票するしかないのだと思う。
どう考えてもクソすぎるけど、そうしないと「次のチャンス」すらなくなる可能性が高いのだし、全世界が影響を受けるのに、それを止められるのはアメリカの有権者だけ、というほんとにどうしようもなく酷い話だと思う。
値段がかかっても、安全のために用意するなら必要経費だと覚悟して、カウンターアソルト、ヒグマスプレーは二丁持ちを原則にした方がいい。
実践を経験したらわかるが、一丁持ちは極めて不確実かつ危うい。
風向きと距離、遭遇のタイミングによる不確実性が大き過ぎる。2つならリスク最小化出来る。
ガザやレバノンで使われてる銃砲弾や戦闘システムそのものがアメリカに大きく依存しているから。アメリカが断固とした態度を取ればいかにイスラエルでも従わざるを得ない。従わないということは舐められてるんでしょう。
ダブルスタンダードの二枚舌を見透かされて。
同調圧力のすさまじい日本の日常生活の中で自由奔放にものが言える人は圧倒的少数派だろう。イマココで地に足をつけながら、自分から半径5mを確実に変えていく強い意志を持つことでしか爪跡を残すことすら出来ないと思う。
2023年に殺害されたジャーナリスト99人、うち77人がガザで死亡 https://www.jiji.com/jc/article?k=20240216045589a&g=afp&m=rss
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
love classical music, trout fishing and nature.
Never War.