ピアノコンチェルト22番、バレンボイム。
彼か内田光子のモーツァルトのピアノコンチェルト全集は自分の精神的健康維持に不可欠。
圧倒的に20番以降ばかり聴くけど。
日本の「中の中」の解体過程をケーススタディ的に(上)
団塊の世代では、工業高校卒業で三井石油化学に入社、終身雇用、年功序列賃金で4人家族、退職後は雇用年金で悠々自適。
石油化学はWWIIの最初の国家プロジェクトといってよく、これは高度成長と連動した、という意味では「成功」。しかし全国に公害問題を引き起こした。
第二の国家プロジェクトが原発開発。これはいかなる意味でも惨憺たる結果に終わった。
さて、ポスト団塊の世代だと、GMARCH位の大学文系・理系修士では、工業高校卒より人生は困難になる。第一、石油化学コンビナートはとっくに日本では新設しなくなっている。従ってホワイトカラー事務員もいらない。
しかし、なんとか企業に入社して今50前のところで、「ホワイトカラーの市場価値はない」と喚く財界を代弁するConの声とともに早期退職の圧力及び年金額の激減に直面。
この世代で子供がいると大変である。消費社会漬けでネイルやらエステやらの「専門学校」に行く場合はとくに危険。大学の学費より高い「授業料」を徴収、ないし高利のローン、それでいて、資格はあれども生計は立たない。結局80歳の祖父母の年金に息子と孫が依存する、というパターンが激増。しかしこのモデルはどう考えても「持続不可能」である。
昨年末と比較して確認して貰えば一目瞭然なんやけど、ずっと地震が全く起こらなかった佐渡北方沖の空白域が正月の能登半島地震をトリガーとして活動活発化してるのねん。
めっちゃアクチベートされてるよ。
専門家含め誰もゆわへん。
推定M7.8ね。
再稼働後にデカいの来たら、世界最大原発が海中に没し、破局事故になるね。
長岡平野西縁断層帯(推定M8.2)も不穏だし、柏崎刈羽原発はすげえハイリスクなんちゃうの。起きたら福島より最悪。
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_kaiko/k19_sadohoppouoki/
#地平社
…などといいながら、昨日届いた「地平」をパラパラ読んでいたが、よいわー、この雑誌。広告がほぼない。字で詰まっている。
とりあえずこれはー、と思った記事は後ろの方の「ルポ司法崩壊 第一回 原発訴訟に見る最高裁の堕落」。最高裁判所判事たちのキャリアや親族が大型弁護士事務所を介して官僚や電力会社とつながっていて、どうもそのことが福島原発の損害賠償訴訟の結果に大きく影響している、という内容で、詳細な人物相関図があるのだが、ちと衝撃的であった。司法がここまで腐ってどーすんの、という。
なお、雑誌も新聞も後ろの方から読む奇癖が私にはあるのでまだほとんど読んでいないのにいきなりヒットであった。
いつもマストドンで参考にしていて、「地平」を購読するきっかけになった三宅さん、その記事は、「米国中心の『リベラルな国際秩序』」の広汎な見取り図。20世紀から今に至る現代史の事実の数々が示すその欺瞞がついにここにきて破綻、ということで、世界の多くの人が感じていることを歴史的な文脈にしっかり位置づけてくれる。理論武装ならぬ事実武装するうえで頼りになる教科書である。
先週6月5日に創刊された「地平」、初版1万2千部だったが、ネットで即日売り切れ、3千部増刷を決定するも、それでも足りない、ということで今日3刷り5千を決めたそうだ。
確かに新雑誌創刊の際はご祝儀で一定売れるのが通例とされているが、総合論壇誌でいきなり2万というのはやはり異例である。これでは「中央公論」、「世界」を上回るのではないか?
いずれにせよ、現在「政治」、「社会」、「思想」を語る言語があまりに貧困になる一方、現実世界は崩落に向かって滑り落ちている。権力に直接・間接にコントロールされた「言葉」に飽き足りない人が、かなりいる、ということだろう。
オルタナティヴ言語の拠点としての「地平」の試み、私はこれからも協力していきたいと思っています。
何と言っても、この状況で出版社、しかも月刊総合雑誌を運営ししていくのは並大抵のことではない。
しかし、日本でも欧州でも米国でも、そして中東でも「世界」は大きな転換点を迎えつつあるようだ。
殆ど、というか、まんま、
流れ星銀牙の赤兜の世界、、、
全国から漢達が秋田に結集しないか、、
都市部は暑い日に外出るだけで女性の心筋梗塞死亡は2倍。
現実は大多数の方はコロナ感染既往だから、死亡リスクは掛け算で5から10倍。
マジで。
日本は報道かすりもしないけど、今年はインドはこの知見のリスクをかなり大々的に。
都市部の女性は若い方含めて暑い日に外出たらかなり死にます。
実際救急搬送えらいことになってるけど。
知ってるのと知らないのでは生存リスクが変わるでしょうから。
複数回コロナ既感染の人は猛暑日に外出ない方がええです。そうアドバイスしてる。
https://newsroom.heart.org/news/risk-of-fatal-heart-attack-may-double-in-heat-wave-high-fine-particulate-pollution-days
どうも、今回の都知事選、自民党は独自候補を諦め、正式に小池支持に回るようだ。
自民が独自候補をたてても、通る可能性はないし、小池の方もそれなりにある自民票は欲しい、ということだろう。
ある意味、小池の方も、非「自民」の振りをしていられる程余裕がなくなっている、ということ。
連合も事実上小池支持を表明しているが、小池自身はまだ出馬表明していない。
これは出馬要請を「やらせ」で行わせ、ぎりぎりまで「期待」を持たして出馬表明した、石原慎太郎の初回当選と同じ手法である。
ところで、国民民主幹事長は、蓮舫が共産党の支援を受けることをもって蓮舫のことを「立憲共産党」と揶揄しているが、「戦争のお準備」の玉木といい、国民民主の連中はどうしてこう「下品」なのか?(ま、立憲主流派の野田・岡田なども本音では国民に歩を合わせたいだろうが)
いずれにせよ、これで蓮舫は離党した上で反「小池=自民」の旗をすっきりと挙げられるわけで、無党派が自民党支持の倍ある東京都では、むしろ有利になったかもしれない。
小池に公明・維新までのれば、これは、完全に杉並区長選の再現となる。
最大の争点はエスカレートする生活苦、になるだろう。
投票率は前回55%、60%まであがれば、蓮舫勝利の可能性は十二分にある。
J.F.ダレスは、サンフランシスコ講和条約の責任者でもある。
1952年のグァテマラ、53年のイラン・モザデク両政権をCIA長官であった弟のA.ダレスとともにクーデタ―で転覆することに成功。
また植民地独立を掲げるベトナム側に対して劣勢になった仏を軍事援助、仏撤退後、米軍直接介入の道を開きます。
そして、キューバ革命が起こるとこれまた弟のアレンとともに「ピッグス湾侵攻」を計画。これはケネディ政権によって実行されるが、ものの見事に失敗。
ちなみにゲバラは1952年のグァテマラのクーデターの際、当地に医師として滞在していた。民主的に選出された政権を米国が転覆するのを目の当たりにしてゲバラはラテンアメリカでは「革命」しかない、と判断、メキシコでカストロに合流した。
またダレスは、日本とソ連の国交回復にあたり、国後・択捉を「日本の領土として要求すること」を事実上「強制」。つまり、日ソの間に「領土紛争」を設定したのである。
この際、ダレスはこの要求を吞まなければ、「沖縄を米国領とする」と脅迫。当時沖縄は米国の「委任統治」とされていたため、国際法的には可能だった。
逆にソ連側は歯舞、色丹は北海道領と見做して「返還」する用意があった。
まさに現在まで繋がる対米従属の基礎を築いた男である。
関東大震災時朝鮮人虐殺は、知らなかったというワケではないけど、その規模は、この数年で、それ以前に考えていたものより途轍もなく大きかった事を理解したところはある。
驚愕した。
関東大震災時中国人虐殺なんかは、数年前まで「誤殺」と理解していた。
フィールドワークや書籍を元に現地を行ってみると、横浜なんかはそんな痕跡は一切と言って良いほどない。
虐殺だけではない。
横浜が火の海になっていた事も、警察がまったく機能しなかった事も、ふ頭の倉庫群では市民による大規模な略奪が行われた事も、その略奪に警官もいた事も、根岸の丘に労働運動等にも関与していた民族派右翼による解放区みたいなものが瞬間的なものではあるが出来た事も、一切知らなかった。
なので、勿論全く知らない可能性は高くないと思うが、非常に過小評価されているのではないかとは思う。
52年前の今日生誕。
昨年亡くなった母に深く感謝。
フルートとハープのためのコンチェルト。
幸せになる作品筆頭。
この時代、フルートは木管で、フラウトトラヴェルソとゆって、素敵な楽器。有田さん、その古楽器の名手。
現代オケでフルートの配置は現代フルートは金属なのに木管楽器パートにいるのはそんな感じ。
QT: https://fedibird.com/@knappertsbuch/112585685785200185 [参照]
ガウス、音楽好きやったしね。
QT: https://fedibird.com/@knappertsbuch/112580845446065881 [参照]
『ルポ 低賃金』(東海林智)を読んでいたら、第7章で扱われているのは「非正規公務員」でした。
集会「非正規公務員を政治課題に」を議員会館で行った、当事者の団体である「非正規公務員voices」の話から始まります。
「非正規公務員を政治課題に」という呼びかけ、本当にそうだと思います。
お金を節約するという観点というからでしか物事を考えず、
暮らしていけないようなお給料で雇ったうえ、必要がなくなったとか無期転換はできないとか、理由にならない理由で簡単に首切りをする。
それが本当に役所のすることでしょうか。
この章の最後は、新自由主義でボロボロになった「公共」を取り戻す動きが世界的に始まっていること、日本でも杉並区のように、「公共の再生」を掲げた首長が登場しはじめたこと、そして、当事者である「非正規公務員」自身も声をあげ始めたことを挙げ、
「そこに、この社会が公共を取り戻していく希望を見る」という文で終わっています。
東京都も、「公共を取り戻す」方向へ歩みはじめるべきではないでしょうか。
さまざまな市民が、共に生きていける、公正な社会に。
都知事選がそのきっかけになることを願います。
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
love classical music, trout fishing and nature.
Never War.