ゴッドファーザーの最後で粛清しまくるシーンが印象的に描かれているが、端的にあれなのかと思う。第二作で兄弟すら暗殺したが、現にプリゴジン殺されたし。
バイアスが自分にあるとは承知の上で、
ほんまかー、ほんまかー?、ほんまかー⁉️
と50回くらい心の中で、、、
ネオ・プラトニズムと言うと、プロティノスが代表的な思想家とされるが、古代キリスト教最大の教父アウグスティヌズも元来ネオ・プラトニストだった。
中世のスコラ哲学では、アラビア語から重訳されたアリストテレスの論理学が中心になる。
ネオ・プラトニズム復興は、ルネサンスのイタリア、特にフィンレツェにおいて盛んになる。ボッティテェリなどフィレンツェ派の絵画は、ネオプラトニズムの寓意としても解読できる。私は高校時代、林達夫と高階秀爾の本でこのことを知った。
同時にルネサンス期には古典ギリシア語から直接プラトンやアリストテレスを「読もう」とする試みが始まる。これが近代文献学第一期。つまりルネサンスは論理学ではなく、文献学の時代。
元来カトリック公認のラテン語の「ウルガータ」(聖ヒエロニムス訳)ではなく、古典ギリシア語から「新約聖書」をドイツ語、フランス語、英語、チェコ語などに翻訳しようとする試みが始まる。当時は聖書の翻訳は「死刑」によって禁止されていた。
各国語への聖書の翻訳と文法書の出現が、「国家語」へと繋がっていく。
ところで、「無限」に関してもプラトンとアリステレスは立場を異にする。通常、プラトンに近いと見られるカントは「無限」に関してはむしろ、アリストテレスに近いのである。
コロナ後遺症の病態について。
凝固異常、血栓形成亢進、補体系活性化、血管内皮障害。
ワクチン接種後の副作用も同様。
https://www.cell.com/trends/endocrinology-metabolism/fulltext/S1043-2760(23)00055-3
とは言え、プラトンにしても、元来はすべて対話篇といわれているように、すべて弟子達が耳で「記憶」していたものであるから、人の「記憶力」というのは大したものである。
また古典ギリシア語は、造語や言葉遊びなどにとりわけ適した言語であり、ハイデガーがやたらと有難がったのも一理ある。
ただし、「古典ギリシア語とドイツ語だけが哲学するに値する」という主張は凡庸なナショナリストであるハイデガーの「妄想」に過ぎない。
またプラトンの哲学のモデルが「数学」であり、アリストテレスのそれが「生物学」であるとして、後者の「生物」の定義が「自己の複製」という点で分子生物学に近い、ことなどは学生にも理解し易い。
次は、やはり岩波文庫で翻訳があるルクレティウスやキケロ、セネカなどのストア派である。これは倫理学的な短いものが多いので、少し解説をすれば読める。ただし、ここで前期、中期、後期ストアの区別とネオ・プラトニズムの解説をする。
実は高校倫理ではストア派の名前は覚えるが、ネオ・プラトニズムは教えない。しかし日本には田中美知太郎訳のプロティノス「全集」がある。こんな東洋の国は珍しいのでは?
また、政治思想上のキケロの位置、国際私法としてのローマ法などの話をするので、どうしても「古代」が長くなるのである。
大学で担当している講義は「社会思想史」とは言いながら、プラトン、アリストレス、前期ストア、中期ストア、後期ストア、と妙に「古代」の部分が分厚かったり、17世紀科学革命と20世紀科学革命の関係(学生さんに眠らせずにするのはかなり工夫がいる)、世界システム論と新自由主義など、かなり「自由」にやらせてもらっている。
2月で講義が終わり、毎年「哲学・思想」に関心がある学生さんから、「今後の参考図書」について質問が来る。
これは実は悩ましい問題である。所謂「現代思想入門」の類は避けなければならず、かといってカント、ヘーゲル、フッサール以降の現象学は原書=翻訳といってもこれはいきなり学部生には無理である。
そこで、例年応えるのが、岩波文庫に入っているプラトンである。「パイドン」、「パイドロス」、「饗宴」は勿論、「国家」や「法律」も少し授業で解説しておけば、学生さんにも読める。
そこで、前期の「国家」と後期の「法律」や、あるいは、アリストテレスとプラトンの違い解説したりする。
アリストテレスは、その後の西欧哲学の基礎となっているとは言え、学生さんが一人で読み通すのは難しい。そもそもアリストテレスの著作の多くは講義の寄せ集め的な所があり、必ずしも統一性がとれていない部分もある。
こういう問題が起きてくるのは根本的な政策が間違っているからだと思う。
ボランティアの厚意・被災地の地理的状況・災害時の気候・自治体の規模や地方政府の能力などによって被災者の支援に大きな差が出たり復興のスピードに違いが出る事自体が間違っている。
やはり中央政府管轄のアメリカのFEMAに相当するような24時間365日災害対策を徹底的に専門にやる機関があるべきだと思う。
政府の無責任さに本当に腹が立つ。
被災して生活の術を失っている人達への具体的早急な救済を災害対策の専門家でもない地域自治体に丸投げして被災した人たちの自助とボランティアの共助によってギリギリのところで生活を維持しているのは本当におかしい。
石川 輪島 避難所の炊き出し ボランティア減少で住民の負担増 | NHK | 令和6年能登半島地震
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240225/k10014370301000.html
本当に、なんで被災者が被災者の飯の世話しなくちゃなんないんだ?しかも作ってるのほとんど女性だよね?
石川 輪島 避難所の炊き出し ボランティア減少で住民の負担増 | NHK | 令和6年能登半島地震 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240225/k10014370301000.html
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
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Never War.