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『浮遊霊ブラジル』津村記久子 (文藝春秋)

読了。いや〜〜〜〜〜おもしろかった〜〜〜〜〜〜!!! そしてよかった。1時間でいいから津村記久子になりたい。

『婚礼、葬礼、その他』津村記久子 (文藝春秋)

読了。津村記久子の短編は起承転結の「結」がない、というものがよくあって、私はそれがすごく好き。なかなかできることではないとも思う。

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『婚礼、葬礼、その他』津村記久子 (文藝春秋)

んも〜〜〜出だしからニヤニヤしてしまう。

『サキ傑作選』サキ 大津栄一郎 訳 (ハルキ文庫)

これぞショートショート!!! とにんまりしたくなるような小気味よい超短編集でありばつぐんに面白いのだが、婦人参政権を揶揄しまくることに大変イラついてしまい健康に良くないので読むのを中断します。物語はとてもうまいと思う。

『危険な「美学」』津上英輔 (インターナショナル新書)

読了。

『もう死んでいる十二人の女たちと』パク・ソルメ 斎藤真理子 訳 (白水社)

光州事件、福島の原発事故、フェミサイド、を見つめ続け、それを大きな「社会問題」としてではなく、個として対峙し、がっぷりと組み合うというよりは常に意識しながら共に生きていくような距離感を感じた。すごい作品集だった。

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『もう死んでいる十二人の女たちと』パク・ソルメ 斎藤真理子 訳 (白水社)

読了。ほんとびっくりするほど読んでいて睡魔がすごかった。一ページ読んでダウンとか普通にあった。つまらないからなのか、というとそうではなくて、読んでいて「すごい、すごい、」ととても思うんだよね。読みたいの。でも読めない。

訳者による解説が「かなり変わってい」る、と述べているように、文章そのものがかなり……故意に破綻させている感じがある。「前衛的」「独創的」「難解」と評されているらしくて安心してしまった。私はこういうのが得意じゃないので、だから寝まくっていたんだな……。いしいしんじの作品のいくつかを挫折したことを思い出す。
著者の言葉として「文章を書いていて整っているなと思ったとき『これは本当に自分がやろうとしていたことかな?』と自問して、少し違う方向に進めることはある。でも逆に、整った方向へ行きたいときもある。体が必要な食べものを自然と欲するように、食べものを選ぶみたいに書いていこうと思います」というスタンスが紹介されていた。斎藤真理子は「意図的にぎこちなさを残した、容易に理解されることから身をかわすような文章の個性」と表現していて、これもまたすごくて唸った。

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『うつくしい人』西加奈子 (幻冬舎文庫)

読了

『もう死んでいる十二人の女たちと』パク・ソルメ 斎藤真理子 訳 (白水社)

すごい。

『まにまに』西加奈子 (角川文庫)

読了。
「本のこと」の章がおもしろかったな。確かにこれは出てくる本たちを読みたくなる……。

『きりこについて』西加奈子 (角川文庫)

読了。

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『きりこについて』西加奈子 (角川文庫)

『つながる読書 ─10代に推したいこの一冊』小池 陽慈 編 (ちくまプリマー新書)

読了。

『まだまだという言葉』クォン・ヨソン 著、斎藤真理子 訳 (河出書房新社)

読了。素晴らしかった。他の作品も読みたい。

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『まだまだという言葉』クォン・ヨソン 著、斎藤真理子 訳 (河出書房新社)

すごい短編集だ…………ひりひりする。

『ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス』著 ミヒャエル・エンデ,ヴィーラント・フロイント 訳 木本栄 絵 junaida

基本は冒険譚ですが、“おそれ知らず” とは果たして “勇気” か、ということにしっかり向き合った作品です。主人公二人は少年と成人男性なのですが、それぞれ己のことを反省するきっかけがお互いを案じる心だというところに思わずうるっときてしまった。トキシック・マスキュリニティからやわらかく解き放たれている、弱さのある成人男性が描かれていると感じました。賢く勇敢で髪の毛の先までお姫様な、「女王さまが当たり前でない時代に」王位継承権を持つ「お姫様」も出てくるよ。王様が「メランコリー」と呼ばれる気鬱なんだけど、その症状を馬鹿にしないところもよかった。

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『ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス』著 ミヒャエル・エンデ,ヴィーラント・フロイント 訳 木本栄 絵 junaida

読了。『はてしない物語』が読みたいな~と図書館の本棚を探したら貸し出し中だったようで(まさか置いてないということはあるまい……と信じているが……)、あら残念、と思っていたら見慣れないタイトルを見つけました。著者名がエンデ以外にもあるのどういうこっちゃろうと首を傾げながらも読み終わり、訳者あとがきでどういうことか知ります。エンデの未完の物語を「十歳のときに『はてしない物語』を夢中になって読んで以来、その読書体験が人生の指針となり、やがて自らも児童文学作家への道を進んだ」ヴィーラント・フロイントが完成させた物語なのだそう。エンデが全編書いた作品だと思って読んでましたが、それを知って振り返っても、エンデへの敬意と愛があふれる話運びであり、“物語” の力を強く信じているのだな、と思える作品でした。よかったです。

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『ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス』著 ミヒャエル・エンデ,ヴィーラント・フロイント 訳 木本栄 絵 junaida

面白い〜まだ途中だけどうるっときてしまった。

『プラスチックの祈り(上)(下)』白石一文 (朝日文庫)

読了。うーん…………構造としては面白いけど、「面白く」は読めませんでした。

『リトル・バイ・リトル』島本理生 (角川文庫)

読了

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