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茅野イリス さんがブースト

ことばを しらなかった
こどもの ころのほうが
かきたいことや かくべきことが
ゆたかな くらしだった
そんなふうに おもえて

栗本薫がグイン・サーガを書き始めたのはまだ20代のうちで、人生経験豊富とは言い難い。にもかかわらず、栗本作品では、描かれる世界に違和感を抱くことが、まずなかった。プロとアマの違い、と言ってしまえばそれまでだけど、なぜそれがプロにはできるのかをずっと考えてる。編集や校閲の存在を除外すれば、おそらく、書物や映像作品を通して得た知識と理解を、内面に再構築した世界へと、きわめて高い整合性ときめ細かな解像度でもって展開できるからなのだろうな。私には無理 :civrist:

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私も含めて文章を書くことで食べている人間は、そういう事態の姑息な回避には長けている、と思う。最上なのは自分の理解が十全なことのみを書くことだけど、小説などの創作ではそういうわけにもいかない。作者本人が下調べを十分にした上で、商業作家であれば編集者や校閲者のチェックを受けることができるけど、ここではそういう話をしたいわけではない。

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例えば、極端な例で言うと、歴史のある王国で確固とした貴族制度もあるのに、無名の庶民が簡単に王に謁見できて、王と対等に話をしてしまうとか。王が気さくな人柄とか、そういう次元の話ではない。王制や階層社会というのはそういうんじゃないよね。ほかには、学生が書いた社会人や会社の風景には違和感が出まくるとか、貴族や富裕層のごちそうのはずなのに庶民の食事と大差ないとか。想像力だけで書くと、作者の想像が及ばないところは破綻しまくってしまう。

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なろうとかカクヨムとかの投稿型Web小説サイトの小説を読んでいると、時折、これは作者がよく理解できてないんだろうな、とか、勘違いしてしまってるんだろうな、というのが感じられていたたまれない気持ちになることがある。書いてる本人は気づいてないのだろうし、指摘するのも無粋なので、そっとページを閉じて忘れることにしている。

茅野イリス さんがブースト

売り手の戦略に振り回されて、早すぎるお歳暮が百貨店などから直接送られ、エコを理由に簡易包装で情緒なく届く昨今。風呂敷の出番はほとんどありません。

もともとはこの時期に「歳暮回り」と言って、直接お宅を訪れてご挨拶するときの手土産だったお歳暮。紙袋でポンと手渡すのではなく、中身に合った風呂敷に包むのが礼儀。
本来の意味を知り、丁寧なごあいさつを心掛けたいものです。

furoshikiyan.tumblr.com/post/7

茅野イリス さんがブースト

【 お歳暮 】

お歳暮商戦も一段落。いよいよ年の瀬です。

この「お歳暮」、始まりは室町時代。江戸の頃には、武家社会では目上の人に、商人は半年分の売掛精算の際に、年の瀬のご挨拶として贈答をするようになったのが、神様や先祖に捧げるお供え物、正月料理や酒宴の肴と結びついて習慣化。

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よむとは じぶんに かくこと
かくとは じぶんを よむこと

『精密への果てなき道 シリンダーからナノメートルEUVチップへ』
サイモン・ウィンチェスター著、梶山あゆみ訳、早川書房 2019年8月発行

現代社会に精密さは欠かせない。にもかかわらず現代人は「精密」の意味を十分に理解しているだろうか。主に工学の分野で「精密さ」がいかに作られ(ほんの数百年前!)、進化してきたかをたどる技術史の本。終章では日本のセイコーや伝統工芸が紹介される。

たしかHONZで成毛さんが紹介されてたのを見て買ったんだったと思う。最近、ネットで「人類史上、最も精密な装置」といわれるEUV(半導体露光装置)の動画を見かけて、この本を思い出した。

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いのちの うむに かんけいなく
いろんな ものに はなしかけてきたわ
ぜったいに つたわらないって おもえないの

『生成AIパスポート公式テキスト』
生成AI活用普及協会(GUGA)著

「ディープラーニングG検定」とは別のAI系資格試験。こっちも来年受けてみようと思う。技術的な側面よりも、著作権やプライバシー、セキュリティ、ガイドラインなどが重視されているので、おそらく社内の運用担当者あたりをターゲットにしてるのではないかと。少なくとも転職の役には立ちそうにないね。どんな人が受けるんだろう??

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ChatGPT o1モデルで生成された小説。すごい。モデルが、というよりも、工夫されたプロンプトの構造がすごいのだろう。私もそれなりに小説を生成させてきたけど、この作品の足元にも及ばない。

オレンジ色の匣が眠る海辺で|IT navi
note.com/it_navi/n/n622a4b3868

おそらく成人後はじめて、インフルエンザの予防接種に行ってきた。コロナの後にインフル罹ったら致命傷になりかねない。体感的には後遺症がなくても、免疫系はボロボロのはずだから。

>命が亡くなる前に、意欲が無くなる。「老後の楽しみ」の本は、きっと読まない。「今度の連休に」「冬休みに」「夏休みに」取っておいた本を、読んだか?
x.com/Dain_sugohon/status/1869

そう。きっと読めない。最近は新書1冊すらきつい。でも書棚に本がある安心感。いつか読む日のために。

というかそろそろ後期高齢者の父が、相変わらず分厚い本を読みまくり、図書館にしょっちゅう通って片っ端から読破しているのを見てると、人によるのだなーと思う。今年だけでトマス・ピンチョンと司馬遼太郎の全集をほとんど読破した、とか言ってた。

茅野イリス さんがブースト

マルク・レビンソン『コンテナ物語』読了。
とても面白かった。
この本によると、1956年、アメリカのトラック運送業者によってコンテナの海上輸送がなされ、これがコンテナ輸送の始まりなのだそうです。ずいぶん最近だ。ということは、二次大戦の時は人の手で荷物の積み下ろしをしてたのか。
コンテナ自体はただの箱なので特に技術革新があるわけではないのですが、コンテナ輸送というシステムは世界を作り変えてしまったわけで、その経緯がありありと描き出されています。統一規格を決めるのも大変。
世界の仕組みのパラダイムシフト。
もうとにかく、この本では、産業保護のための規制と、労働組合の抵抗がすごかったです。
“コンテナ輸送は新しい経済を作ったが、古い経済を破壊した”わけです。

茅野イリス さんがブースト

めを ひらくこと でしか
さがせない もの がある
めを とじること でしか
さがせない もの もある

「魔界水滸伝」は映像化されても見る勇気がない :blobcatfearful:

茅野イリス さんがブースト

ドラマ「全領域異常解決室」完走してしまった。

こういう和風ファンタジーをドラマでやるようになったんだなという感慨。

「魔界水滸伝」やってくれ。

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