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『中学生のみんなの歌260』
明治図書 1990年発行

古書で見かけて衝動的にゲット。懐かしい。私が中学生の時に使ってたのよりもちょっと新しい版。この本でコードネームを覚えたなあ。掲載されている歌はほとんど変わらない、と思ったけど「まんが日本昔ばなし」の主題歌は当時は載ってなかった気がする。

『詳説 用語&資料集 理科 2700』
受験研究社 2022年1月発行

受験参考書の類いは内容が異様に充実しているのに安い。驚くほど安い。この本もフルカラー350ページで1200円ちょっと。そして昔習った義務教育の内容をアップデートできる。パラパラと眺めているだけで楽しい。今はスペースデブリとかカーボンナノチューブとかも中学で習うんだなあ。

『グイン・サーガ 3 ノスフェラスの戦い』
栗本薫著、ハヤカワ文庫 1980年3月発行

グインはセム族の部族を結集し、ノスフェラスそのものを武器にモンゴール軍へと反撃を加える。表紙はキタイの魔道師カル・モルとセム族たち。そしてカル・モルによって語られる、ノスフェラスの中心地たる《死の谷》グル・ヌー。星船の墜落から数千年を経ても致死量を遙かに上回る放射線を出し続ける殺傷石。その戦略的重要性に気づいたモンゴール金蠍宮。中原のみならず世界に覇をとなえるモンゴールの野望が人びとの運命を狂わせていく。

あまりに暑いので、昔訪れた車山高原の写真を見返している。

『図説 科学史入門』
橋本毅彦著、ちくま新書 2016年11月発行

7つの科学分野における歴史を、当時の図版を解説しながら概観する本。これ1冊でひととおり見わたせるのは良いのだけど、いかんせん図が少なく、やや中途半端な印象を受けた。新書1冊に盛りこもうとすると、このあたりが限界なのかも。それはともかく、科学史をひもとくと、ごく最近(ほんの100~数百年前)まで、現代ではあたりまえの知識や概念が存在しなかったことに驚く。科学者ですら100年ちょっと前だと原子の存在を信じないとか。これだけ急激に知の体系が変化し、直観とはまるで異なる事実が積み重なると、科学と相容れない人が一定数出てしまうのも仕方ないのかも、と思ってしまう。

『バッタを倒すぜアフリカで』
前野ウルド浩太郎著、光文社新書 2024年4月発行

『バッタを倒しにアフリカへ』の続編。タイトルが似ているので、これが新刊かどうか買う時に一瞬迷ってしまった。600ページを超えるボリューム。まだ前書きしか読んでないけど、パラパラと見たところ写真はすべてカラーだった。よく1500円で出せたなあ。お盆休みあたりにのんびり読むことにします。

『超芸術トマソン』
赤瀬川源平著、ちくま文庫 1987年12月発行

なぜこの本を買ったのか思い出せないけど、帰りの電車内でうっかり読んでしまい爆笑を抑えるのに必死だったのは覚えている。当時も、そして今も、街には超芸術トマソンがひっそりと存在している。ありふれた存在のようで、探そうとするとなかなか見つからない。偶然見つけると嬉しくなる。1980年代に見出されてから40年以上たった今も、ツイッターにはトマソンの話題が流れ続けている。

『人類を変えた7つの発明史』
Rootport著、KADOKAWA 2024年6月発行

火/文字/活版印刷/科学/鉄道/コンピューター/インターネット。これら7つの技術革新によって人びとや社会がどのように変わったかを見ることで、AIが世界をどう変えていくかを考える。『会計が動かす世界の歴史』を読んだ時にも思ったけど、Rootportさん、小説を書いたり漫画の原作をやってる人だから、こういうノンフィクションも抜群に面白い。

『Rustで作るプログラミング言語~コンパイラ/インタプリタの基礎からプログラミング言語の新潮流まで~』
佐久田昌博著、技術評論社 2024年6月発行

オリジナルのプログラミング言語を作ってみたい、って誰しも一度くらい考えるじゃないですか。CやJavaやC++で言語を実装する本はすでにあるけど、今さらCやJavaやるのもね、と思ってたところに、こんな本が出てたので買ってきた。Rustにも興味あったので、ついでに勉強してみようと。

『世界文化小史』
H.G.ウェルズ著、角川文庫 1971年3月発行

この「小史」も「世界文化史大系」も国会図書館デジタルコレクションで複数の翻訳がタダで読めるのだけど、やはり手元に置いておきたいということで。ただしもう絶版になってるので古書で入手。宇宙の誕生から現代までの通史をビッグヒストリーとしてまとめた本が今も毎年のように出版されているのは、それだけ人気が高いジャンルなのだろう。原著は1922年発行で、大著「世界文化史大系」の後に書かれたのだけど、ダイジェスト版というわけではなく、より一般の人が一気に通して、興味を持って読めるように書かれている(とウェルズも前書きに記している)。ただ1970年代の文庫本なので活字が細かいのよね。もっとゆったりしたハードカバーで読みたいから、どこかが新装版とか出さないかなと思ってるけど、さすがに無理だろうなー。

今年は夏のアイスコーヒーとしてCOSTA COFFEEを常備することにした。スジャータやセブンのパックコーヒーはコーヒーの味がしっかりして良かったのだけど、ちょっと濃すぎた上に甘すぎた。COSTA COFFEEは適度な濃さと控えめな甘さでちょうどよい(家族には「薄すぎる」と言われた)。

濃縮タイプもあったので買ってみたけど、「6倍希釈」どころか10倍でも濃すぎた。かさばるけどパックの方がよさそう。

『神秘学概論』
ルドルフ・シュタイナー著、高橋巌訳、ちくま学芸文庫 1998年1月発行

ずいぶん前に買った後まだ読んでなかった。神秘学については体系的に知っているわけではないので、教養として読んでおこう、と思って買ったような気がする。人智学ではなく神秘学を手に取ったのは、当時はグルジェフの影響下にあったからかもしれない。科学的なパラダイムが圧倒的に支配する現代こそ、こういうのを読む意味がある気がする。

『アーサー王物語』
ジェイムズ・ノウルズ著、金原瑞人編訳、偕成社文庫 2000年7月発行

子どもの頃に読んだことがなく、教養としてひととおり知っておきたいということで、子ども向きと思われるこの本を手に取った(よく見ると「子どもとおとなのための」と書いてあった)。なるほど、古典だなあ。いろんな元ネタがここにある。「ペンドラゴン」もここからきていたのか。

『グイン・サーガ 2 豹頭の仮面』
栗本薫著、ハヤカワ文庫 1979年10月発行

スタフォロス砦を脱出し、ケス河を越えてノスフェラスへ足を踏み入れるグイン一行とヴァラキアのイシュトヴァーン。それをアムネリス皇女率いる一万五千のモンゴール軍が追う。敵方の魔道士が登場するものの占い師と大差ない。と思ってたら、アムネリスは「占術師」とも呼んでいるのね。架空の世界にもかかわらず、神話と大自然の圧倒的な存在感が迫ってくる。

『グイン・サーガ 1 豹頭の仮面』
栗本薫著、ハヤカワ文庫 1983年1月改訂版発行

もう一度グイン・サーガを通して読みたいと思う。50巻くらいまでは何度も読んでるけど、それ以降は1~2回しか読んでなかった気がする。ともあれ最初から読んでみる。1巻は実に正統派ヒロイックファンタジー。剣と魔法の世界。ただし魔法(魔道)は物語のバックボーンとして大切な役割はあるものの、まだ前面には出てこない。それにしても、日頃ネット小説やラノベに浸っていると、この硬派な世界観と文章に圧倒される。刊行から45年を経て少しも古びていない。

昨日は久しぶりに横浜市歴史博物館に行って、企画展「サムライ Meets ペリー With 黒船」を見てきた。とても貴重な資料が並んでいたのに、目が悪すぎて解説や書類などはほとんど読むことができなかった。まあ、いつものことですね。

メリーガーデン、メリーパークの向かいというか、ケーヨーデイツーの向かいね。ストリートビューで見ると去年3月の時点でまだ地鎮祭か何かやってる段階。

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何気なくGoogleマップを見ていて、ふとこれが目にとまって「メリーパークなくなっちゃったの!?」とびっくりしたが、リニューアルして無印が入るらしい。
muji.com/jp/ja/shop/046315/art

なお、向かいには複合商業施設「Merry Garden」ができたらしい。

メリーガーデン merrygarden-chino.jp/

今日の昼間、なんかリビングのエアコンにスマホから接続できないな、と思っていたら、メンテナンスの影響だった。どこかが壊れたかと思って焦った。

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