新しいものを表示

"「私は、ひとりだ。名もなければ、財もない。無からはじめることなのだ。無に帰しても、悔やみはしない。自分の命を、使いたいように使うだけだ。嗤ってくれてもいい。私ひとりの夢だ。私の夢を押し潰すことは、誰にもできはしない」"
――北方謙三『三国志 天狼の星』

”Xユーザーの日本経済新聞 電子版(日経電子版)さん: 「LinkedInやTikTokなど世界で使われている主要SNSの10アプリ。 nikkei.com/telling/DGXZTS00009

米大学がユーザーの経済状況や社会生活などの満足度を調べると、サービスごとの違いが浮き彫りになりました。 "
twitter.com/nikkei/status/1762

これ、Fediverseを入れるとどうなるんだろうなあ。

"著名なカストラートであるカッファレッリが不倫したケースでも、やはり浮気相手の夫から殺し屋を差し向けられている。ちなみにこのケースでは、不倫相手自身も殺し屋を4人雇ってカッファレッリの守護にあたらせたため、事なきを得た。"
――グレゴリウス山田『十三世紀のハローワーク』

※ちなみにカストラートは去勢歌手のこと

"かれらは自分たちがどれほどひどい理不尽なことを要求されているのかを十分に理解せず、また、現実に何が起こっているのかに気づくほど社会の出来事に強い関心を持ってもいないからだ。理解力を欠いていることによって、かれらは正気でいられる。"
――ジョージ・オーウェル『一九八四年』

"天才の発明は
百年後に常識になるが、
バカの発言は
千年後も謎のまま輝く。"
――ワタナベアニ『ロバート・ツルッパゲとの対話』

ロザムンド・ピルチャー著、中村妙子訳『ロザムンドおばさんの贈り物』

日常の中の、どこか心に残るお話を集めた、優しい気持ちになれる短編集。ピルチャーの小説はこれを含めて3冊が手元にある。1924年生まれ(今年が生誕100年なのね)の著者は、私がこの本と出会った頃には存命中だったけど、2019年に亡くなったとWikipediaで知った。

ブラン城の近くにあった雑貨屋さん?がとても魅力的に見える。

スレッドを表示

ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』を読んでいるところなので、ドラキュラ城のモデルとなったブラン城をストリートビューで訪ねてみる。意外と平城というか、峻険な山に囲まれた陸の孤島、みたいな場所ではないのね。

子どもの頃から何度読み返したかしれない『若草物語』、数年おきに読み返してしまう『吸血鬼ハンターD』、急な出張先で読みたくなって現地の本屋で2冊目か3冊目を買った思い出がある『伊集院大介の私生活』とかあるけど、1冊だけ選ぶとすれば『知的生活の方法』かなあ(上下分冊だけど)。学生時代以来、何度繰り返し読んだかしれない。ボロボロになってしまって買い直した本は、さすがにこれを含めて10冊もない。

ChatGPTでファンタジー世界の架空言語を生成してみる。楽しい。

レディ・フォーテスキュー著、尾島恵子訳『プロヴァンスの青い空と海』

夫婦で南仏プロヴァンスにやってきた英国女性による、プロヴァンスでの暮らしを綴ったエッセイ。ほぼ100年前、日本だと昭和初期のプロヴァンスを舞台に、おせっかいだけど人情の厚い人たちと触れ合い、トラブルにまみれ、時にカルチャーショックを受けながらも楽しく過ごしていく。本来の人間の暮らしというものは、こういうのかもしれないな、と感じる。高校生の頃に夢中で読んで、ずいぶん久しぶりに読み返してみた。

"プロヴァンス人はこうして人生を楽しいものにしてしまう。"

よく見たら1階に歯医者さんがあった。

もしかしてと思ってストリートビューで調べたら、少なくとも10年前からあったようだ。私が気づかなかっただけか……

スレッドを表示

"言葉は、賢者にとって計数機である。賢者は言葉を用いて計算しているにすぎない。ところが愚者は、言葉をむやみにありがたがる。"
――ホッブズ『リヴァイアサン』

カレーちゃん・からあげ著『面倒なことはChatGPTにやらせよう』

どこかで聞いたことがあるようなタイトルの、ChatGPTを使っているけど使いこなしたい人向け、ちょっと応用的な入門書の決定版。テキスト処理、画像処理からスライド資料作成、データのビジュアル化、データ分析、アプリ生成まで幅広く取り上げている。こんな使い方もできるのか、と感心。せっかく有償版のChatGPT Plusを契約してるのにあまり活用できてなかったので、こういう本は助かる。品薄になるほど人気があるのもわかる。

今井翔太著『生成AIで世界はこう変わる』

天下の東大松尾研の研究者による啓蒙書。生成AIの仕組みと技術、AIによる社会へのインパクト、創作とAIなどについて、バランス良くまとまってる。人間にとっては賢い蟻も低能な蟻も大差ないように、AI(ASI)にとってはアインシュタイン級の知能も凡人の知能も大差ない、というのは確かにねー。人の知性を圧倒的に超越した異質の人工知能から何が出てくるのか、一日でも早く目にしてみたい。その日は意外と遠くないかもしれない。

"人間の住むこの星に、正しく茹でたイギリスのジャガイモと優劣を競うほどのものが果たしてあるだろうか。(...)ジャガイモの茹で方は料理術中の秘宝で、誰にでも容易くできることではないからだ。"
――ギッシング『ヘンリー・ライクロフトの手記』

"「シュトルムのインメンゼーは私が読んだ最初のドイツの小説です。あすこにもエリザベートがでてきますが、それが私の知り合いになった最初のドイツの女性です」と言ったら、夫妻は興がり、エリザベートの方は「シュトルムは甘すぎます」と文学趣味の成熟しているところを見せた。"
――渡部昇一『ドイツ留学記』

※『みずうみ』の原題は'Immensee'(インメンゼー)

スレッドを表示

"「それはエーリカですわ。たびたび森で摘んだことのある花ですわ」
「僕はうちに一冊古い紙ばさみを持っていますが」と彼は言った。
「以前にはそれにいろんな歌や詩を書き付けたものでした。でも、もう長いことそんなこともしなくなりました。紙片のあいだにはエーリカもはさんでありますが、それも萎びています。あの花を僕にくれたのは誰でしたっけ?」"
――シュトルム『みずうみ』

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。