スメタナ:歌劇「リブシェ」
ベニャチコヴァー=カポヴァー(リブシェ:S.)他、プラハ国立劇場合唱団&管弦楽団、ズデニェク・コシュラー(Cond.)
生誕200年のスメタナの作品をもう少し聴き進めてみようと、これまで聴いてない舞台作品を聴いてみることに。「売られた花嫁」が序曲を中心に良く演奏されているが、この「リブシェ」をスメタナの代表作と考える人も多いとのこと。
舞台設定に「我が祖国」に登場する「ヴィシェフラド」が出て来て、実際にそちらに引用されたモチーフも含まれた作品。チェコの建国神話を取り上げた作品で、どうもスメタナは讃歌的な作品を書きたがる傾向が強かった様だ。序曲のファンファーレは単独に取り上げられることも多いこともあって、なかなか印象深い作品。
Xユーザーの日本モーリス・ラヴェル友の会さん: 「パリ9区マルティール通り40番地にある建物の壁にモーリス・ラヴェルに敬意を表する記念プレートが作曲家の誕生日の3月7日に設置されました。
https://www.radioclassique.fr/classique/recompenses/maurice-ravel-une-cinquieme-plaque-en-son-honneur-devoilee-a-paris/
この建物はモーリス・ラヴェルが1875年に生まれたシブールから1880年まで両親と一緒に住んでいた場所で、弟のエドゥアールも1878年にこのアパルトマンで生まれました。パリにはラヴェルが移り住んだ住所ごとに現在5つの記念プレートが掲示されています。
除幕式にはパリ9区長デルフィーヌ・ビュルクリ、ラヴェルの晩年を描いた小説『ラヴェル』の作家ジャン・エシェノーズ、そしてモーリス・ラヴェルの友の会会長マヌエル・コルネジョら100人以上が出席し、1914年の作品《カディッシュ》を聞きながら、プレートがお披露目されました。」 / X
https://twitter.com/AmisRavelJapon/status/1766255238665871533
今日はサミュエル・バーバーの誕生日。1910年生まれ。
「弦楽のためのアダージョ」ばかりが著名になってしまったけれど、個人的には「管弦楽のためのエッセイ」3曲が好きだったりする。あとヴァイオリン協奏曲とか。
今日はベルリオーズの命日。1869年没。享年65、但し60歳を迎えたところで断筆してしまったので1860年代前半で作品がストップしたことになる。
彼のオーケストレーションからスメタナやマーラーが影響を受けたとか、後年への影響は色々とあるんだけれど、ベートーヴェンが「第9」を初演してからわずか6年後の1830年に「幻想交響曲」が披露されているというのは、どう見ても「オーパーツ」なんだよなぁ。何だってあんな作品をこのタイミングで書けたんだか。
あー、今日はスメタナの生誕200年の誕生日だった。もう寝る時間だけど彼の作品を聴かずに終わってしまったなw。
おっとっと、差し替わってた。
>Xユーザーの日本モーリス・ラヴェル友の会さん: 「(中の人)先日、パリのオークションで、フランスの作曲家ジャック・イベール(1890-1962)の管弦楽曲《寄港地》のポケットスコア初版(アルフォンス・ルデュック社刊、1925年)で、ラヴェルの弟子の作曲家ロラン=マニュエル宛でイベールの献呈署名が入ったものを取得しました。
Jacques IBERT (1890-1962). Escales (Alphonse Leduc, 1925) ; in-8 broché (1er plat de la couv. détaché). Petite partition d orchestre, avec, sur la page de titre, envoi a.s. à Roland-Manuel : à Roland-Manuel avec la sincère affection de Jacques Ibert mcmxxv.
https://twitter.com/AmisRavelJapon/status/1763545388328624556」 / X
https://twitter.com/AmisRavelJapon/status/1763545388328624556 [参照]
マジか、こんなのがオークションに出て来たんだ。
>Xユーザーの日本モーリス・ラヴェル友の会さん: 「先日、パリのオークションで、フランスの作曲家ジャック・イベール(1890-1962)の管弦楽曲《寄港地》のポケットスコア初版(アルフォンス・ルデュック社刊、1925年)で、ラヴェルの弟子の作曲家ロラン=マニュエル宛でイベールの献呈署名が入ったものを取得しました。
Jacques IBERT (1890-1962). Escales (Alphonse Leduc, 1925) ; in-8 broché (1er plat de la couv. détaché). Petite partition d orchestre, avec, sur la page de titre, envoi a.s. à Roland-Manuel : à Roland-Manuel avec la sincère affection de Jacques Ibert mcmxxv.
https://twitter.com/AmisRavelJapon/status/1763544453435003309」 / X
https://twitter.com/AmisRavelJapon/status/1763544453435003309
今日はショパンの誕生日…として、本人や家族が手紙に書いたりしていた日。
但し、生地の洗礼記録では「2月22日」とあって、何故か本人たちが考えている誕生日より前の日付になっている。この日付が結構いい加減と考える研究者も多いとのこと。
また、本人は「1810年生まれ」と手紙に書いているが、妹は「1809年生まれ」と証言するなど一致しない部分もあって、誕生年月日を確定出来ていないのが現状。
本人の手紙に従えば生誕214年、妹の証言に従うと生誕215年ということになる。
そもそも「子供と魔法」をフランス語以外で演った上演自体珍しい。子供向けのオペラだから、各国語向けに翻訳が多く出ていても不思議ではないけれど。
この録音がデジタル化された気配はないけれど、どんなことになったのか、何処かで一度は聴いてみたい。
>Xユーザーの日本モーリス・ラヴェル友の会さん: 「ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、モスクワ放送交響楽団とのラヴェルの歌劇《子供と魔法》のLPレコード、ロシア語歌唱。ソ連の「国際図書公団」レーベル、1962年。エルネスト・ブール、エルネスト・アンセルメ、ロリン・マゼールに次ぐ同曲史上4番目の録音。当盤はウクライナのレコード店から… https://twitter.com/AmisRavelJapon/status/1762989997370810647」 / X
https://twitter.com/AmisRavelJapon/status/1762989997370810647
「ロジェストヴェンスキーが「雪解け」時代にラヴェルの《子供と魔法》に取り組んだ歴史について、20世紀芸術史がご専門の沼辺信一氏のこちらブログ記事が大変詳しく参考になります。 https://numabe.exblog.jp/22553428/」 / X
https://twitter.com/AmisRavelJapon/status/1762991899986866480
今日はロッシーニの誕生日。
1792年2月29日生まれ。
生誕232年ってことになるけれど、そのうち正真正銘でお誕生日を迎えたのはえーっと、232を4で割って、でも1800年と1900年が閏年じゃないから、2を引いて56回で合ってる?
フォーレ:歌曲全集
アメリング(S.)/スゼー(Br.)/ボールドウィン(Pf.)
フォーレ没後100年ということで、まだ聴いてない作品をひとまずまとめて、という意図で。フォーレが生涯にわたって書き続けていたと言えるのはピアノ作品と歌曲か。「夢のあとに」とかはチェロ独奏版など器楽に置き換えた方がが知名度が高いのではないか。
アメリングも21世紀になる前に引退しているが、今調べてみたらまだ御存命とか。
因みに、„Freude, schöner Götterfunken…“ からの節のすぐ後に „Seid umschlungen, Millionen!“ が来るのが本来の順序だが、シューベルトは „Freude…“ の方は4拍子で、„Seid umschlungen…“ の方は3拍子で書いている。これは奇しくも「第9」と一緒。ベートーヴェンがシューベルトの若い頃の歌を聴いていたとは思えないのでこれは偶然の一致だと思うが、ドイツ語ネイティブには多分シラーの「歓喜に寄す」のリズムがそんな風に感じ取れるということだろうか。
シューベルト:「歓喜に寄す」D.189
アルノルト・シェーンベルク合唱団
エルヴィン・オルトナー(Cond.)
もちろん、あの「第9」に使われたシラーの詩そのものにシューベルトが曲を付けたもの。1814年作曲なので、「第9」より10年ほど早い。シューベルトはこの時17歳くらいだったことになる。
何せ「第9」で馴染んだ箇所が多いのでドイツ語を喋れない私でもかなり聞き取れるw。但し、シューベルトはシラーの詩を全編忠実に作曲しているので、ベートーヴェンがつまみ食いして使わなかった箇所はこの限りではない。
シラーは1805年には亡くなっているので、当然シューベルトやベートーヴェンが曲を付けたことは知らずに生涯を終えたことになるが、彼がどちらを取るかと言ったら多分シューベルトの方だろう。ベートーヴェンの方はシラーの詩の一部しか使っていないし順番は入れ替えている詩で、ひょっとしたらかなり激怒するんじゃなかろうか。
でも、どっちが人口に膾炙したかと言えばもう言うまでもない現状がある。因みに、「第9」が初演されたのは1824年5月7日のウィーン、あと2ヶ月あまりで初演からちょうど200年ということになる。
と言いながら、何故かプフィッツナーのチェロ協奏曲を聴いていたりするのだけれどw。
ダヴィッド・ゲリンガス(Vc.)/バンベルク交響楽団/ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(Cond.)
今日はサー・エドワード・エルガーの命日。1934年没、享年76。没後90年ってことになるのか。
コロナ禍中にコンサートマスター3人集まって「エニグマ」の「ニムロッド」をアンサンブルしたのがNHKBSで放送されたのが、最近では一番印象深いかも知れない。
昨日の #クラシック音楽館 は途中で離脱したので今録画を見返しているが、2016年時点で既に椅子に座らないと指揮が出来ず、メータに手伝ってもらう状況に追い込まれていたんだなぁと改めて確認。
2005年から既に体調崩してキャンセルが多くなってウィーンの国立歌劇場を退任する羽目になっているから、もし健康だったならもう1回くらいニューイヤー・コンサートを振っていた筈だろうな。
で、つくづく思う。彼が結構大酒飲みだったのは有名な話。食道がんと飲酒の高い相関性は強く指摘されている。
酒はほどほどにしましょうね、と。
Xユーザーの日本モーリス・ラヴェル友の会さん: 「ドキュメンタリー《誰がラヴェルのボレロを盗んだのか》日本語訳台本 エピソード1「ボレロの誕生とラヴェルの死」|日本モーリス・ラヴェル友の会 @AmisRavelJapon #note https://t.co/HsJ55luR61…」 / X
https://twitter.com/AmisRavelJapon/status/1758839124298244217
あと、今年はベートーヴェンの「第9」初演からちょうど200年目(1824年5月7日)でもあるので、結構アニバーサリー重なってるんだな。
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