個人的には谷川俊太郎の作品で1つ挙げるとすれば、武満徹の「系図」で取り上げられた詩集「はだか」の一連の詩かな。家族の結構危うい状況があっさりした言葉に託されて描かれる。

武満が歌にした中に「死んだ男の残したものは」もあるな。

私自身は今回の上演を見ていないので、その良し悪しを言うことは出来ない。ただ、私がオペラを「聴く」のは完全に音楽作品としてで、舞台を「見る」という観点が希薄なのはその通り。演劇が好きな人がオペラも「見に」来るという層が日本にどの程度いるのか、印象としてはそれほどではないのかな、という気もする。

長木誠司の「問題は、観客がオペラに何を求めるのかということ。作曲者の書いた通りのものを聴きたいのか、それともオペラという『演劇』を通して何か新しい世界をつかみたいと思うのか。日本という国に、前者の方が圧倒的に多いということだと思います」という指摘は、まさにその通りだなと思うけれど、ではその前提に立った時に、こういう現代の価値観にそぐわない作品をどうすることになるのか、という課題は残っていると思う。

XユーザーのDaisuke HIROSE 広瀬 大介さん:
「有料記事がプレゼントされました!11月8日 16:03まで全文お読みいただけます

演出に「冒瀆」と批判も 「影のない女」が問う日本のオペラの現在地:朝日新聞デジタル
digital.asahi.com/articles/ASS」 / X
x.com/dhirose/status/185441991

今日はジャクリーヌ・デュ・プレの命日。1987年、多発性硬化症のために没、享年42。

エルガーのチェロ協奏曲の演奏は今でも彼女のがスタンダードだよなぁ。

今日はショパンの命日。1849年没、享年39。

死因は一応肺結核とされているけれど、まだはっきりしないらしい。だいぶ長々と患っていたのは確かだけど。

ああそうそう、これをトゥートし損ねてたw。

今日は武満徹の誕生日。

1930年生まれ。あと6年で生誕100年か。まぁ、この世を去ってから30年近く経っているし、「弦楽のためのレクイエム」だって1957年の初演。気がつけばもうそんなになるのか、と。

作曲したのはヤコポ・ペーリという人。ルネサンスからバロックに移行する時期に位置付けられる作曲家。

「フランス王アンリ4世とマリーア・デ・メディチの婚礼の催し物として、フィレンツェのピッティ宮殿において初演された。 」って言うんだけど、そのせいか地獄からの帰還の際に「決して後ろを振り返ってはいけない」という試練の話は入っておらず、無事に現世に帰るハッピーエンドになっている。

>XユーザーのTSUKADA Kenさん:
「【星空?】424年前の今日、1600年10月6日、現存最古のオペラ『エウリディーチェ』が初演されました。エウリディーチェはギリシア神話に登場するニュンペーでオルペウスの妻。つまり、このオペラはこと座の神話が元なのです。こと座は宵の西の空に見えます。明るく輝くベガを目印に探してみてください。 twitter.com/tsuka_ken/status/1」 / X
x.com/tsuka_ken/status/1842701

今日はショスタコーヴィチの誕生日。1906年生まれ。

今、彼の書いた映画音楽「女友達」(1935)を聴いている。オンドマルトノがどソロで使われていたり、なかなか実験的な側面もあった人だったことがわかる作品。その後の歴史が違っていたら、どんな作品を遺しただろう。

まぁ、ホルストの作品で圧倒的に一般向けに知られているのがこの曲なんで、どうしてもその印象で見られてしまう傾向はあるけれど、実際は彼の作品一覧に多いのは東西の神話にまつわる作品で、「惑星」もその系列に入る作品。

>Xユーザーの平塚市博物館【公式】さん:
「今日9月21日は近代イギリスの作曲家・ホルストの誕生日です。生誕150周年!ホルストと言えば管弦楽曲『惑星』が有名ですね。今年はこれからが惑星観察シーズン。11月9日(土)の特別投影「星空音楽館」は「惑星たちのワルツ」と題してホルストの『惑星』もいくつかお聴きいただきます。お楽しみに! twitter.com/hirahaku_/status/1」 / X
x.com/hirahaku_/status/1837265

こんな所に「ヴィヴァルディ」なんて命名されてるんだw。

>Xユーザーのみお (MIO)さん:
「たくさん面白い地形があるけど、わたしが惹かれたのは2重のリングが特徴的なヴィヴァルディかなぁ✨

みんなのお気に入りも教えてね😉

esa.int/Science_Exploration/Sp t.co/p7wlAesRWV」 / X
x.com/JAXA_MMO/status/18317071

今日はレナード・バーンスタインの誕生日。1918年生まれ、生誕106年。

気がつけばもうそんなになるのか…。

これまで音源ダウンロードで使ってきたChandos.netが10月25日でクローズするってメールが来てた💦。「みんなストリーミングに行っちゃって売上がずっと下がっちゃって」ってことが書いてあった。

ALAC音源を扱ってくれるのが有り難かったんだけどなぁ。

>Chandos Records Classical Music CDs and MP3 Downloads OnLine
chandos.net/home

今日はドビュッシーの誕生日。1862年生まれ。生誕162年。

晩年に6曲のソナタを計画して、完成できたのはそのうち3曲だけだったという話。もう少し長生きしていたら…と思ってしまうけれど、そもそもこの計画を立てた頃に大腸がんに冒されていることが発覚しているので、この死病に罹ってなかったら計画そのものがなかった可能性もある。創作活動というのは難しい。

来年が没後50年と。今の政治状況で無事祝える状況になっているんだろうか。

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今日はショスタコーヴィチの命日。1975年没、享年68。

特に交響曲を中心にソビエトという政治との関係抜きで語れない作曲家だけど、ピアノ作品を聴いていると、そういうバックグラウンドに晒されなければもっと違う作品目録が出来上がって、それでも後世まで名が伝わる存在に成り得たんだろうなと思ってしまう。

今再び、そういう社会にロシアが戻りつつあることを意識して聴かなければならなくなっている。

合掌。如何にも「現代音楽」な音を書いている作曲家が、実は「♫ビュワーんビュワーん」を書いた人だと知った時が一番ビックリした。

>Xユーザーのゆもれすくさん: 「 鑑賞中ですが… 作曲家 湯浅譲二さん死去 94歳 現代音楽に大きな影響与える www3.nhk.or.jp/news/html/20240」 / X
x.com/humoresque101_7/status/1

まだまだブルックナーの稿問題は続いているんだなぁ。

>Xユーザーの高関 健さん:
校訂報告を読みながら新旧全集版の比較対照。まだ始めたばかりだが、Hawkshaw-インタヴューの通り、Nowakは自筆原稿ではなく筆写譜(6001)のみを主要資料としたことがわかる。他にも誤植が散見され、校訂の正確さはHawkshawが確実に優れている。 twitter.com/KenTakaseki/status」 / X
x.com/KenTakaseki/status/18182

今日はヴィヴァルディとヨハン・セバスティアン・バッハ(IOCのトップなんぞが同姓なのは何とかならんのか)の命日。

ヴィヴァルディは1741年没、享年63。
バッハは1750年没、享年65。

バッハはヴィヴァルディをリスペクトしていて、ヴィヴァルディの作品を編曲したりしているが、まさか命日まで揃えてくるとはw。

こういう扱いにかけてはロシアは古くから容赦がないからなぁ。

>Xユーザーの小室 敬幸(音楽ライター)さん:
「ピアニストのエフゲニー・キーシンを、ロシアがスパイ認定……。こうした身の危険を顧みず、ウクライナ支持を続けるキーシンには敬服するしかないです。 news.yahoo.co.jp/articles/f98f」 / X
x.com/TakayukiKomuro/status/18

今日はグスタフ・マーラーの誕生日。1860年生まれ。

CDが全盛だった頃は交響曲の全集も盛んに作られていたけれど、今やそういうレーベルもほぼなくなったかなぁ。1曲1曲の規模が大き過ぎるのがどうしてもね。

ただ、今はむしろオケ自身がレーベル主催する方向だし、自分たちの力量を世に問うという方向でマーラーが録音されていく流れになってきているということかな。

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