スメタナ:歌劇「リブシェ」
ベニャチコヴァー=カポヴァー(リブシェ:S.)他、プラハ国立劇場合唱団&管弦楽団、ズデニェク・コシュラー(Cond.)
生誕200年のスメタナの作品をもう少し聴き進めてみようと、これまで聴いてない舞台作品を聴いてみることに。「売られた花嫁」が序曲を中心に良く演奏されているが、この「リブシェ」をスメタナの代表作と考える人も多いとのこと。
舞台設定に「我が祖国」に登場する「ヴィシェフラド」が出て来て、実際にそちらに引用されたモチーフも含まれた作品。チェコの建国神話を取り上げた作品で、どうもスメタナは讃歌的な作品を書きたがる傾向が強かった様だ。序曲のファンファーレは単独に取り上げられることも多いこともあって、なかなか印象深い作品。