「勇者」、ちょっと引いた設定の説明から始まるけど、得意の2A崩しからぐっとキャラに寄り始めて、落ちサビから"君の手を取った"と力強く踏み込んで大サビ、"くだらなくて"と作品のキーワードを放り込んでさらに寄り切ってくるのがズルい。好き。
めちゃくちゃ刺さって3周してしまった。
「なんにもない、なんでもない」藤野ハルマ
https://shonenjumpplus.com/episode/14079602755345580881
川井監督、成績だけ見るとパッとしないけど、この予算規模で、降格争いに巻き込まれる一歩手前で踏ん張ってるのは実はすごい。
Jのチームをぐるぐるしてるおなじみの顔ぶれの監督だったら、面白くない上にたぶん降格争いしてると思う。
サガン鳥栖監督「面白い監督はいらないなら、潔く去る」 敗れてもぶれないその哲学
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2023/10/20/post_125/
若干仕事が押してますが、1~2時間くらいはいられるかな?
【文学フリマ福岡9に行くよ!】
🕙10/22(日) 11:00〜16:00開催
📍エルガーラホール(天神) 8F 7F
🚆天神南駅徒歩1分・天神駅徒歩5分
✅入場無料✨🚆天神南駅徒歩1分・天神駅徒歩5分
#文学フリマ福岡
11/5(日)14:30~ うきは市立図書館にて
地元のアマチュアジャズバンドとコラボして、朗読会をやります。地元の放送部・演劇部の高校生たちも参加してくれるので、ご近所の方はぜひ。
私も5分くらいの短いものを、娘と一緒にやる予定です。
杉江松恋さんとの月刊SFレビュー番組「これって、SF?」、9月号その3です。
私は、ジェフリー・フォード『最後の三角形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』(谷垣暁美編訳/東京創元社)を紹介しました。
SFファンに根強い人気を誇る「アイスクリーム帝国」をはじめ、バラエティに富んだ14篇から成る日本オリジナル短篇集です。奇抜な設定に読者を誘い込む手つきが巧みで、それでいて読後には異界に触れた微かなざらつきが残ります。極上の奇想を味わってください。
杉江さんのご紹介本は、ジョン・スコルジー『怪獣保護協会』(内田昌之訳/早川書房)です。
怪獣好きの著者による、軽快なエンターテインメントSF。個人的にはもうすこし怪獣が暴れるところも見たかったんですが、ちりばめられた怪獣ネタがわからなくても、未知の生物を保護するチームを描いたSFとしてちゃんと楽しめるのはさすがです。
動画冒頭ではちょっと野球の話をしています。
40年前、西鉄時代の記憶を語る周りの大人たちの影響でライオンズファンになりました。でも実際は、福岡にはもう球団はなかったしパ・リーグのテレビ中継もほとんどない。ラジオと新聞・雑誌だけが頼りでした。
言葉と数字からの想像(妄想)だけで観戦(?)してたんですね。思えば、あれもほとんどSF読んでるみたいなもんだったな、と。
今は地元に球団もあるし中継もハイライト映像も探せばいくらでも見つかりますが、昔ほど楽しめてない気がするのは、妄想を膨らませる余地が少なくなったからかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=A5Ehzg9B9Ek
杉江松恋さんとやっている月刊SFレビュー番組「これって、SF?」、9月号その2です。
私は、正井編『大阪SFアンソロジー OSAKA2045』と井上彼方編『京都SF ここに浮かぶ景色』(Kaguya Books)を、2冊まとめて紹介しました。
動画中でも喋りましたが、地方SFの可能性というのを最近すごく感じています。その好例として、おすすめの2冊です。
大阪と京都の真ん中で両方を行き来しながら学生時代を過ごした元枚方市民としても、たいへん楽しめました。
1枠で2冊というイレギュラーな紹介だったので、触れられなかった作品がたくさんあったのが残念です。なるべく名前だけは出そうと、後半アワアワ喋っています。
杉江さんが取り上げられたのは、飯野文彦『甲府物語』(SFユースティティア)です。
こちらも地域の風土に根差した幻想・ホラー作品集で、私小説的要素が相まって特の読み心地になっています。私は一部ネットで読んでいたのですが、紙でまとめて読むとまた違った味わいがありますね。
杉江松恋さんとやっている月刊SFレビュー番組「これって、SF?」、9月号が出ました。まずはその1です。
私は、ジョン・スラデック『チク・タク【×10】』(鯨井久志訳/竹書房文庫)を紹介しました。
倫理回路の壊れたロボットが人間社会で成り上がってゆく過程を、ブラックなユーモアを交えて描いたロボット・ピカレスクです。
最初にがんばってタイトルを言いました!
杉江さんが取り上げられたのは、王元『君のために鐘は鳴る』(玉田誠訳/文藝春秋)。
私は未読で、幽霊探偵ものっぽいやつかな? と思っていたのですが、あらすじをよく読んでみると確かにSF寄りのネタが隠れていそう。
もうクリアしたけど、ティアキンの攻略本を買った。
全NPCの紹介が載ってるのがすごい。しかも「あ、言われてみれば、あの道でそんな奴に会ったな」と全員うっすら思い出せるのがまたすごい。
プレイ中、ほんとに「ハイラルに行ってた」ことがあらためて実感できる。
https://www.kadokawa.co.jp/product/322306000455/
いつ行こうかな、と考えているところです。平日がいいかな。
家族で行ってもいいけど、うちは基本的に全員文字の民で説明パネル読むまで展示物の前を離れないので、各自の読むスピードに応じてバラバラになるのよな。
こないだの大和ミュージアムは、結局5時間いて、最後はライブラリで合流しました(そしてまたそこで資料を読もうとする)。
福岡市美術館
日本の巨大ロボット群像
-巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-
会期 2023年9月9日(土)〜11月12日(日)
もう1冊、これも大好きな、榊林銘の奇想ミステリ短篇集『あと十五秒で死ぬ』も文庫化です。
ドラマ化された「十五秒」も良いけど、十五秒だけなら首が取れても死なない(!)島民たちが住む島での殺人を描く「首が取れても死なない僕らの首無殺人事件」が絵的にもめちゃくちゃおもしろい。丁寧に読んでるとラストの展開ちょっとわかると思うんだけど、それでもおもしろい。
単行本刊行時から激推ししている一冊、太田愛『彼らは世界にはなればなれに立っている』が文庫化されました。
緻密な構成で架空の町の歴史を繙きながら、悪意ではなく無関心や妥協の中で澱んでゆく世界と、その影響に敏感にならざるを得ない弱者たちを描き出すディストピア小説です。未読の方はこの機会にぜひ。
書評家/おはなしを読む人。 〈SFマガジン〉で国内SF書評連載中。杉江松恋さんのYoutubeチャンネル「ほんとなぞ」で、月例SF書評番組「これって、SF?」に出演中。たまに文庫解説やブックガイド記事なども書きます。日本SF作家クラブ会員。
読み聞かせボランティアとして、地元を中心におはなし会もやってます。