こりゃあ、『正論』『WiLL』『Hanada』に書いているような連中に「SNSで助太刀してほしいというアツいお手紙とともに軒並み送ってるな。
ナザレンコ・アンドリーにも送ってたのか。これはもう読者層の設定からして「運動」化してるじゃん。
旧統一教会系「世界日報」とか刊行を楽しみにしてたんでしょうね
https://x.com/thesekainippo/status/1732218013796167965?s=46&t=HNHeIFnxWbmatWKCKLkGjw
米国大学の中近東の専門家らへの緊急サーベイの結果、9割以上が自己検閲して、パレスチナについて言及しないように気をつけている、と。
理由は、親パレスチナの発言だと、学生が「こいつは反ユダヤのナチだ!」とか「テロリストをしてる」とか言って、ソーシャルメディアで騒ぎ、今度は学外の人たちから、色んな脅しが来たり、その上、大学上層部からも制裁を受けるかも知れないから。
米国の言論の自由は、保守白人層と富裕層のみの特権の要素は強いけれど、イスラエル政府批判=ナチスという図式で、大学への締め付けがさらに強まっています。民主主義はこうやって死ぬっていう感じです。
これで、トランプが当選したら、完全な権威主義体制。今から、司法制度を改悪し、政敵をターゲットにするって言い放っています。で、そういう人物が共和党支持層に大人気。
何を言ってるんだこの人…「トランスジェンダーを増やそうとして、何か知られたくない不都合な真実でもあるのだろうか」
KADOKAWAジェンダー本の刊行中止「抗議して委縮させるのは卑怯」 武蔵大の千田有紀教授 https://www.sankei.com/article/20231206-3KFCAMLHYJGPZLDG4UDXYPYAHM/ @Sankei_newsより
偏見のない自分であれば客観的で正確な理解がかなうと思っている人の気持ちはわかるけど、英語圏で極右ネットワークのハブであるヘリテージ財団 https://archive.is/ouGcM も推薦しているShrier (2020)への批判をいままで知らなかった人がこの機会に英語で読んだらトランス差別に加担し始めそうで心配🫤
誤情報や歪曲に満ちていて差別煽動の効果を持っていることが指摘されている本は、すでに問題点を知っているだれかよくわかってる人と一緒に読んで背景を学びながら読むのがいいと思うよ。
Twitter/x上だけですら原著も書評もすでに読んで情報共有している人が複数いるのだし、そういうトランス差別本と指摘をされて抗議運動が起きた本を読みたいけどトランス差別に加担したくない人はそういう目的の勉強会の講師を探して頼んでみようとすればいいと思う。
でもそういう勉強会をしようとしたら、多くのトランス差別に対抗しようとする本を読むことにもなるはずで、実際やってみると、スカスカのデマばっかの本なんか読む気をなくすくらいの質と量に平均的な人なら圧倒されると思いますけどね。いっそそれを自分で批判しようという深みにでも入りこまなければ。
(上の続き)
煽情的で、「LGBT活動家の企み」を暴き、自分の求める「答え」を差し出してくれそうな説明文によるものではなかったのかどうか。
★この件で無駄に精神的な疲労を感じているが、今週末はこれです、よろしくお願いします!!
https://fedibird.com/@yugi_y/111431885053341854 [参照]
KADOKAWAの例の本は、不確かな説を含み医療を受けた本人の語りで構成されているわけでもないが、加えて倫理的な問題もあるという瀬戸マサキさんの指摘。https://twitter.com/MasakiChitose/status/1732245671443681774
トランス男性/AFAB /FT系当事者の身体的特徴を揶揄する(「こんなに女の子に見えるのに」=気の迷い、思春期にありがち)のは、「女子ども」扱いした上での主体性の否定であり、当事者の気力を繰り返し奪ってきた。トランス医療の議論に資するような内容ではない。
そもそもKADOKAWAは「不妊化要件が違憲となった今」という煽り文句も付けていたが、この本に鑑みれば手術の可能性が減るのは歓迎すべきことではないか。実際の当事者の身体を本当に慮っていればこういう書き方にはならない。
「言論弾圧」だ、知る権利があると言う人々は、日本の医療状況に目を向けたことがあるのだろうか。本人が希望している以上の手術を勧める医師がいる、正規医療の手術で満足できず他所で修正する当事者もいることは15年前から書いてきた。そうした足元の現実はどうでもよく知ろうともしてこなかったのに、この翻訳は大切だと思うなら、何によって気持ちが動かされたのかを考えてみてほしい。(下に続く)
例のトランスヘイト書籍が、マイノリティ個人への加害を伴う書籍であることの指摘など。重要。
RT:瀬戸マサキ@MasakiChitose
どんなヘイト本でも批判するには自腹で買って全文読めと吹き上がる文字列が旧twitterで散見されるが、もう2000冊くらいこのタイプのゴミっぽい本を買って読んできた経験から言えるのは、〈どうしようもなさの標本とするしか後世の人類に資するものはない〉という虚しさですね。
マニアックには、同一モチーフの変容と使い回し・ネタ被りのヴァリアントから、イデオロギーの伝播と仕掛けなどを読み取ることができるとは言えます。
けれども、それをもとにして論文なり著作をものして「元をとる」可能性があるのならばまだしも、普通はそんなの無理だし、そんな暇はないだろうし、真に受ける必要ないと思う。
編集業。하야카와 타다노리 。『神国日本のトンデモ決戦生活』(合同出版→ちくま文庫)『原発ユートピア日本』(合同出版)『「愛国」の技法』(青弓社)『憎悪の広告』(共著、合同出版)『「日本スゴイ」のディストピア』(青弓社→朝日新聞出版)あり。 真理が我らを自由にする&労働が我らを自由にする。