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今朝、川崎・桜本「ふれあい館」職員が、指紋がつかないようゴム手袋をはめ、年賀状などを一枚一枚確認。2020年1月に、在日コリアンに対する脅迫年賀ハガキが届いて以来、この仕事始めが「一年で一番緊張する瞬間」だという。音声と共に報告しました▶ youtube.com/watch?v=xkmqR5HYVW #d4p

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これは確かに興味深い。

東大大学院工学系研究科の鳥海不二夫氏よるColabo炎上分析。

「・Colaboの炎上を分析したところ,反Colaboクラスタのほうが圧倒的に拡散していた
・反Colaboには保守系のアカウントが多く,Colabo擁護クラスタには共産党系のアカウントが多い.
・一部のアカウントの頑張りが通常よりもすごい.」

「反Colaboクラスタの9%程度がQアノン系クラスタのツイートを拡散していたことがわかりました.なお,Colabo擁護クラスタでは1.8%です.割合として多いのかといわれるとそんなことはありませんが,一部のQアノン系クラスタの43.9%が反Colaboクラスタに所属していたりするので,反Colaboクラスタが陰謀論系のアカウントを引き寄せている可能性はありそうです.ただし,反ColaboクラスタがQアノンだというわけではありませんので,その点はご注意ください」

news.yahoo.co.jp/byline/torium

コラボ関係のニュースに対するネトウヨさんの反応を見てうっすら思い出したんだが、なにかの裁判でネトウヨさんが「事実の摘示」を「事実だと認定されたぞヒャッハー」と喜んでたことがあったようななかったような

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国連で日本の人種差別的現実の報告がなされる時、事前にさまざまな団体がマイノリティの人々の経験を調査して実態報告を国連の議論につなげていて。
特にマイノリティ女性たちが置かれた交差的な現状を明らかにするような調査がないと立ち上がって自ら行っていった調査がとても重要で、それらが日本への具体的な勧告へとつながっている。そうやって国連での様々な議論が形成されてきました。

そしてこれらの人種差別に関する様々な勧告の中に「ハーフ」や「ミックス」の人々の話が出てこないのは答えは簡単で、それはこのテーマの全国規模の調査がまだないから。だから今年はアンケート調査の形で実態調査を行ってみたいと考えています。
どのぐらいできるかわからないし、まだ準備不足な所もあるのでコツコツ準備を進めていかないといけないけれど、何とか形になるように頑張ってみたいと考えています。

岩波『世界』2022.10
菊池恵介「新自由主義の覇権の終焉 フランス左派連合の躍進とブルジョワ・ブロックの迷走」
"これまでフランスの保守は二つの方法で、極右支持層の懐柔を図ってきた。
ひとつは、構造改革の射程を公務員の削減や減税などに限定し、農民や自営業層の反発を招く改革を先送りにすること。
もうひとつは、移民政策の面で排外主義的な政策を打ち出し、ナショナリストの顔色を伺うという方法である "
→サルコジ政権の戦略

"マクロンは、一見、進歩的に見える戦術を展開した。
すなわち、国民戦線をファシストとして真向から批判し、全体主義に対する防波堤として構造改革を唱えるという戦術である。"
→マクロンの戦略→新自由主義路線

いずれにせよ「左の力を削げればOK!万一極右と一騎討ちになったとしても負けるわけない!」的なアレなんやろうが、どう考えてもアカン道を突っ走っとるなあ
日本の場合、既成保守政権の外に極右があるわけではなく自民党が極右を包摂している(by具裕珍)うえ、中曽根以降は新自由主義的な構造改革路線にもガッツリ乗っかってるわけなんで、サルコジ・マクロンの悪いとこどりをしてる感

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2013年に放送されたTVタックル「慰安婦」論争回での一幕。

「慰安婦は性奴隷ではない」と主張する小林よしのり&田母神俊雄の極右コンビが、いつものように「親が娘を売ったんダー!それを民間業者が買っただけなんダー!」とやり始めたところ、共演者のジェームズ・スキナー氏より「売り買いされたんなら奴隷でしょ」との常識的なツッコミが入り、一手詰みの論破になった場面。

スキナー氏の指摘の通り、他人によって自分の体を売り買いされる立場の人のことを一般的に「奴隷」と呼ぶので、その多くが人身売買の被害者であったかつての「慰安婦」たちが置かれた身分は「奴隷」としか言いようがない。

また、日本軍は、いち国家機関でありながら、人買い業者に「女集め」を委託し、結果的に集められた数万人以上に及ぶ人身売買(または就職詐欺)の被害者たちを解放するどころか自らが設置·管理していた慰安所に放り込み、日本軍兵士専用の性欲処理役として事実上使役していた主犯格であって、業者や親だけに責任を還元しようとする日本右翼の言説は戯言である。

画像引用元(ネトウヨHPにつき注意)
ianfukangaeru.blogspot.com/201

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こちらは『富士』昭和19年2月号掲載の「大東亜戦争国債」(大蔵省)広告

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次の次の本にそなえて、終日、古本・古雑誌を整理す。画像は『日本評論』昭和18年6月号掲載の日本生命の広告。

岩波『世界』2022.10菊池恵介「新自由主義の覇権の終焉 フランス左派連合の躍進とブルジョワ・ブロックの迷走」
"近年メディアで氾濫してきた反ポピュリズム論の多くがいかに的外れであるかが見えてくるだろう。投票率がもっとも低い大衆 (ピープル)を「ポピュリズム (大衆迎合主義)」の元凶とは見做せないからである。"

タイトルどおりフランスの事例だけど、日本にも当てはまりそう

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ここしばらくの政府の動きが急すぎて、ちょっと頭を整理しないとわからなくなるので、今日は過去の新聞記事のスクラップブックを読み返していました。

経済安保、デュアルユース、セキュリティ・クリアランス、軍産複合体など、ちょっと確認しておかないと議論に置いて行かれそうだったので。(とくに私は経済分野の話に弱い)。

ついでだから、
少し前、クローズアップ現代でも特集されていた「大川原化工機事件」
nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/
のルポがのっている雑誌「世界」の2022年3月号(経済安保特集)もあらためて読んで、本当にひどいことになっているなと思いました。

こういう流れと、最近の学術会議問題とか、大学自治への介入(理由をつけて学内の役員に産業界とかの人を入れさせて人事などを左右しようとしたり、政府から配分されるお金を減らして様々なプロジェクトを組ませて「競争的資金」獲得を促す、など)とか、研究をめぐる話がみんな連動していることだから、ちょっと目が回りそうですが、ついてゆかねば。

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 これらの人たちは右翼というには皇室皇統に対する崇敬の念がなく、保守というには歴史や伝統に対する正確な知識も敬意も持たない、ただ「大日本」を旗印に掲げて自分の欲望劣情を満足させたいだけの単なる「ゲス親父」だと思っています。
 だから彼ら彼女らを神輿に担いでいた取り巻きたちは、神輿を失い途方に暮れて統制なきモブ化しつつあるのではないかと推測しています。

Amazonさん、Kindle化リクエストのボタンなくしたの…?

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twitterで電脳藻屑さんが「「日本というお母さん……」言説のルーツを掘り起こしているtwitter.com/Nou_YunYun/status/ ので、僕の方も、記事にはできなかった資料を紹介。
「大東亜解放戦争論」で日本が「身を殺して仁を成した」フレーズから掘っていて見つけたのがこちら。

「大東亜戦争は、日本の自衛の意図に於て始められたものであったが、歴史的意義に於ては、まさしく亜細亜の独立戦争であり、有色民族の解放戦であった。インドの独立、ビルマの自立、安南の解放、インドネシアの建国、アラブの興起、埃及の高踏。今日のバンドン精神の瞭原の火は、昨日の島帝国日本が身を以て自らを焼いたアジア独立戦争の炬火の燃え移りではなかった乎。志士仁人は身を殺して仁を成すことありという。日本は身を殺してアジア復興の仁を成したのである。太平洋戦争の史的意義は実に此処に在る。今日独立と建国の大業にいそしみつつあるアジア人は皆斉しく此の史的意義を知り日本の犠牲に謝す。独り之を知らずして「侵略と戦犯」の汚名を自ら吹聴しつつあるものは日本の政治家と、評論家と、ジャーナリストだけである」(中谷武世「太平洋戦争の史的意義とアジアの独立」『民族と政治』1956年8月号)

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余談だが、「源義経=チンギスハン説」は、江戸時代のホラ吹きトンデモおじさんAがでっちあげた偽書を元ネタに、明治時代のホラ吹きトンデモおじさんBがイギリス人になりすまして論文を書き、大正時代のホラ吹きトンデモおじさんCがその論文の内容を逆輸入形で引用して日本に紹介するという壮大な元ネタロンダリングの結果、大正時代に大バズりして一般によく知られるようになったらしい。

このへんの、大昔のデマが一旦海外などを経る形で箔付けされたり伝言ゲーム的に話が盛られたりして時代を越えて拡散される感じなど、どうしても昨今のビジウヨ言論人がよくやるデマ宣伝の手口と通じるものがあるように思えて興味深い。

mstdn.jp/@3Vmewt/1096062643921 [参照]

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今年いちばんドン引きしたのは、今どき大真面目に「源義経=チンギスハン説」本を書いた謎のオッサンを、あの朝日新聞が肯定的に取り上げて記事にしてたこと。

「源義経=チンギスハン説」は単にトンデモだからダメなのではなく、「日本人(とりわけ天皇の末裔である源義経)が大陸の覇者になる」というストーリーの性質上、ファシズム前夜、大正時代あたりの日本でめっちゃバズり、結果として日本の満蒙侵略に向けた国民の戦意高揚に寄与した、ある種の危険思想だからである。

ちなみに日本では大正時代の前から、侵略行為を自己正当化するために、そのつどオカルト歴史論が持ち出されることが多かった。例えば江戸時代、蝦夷への侵略の際には「源義経がアイヌの王になった説」が、また明治時代の琉球侵略の際には「源為朝が琉球王になった説」が、それぞれ為政者により強調されている。

欧米の帝国主義国が侵略行為の正当化のために「キリスト教による文明化」との論理を用いたのに対し、日本では「昔の日本人スゴイ」的発想のオカルト歴史論が用いられたのであった。

(参考:『偽史冒険世界』長山靖生)

asahi.com/articles/ASQ237F5NQ1

今年は
安倍晋三、
石原慎太郎、
加瀬英明、
田下昌明(日本会議の子育てジャンル担当)、
濱田麻記子(元DHCテレビ→その後も右派番組をつくり続ける)、
中村功(元東日本ハウス)、
松本道弘(ディベートを広めた通訳者。晩年は「北極老人」系の団体と関わる)
増木重男(元在特会関西支部長、教育再生・地方議員百人と市民の会事務局長)

など、多くの右翼の亡くなった一年であった

それでも、止まらないんだよな。

ジャガーノートみたいに、むしろどんどん加速度的にまずい方向に行ってる感ある

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今年最後のnote更新です。
ずっと心に引っかかっていたryuchellさんの話を書きました。

それLGBTQ関係なくね?~タレントryuchellさんへのバッシングについて|烏丸百九@バーチャル評論家 #note note.com/crowclaw109/n/n7720c0

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【書きました】ウクライナ侵攻、杉田水脈氏の更迭、LGBT差別冊子の配布、「静かに隠れて生きて」など相次ぐ政治家の差別発言、「婚姻の平等」めぐる訴訟大阪・東京地裁判決、トランスジェンダー国会の初開催など、2022年の「LGBTQニュース」を振り返りました。#LGBTQNEWS2022
fairs-fair.org/lgbtqnews2022/

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学術会議関連で、SNSやマスメディアでどのように動員がなされて、世論形成が仕掛けられたか、というのは非常に興味深い研究テーマになると思う。まだできるうちにだれか取り組んで欲しい。

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世界のアカデミーには多様な組織形態があり、現代のそれをグローバルな視野で丁寧に分類、分析したものは管見の限り見当たらない。
また日本の場合、学術会議と学士院が戦後すぐには合併していたが間も無く分裂してしまったり、そもそもその前の段階でそれぞれの前身となる組織(帝国学士院と学術研究会議)がドイツとの関係の違いで別々に存在することになった過程もあり、かなり複雑な背景がある。
しかしこの全て、全くまともな分析をせずとにかく学術会議法改正の運びになってる。なお、戦後の学術会議に対する大規模な法改正は今回ので3度目で、いずれも会員選定の方法が変わっている。

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