なお、公共図書館側が紹介している、トランス支援資料リストは次のもの。
Supporting Trans Youth
https://halifax.bibliocommons.com/list/share/1135550427_hfxpl_adults/1907110149_supporting_trans_youth
こうした対応は、公共図書館ならでは、という感じで、個人的には好感が持てる。
その一方で、記事では、それなら図書館はユダヤ陰謀論本も同じように所蔵するのか、と問い返す批判も紹介されている。シュライアー本は、トランスの人々に対して、ユダヤ人に対するユダヤ陰謀論本と同じような効果を持ち、「地域社会でトランスの人々に対する憎しみを定着させる可能性がある」のではないかという批判。言論の問題ではなく、地域に住むトランスの人々の安全の問題なのだ、という形で、図書館の姿勢に問いを突きつけている。
#図書館
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例のシュライアー本を北米の公共図書館がどう扱って、どういう議論があったかに関する記事を、知人の識者から教えてもらったので、こちらでもおすそ分け(一部自力で見つけたものも追加)。
一つ目は、カナダの例で、シュライアー本を公共図書館側がスタッフおすすめ本にしてしまったというケース。
Controversial book on 'transgender craze' no longer staff pick at Whitehorse library (CBC)
https://www.cbc.ca/news/canada/north/whitehorse-library-book-irreversible-damage-decision-1.6882585
結果として、抗議を受けて、おすすめ本からは外したものの、蔵書としては維持、という扱いになっている。
#図書館
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批判殺到を見越してあらかじめ極右のインフルエンサー的なの複数にサポートを依頼することまでしてたということは完全にわかっててやってたはずなのに逆になんで即中止にしたのだろう
KADOKAWAの例の本は、不確かな説を含み医療を受けた本人の語りで構成されているわけでもないが、加えて倫理的な問題もあるという瀬戸マサキさんの指摘。https://twitter.com/MasakiChitose/status/1732245671443681774
トランス男性/AFAB /FT系当事者の身体的特徴を揶揄する(「こんなに女の子に見えるのに」=気の迷い、思春期にありがち)のは、「女子ども」扱いした上での主体性の否定であり、当事者の気力を繰り返し奪ってきた。トランス医療の議論に資するような内容ではない。
そもそもKADOKAWAは「不妊化要件が違憲となった今」という煽り文句も付けていたが、この本に鑑みれば手術の可能性が減るのは歓迎すべきことではないか。実際の当事者の身体を本当に慮っていればこういう書き方にはならない。
「言論弾圧」だ、知る権利があると言う人々は、日本の医療状況に目を向けたことがあるのだろうか。本人が希望している以上の手術を勧める医師がいる、正規医療の手術で満足できず他所で修正する当事者もいることは15年前から書いてきた。そうした足元の現実はどうでもよく知ろうともしてこなかったのに、この翻訳は大切だと思うなら、何によって気持ちが動かされたのかを考えてみてほしい。(下に続く)
以前家族のマイクロアグレッション的な発言についてそれにはこういう背景があり差別的なので使うのはよくないと説明したところ、そんなこと言い出したら何も言えなくなると言ったのでそれでいいのではとだけ言ったことがある。まあよかったのはそう言ったらなぜかふと理解したみたいだったこと
ひとまず件の本の刊行中止に安堵しています。が、
>本書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり(…)
ではないでしょう……。それこそ原書の当地での評価を考えれば、書籍の内容にこそ問題があるのは明らかなわけで。それをトランスの個々人に責任転嫁するような書き方で、出版中止によってまた次の嵐が来ることは免れないように思います……。
引用の前半の部分も、内容が「ファクト」でないことをさんざん問題にされている本なのに、あたかもその内容が「議論」の土台となりうる本であるかのような表現で、出版社として内容に問題がある本、それによって差別を扇動するような本を翻訳・出版しようとしていたことの責任をとってほしいです。
https://www.kadokawa.co.jp/topics/10952/
ヘイト本について
これは完全に私の恨み言になってしまうし、今まで知らなかった人がいるのは仕方ないとは思うんだけど、みんなの意見で刊行中止にできるなら中韓ヘイト本がこんなに蔓延る前に止めて欲しかったという気持ちがどうしてもある。
私は当事者なので中韓ヘイト本を見つけるたびに、出版社に意見を送ってきたしネットでも批判してきた。手応えがあったことなんか無い。
どの出版社も中韓ヘイト本を出しているので、私自身も諦めてヘイト本を出している出版社の本を買ってきた。そうしないと読める本がないし、勉強もできないから。
今回、ヘイト本の刊行は批判の声で止められるんだと証明されたことで、今まで中韓ヘイト本が無視されてきたことも証明されてしまったと思う。止められるんじゃん。止めて欲しかった。なので、今からでも止めてほしい。
めちゃくちゃ短いですが今感じているショックについて書きました.
https://kondoginga.substack.com/p/kadokawa?utm_campaign=post
オーガニックじゃないベビーフードの38%から有毒な農薬が検出されたという調査結果。規制が厳しいオーガニックのベビーフードからの検出はゼロ。ベビーフードにも格差。恵まれない家庭の赤ちゃんは、農薬入りのベビーフードを口にするリスクが高くなります。⇒ Nearly 40% of conventional baby food contains toxic pesticides, US study finds https://www.theguardian.com/environment/2023/nov/23/baby-food-pesticides-study #環境正義
"入場料を上げることも本来、安易にすべきことではありません。博物館は社会教育施設としての役割も担っているからです。国民の文化的教養を高め、生涯学習の場としての役割です。そのためには、子どもからお年寄りまで、誰もがアクセスできる入場料に抑えることが望ましい。近年、国立の博物館の入場料は軒並み値上がりしていますが、理念から逆行しています" https://digital.asahi.com/articles/ASRCB5F2HRC2UPQJ00K.html?ptoken=01HF5N93Y6ZNJ9VFCADNAP5PKP
これ科博のクラファンが瞬時に数億集めたのを見てのことなんだろうなと思うとほんとにがめつい。醜い
オリックス なんてガチマジバチクソ超大金持ちやろが!!自分の金で!!!やれ!!!!!!!!(阪神も自分の金でやれ!!)
親会社だけじゃなくて球団も金あるでしょ。京セラの試合は映像からしてよそと使てる金額が違うやん。
オリックスは維新とも吉本ともベッタリだし高須クリニックは京セラの大スポンサーだし、あのあたりは反人権な市民の敵みたいな連中でつるんでるんだよヤダーッ!!!
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20231107/2000079359.html
2005年からイスラエルによるパレスチナ占領政策に対抗して国際的なBDS (ボイコット、資金撤退、制裁) がパレスチナの市民社会から呼びかけられている。
対象企業の一覧はこちら(最新情報を常に確認してください)。
movies, books, music, queer
シスへテロマジョリティの物語はすでに一生分以上見せられてきてもうこれ以上1本も無理だよというスタンスで映画やドラマや本を選んでいます