He Fucked The Girl Out of Me is now coming out on steam:
https://store.steampowered.com/agecheck/app/2293660/
The last time I released a game on steam, it had a strong negative reaction that was damaging to my mental health.
The game won't be out until July 24th but if you could be kind about it, I'd be very grateful.
Posting that game there is really emotionally painful and I'm nervous about it.
Citizen Sleeper 2が発表されたようですね。Steamページもできてます。 https://store.steampowered.com/app/2442460/Citizen_Sleeper_2_Starward_Vector/
というわけで国際SFFウェブジン〈ストレンジ・ホライズンズ〉の日本SF小特集が動き始めていますが、くわしいご紹介はまた後ほど。
同誌のクラウドファンディングにご支援いただけると幸いです。創立以来、編集者やスタッフは無償ボランティアとして同誌を無償で維持してきました。
運営メンバーは数年おきに入れ替わり、いまや30ヵ国以上の人から構成されています。
(リンク先Twitter)
https://twitter.com/rikka_zine/status/1667598760040628224?t=Ebi0C12bsc8wa8nuiwJemA&s=19
早川書房SFマガジンが、対象回答者10代から29歳までのアンケートを実施しています。
読者からの意見を届けられる機会ですので、SF小説を読む30歳未満の方はぜひ。
>【あなたのSFはどこから?】
>10~20代のSF読者を対象にアンケートを実施します!
>回答はSFマガジンの特集企画に活用するほか、同誌や早川書房noteへ掲載させていただく場合がございます。
>締切は7月3日(月)まで。日本語以外の言語でも回答OK、お気軽にご参加ください✨
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScrOvfTBDE8tkcjiLbD7jz_Rqek6ZPWQvND2L_1By5L3UohXg/viewform
元ツイート:https://twitter.com/Hayakawashobo/status/1667094281750994944?s=20
Someone stole my lunch! https://studioclump.itch.io/ssml はコメディタッチの短編VN。会社に手の込んだお弁当を作って持って行くと毎回盗まれる……というお話。お弁当がどれもおいしそうです。
Coquette Dragoon https://burgeroise.itch.io/coquette-dragoon-1 はガールズラブ・オルタナ・メカ・ビジュアルノベル(アーリーアクセス)。宇宙戦争に明け暮れる二つの国を舞台に、人型兵器のパイロットの女の子たちの模様が描かれます。かわいい感じですが暴力描写や性的描写があり成人指定です。
個人的には、まえに紹介した Good writers are perverts の精神をかなり強く体現した作品と感じます。じつは部分的ですが日本語化したものがあるので、ちょっと整えて出そうかと思います。
以前日本語化した『ペイトンの術後訪問記』の littlerat さんからも二作。 Marcus Comes Out Online https://littlerat.itch.io/marcus-comes-out-online はいぜん紹介記事を書いたのでこちらをどうぞ https://note.com/fuglekongerige/n/n5a28de347ce1
Two men go on a date and don't fall in love はだいたいタイトルどおりの内容です。いちプレイ数分程度でマルチエンディング。ロマンスには至りませんが、至らなさもいろいろですね。
以下収録作を少し。主催者でもあるテイラーさんはHFTGOOMと Do I Pass? を入れています。Do I Pass? ではプレイヤーはトランスジェンダーの女性になりバスの中で幽体離脱。周りの人がなにを考えているのかをのぞいていきます。 https://taylormccue.itch.io/do-i-pass いちプレイ10分ほど、マルチエンディング。
以前軽く触れた Queer Games Bundle 2023 の販売が開始されました。 https://itch.io/b/1812/queer-games-bundle-2023 クィア当事者が作ったゲームのバンドル(無料作品もあります)。最低価格60ドルからですが、10ドルからの Pay What You Can Edition(投げ銭版)もあります(内容に差はない模様。少なくとも収録作品数はいっしょですね)。 https://itch.io/b/1813/queer-games-bundle-2023-pay-what-you-can-edition
🏳️🌈 Queer Games Bundle 2023 is live now! 🏳️🌈
Over 450 games, tabletop games, books, zines, albums, and art, from nearly 300 queer creators -- all for just $60, the price of one AAA game.
「アンドロイド娼婦は涙を流せない」のナタリア・テオドリドゥさんはゲーム(インタラクティブフィクション)も作っていると紹介文にありました。作者の方のHPにまとまっていますね。 https://www.natalia-theodoridou.com/games--if.html Choice of Games から出ている An Odyssey: Echoes of War は "A queer, feminist, interactive retelling of The Odyssey" とのことで、気になります。(ストアページ:https://store.steampowered.com/app/1199220/An_Odyssey_Echoes_of_War/ )
だいぶ前から手をつけていた『ギリシャSF傑作選 ノヴァ・ヘラス』も読み終えました。ギリシャは独特な土地で、おそらく古典ギリシャ語のほうが現代ギリシャ語よりも読めるひとが多いという奇妙な言語/歴史状況にありますよね。いくつかの作品では実際にそういう歴史的重層性が扱われていて、しかもそれが観光を通じた世界的な階級性だったり、移民問題を通じたアイデンティティの問題だったりといった問題系と響きあっています。とにかく多くの作品を通じてさまざまな形で階級の話がされているという印象で、どれも面白かったです(と言っていいのか……)。
短編集ですし、元となった企画の性格を考えれば当然というべきですが、SF的な設定は基本的には舞台装置としての役割が主で、それ自体を深めるタイプの関心は薄そうですね。多くの作品がなんらかの喪失をSF的に組み込んでいるのが印象的で、これもおそらく上で書いたようなことと関係するのでしょう。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』感想(おおきなネタバレあり)
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』読み終わりました。相変わらずの読みやすさですね。悪くないとは思うのですが……『火星の人』のほうが好きではありました(『アルテミス』は未読)。これは主に、コンタクトものとしての側面があまり好みではなかったということに起因すると思います。擬人的に過ぎるように感じてしまうというか……まあ、バディものとして書くためにはしょうがないことで、コンタクトものとしてハードにやるつもりはないというのも理解はできます。作中で一応理由付けもされますし……それにしても言語まわりはちょっと素朴に過ぎないかとも思いますが、これはこれで「理解不能であってほしい」という私のファンタジーかもしれません(レムの読みすぎ?)。ともかく、大前提となる設定からしても既存の科学をおおきく踏み越えるところから始まっており、ウィアー節を楽しむことに特化した作品という印象です。
なんとなくコンタクトものづいたので次に読むのは本棚に入れたままだったテッド・チャン『あなたの人生の物語』でしょうか。
Project Gutenberg has joined the Fediverse!@gutenberg_org
テキストアドベンチャーといえば、昨日SNSの投稿がきっかけでイェイツの The Second Coming を読んだのですが、そこから派生作品を眺めていて Slouching Towards Bedlam というゲームを知りました。 http://www.peccable.com/if/slouching/ 異言を通じて感染する精神ウイルスがでてくる、ロンドンのベドラムが舞台のスチームパンクということでかなり興味を惹かれています。プラットフォームはZ-machineで、ゲームファイルも上のリンク先で配布されています。ただ、テキストアドベンチャーは体験としてはかなり好きなんですが、非母語話者にはなかなかしんどいんですよね。
Japanese gamer, translator(EN/FR etc.), home cook
ゲームを紹介したり日本語化したりもしてます