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津村記久子『まぬけなこよみ』は三年間の歳時記の連載をまとめたエッセイ本。
新年明けて初詣に行く話から、一年が経ち大晦日の年越しそばの話まで。
面白くて何度も吹き出した。基本的にゆるゆると肩の力を抜いていられるのに、時折ツボに入る表現があって不意打ちで笑わされる感じである。

お花見に命かけてる感じのする春の季節を読んでいて、まだ今は秋なのに「冬が終わったら桜の季節が来る!」と思わずワクワクしてしまった。私も桜が好きなので。(主に食の面で……)
藤もお好きなようで、サラサラと咲く藤をいつか見に行ってみたい気がした。好きなものを語る熱意って、読んでいても伝わってくるし楽しいですよね。

子どもの頃の思い出の話が多く書かれている点も私には興味深かった。
学校、友人、家族のこと、家庭環境の変化についても感情的にならずフラットに書いてあって、こういうのを思い出すのはつらくないのかしらと気になりつつ、私自身はほんのりと幸福な気分を抱きながら読んでいた。
あとがきで、そういった思い出を文章にする前と後のご自身の変化についても書かれていて納得した。大人になってから冷静に記憶を探っていくのは、自分のためになるのかもしれないと思った。

publications.asahi.com/ecs/det

@choco_book
いつの間にリカと生涯を誓い合っていたのだ……🤣
:resonyance: :ablobpeekjohnny:


ハロウィーンアップルパイ :blobcatpumpkin:
金木犀のアップルティー :blobcattea2:

ヘルドッグスシリーズの二作目を読んでいます。
一作目の続きが早く知りたいけど、今回は前日譚。一作目の主人公はまだ出てこないと思う。でも他の魅力的なキャラクターによって話が進んでいて面白い :blobcatpolicepeek:


入浴完了 :Shiropuyo_good:
今日はお風呂の換気扇つけっぱなしでも暑いかも :Shiropuyo_hot:

『野分』読んでました。
中編小説なのに濃厚で読み応えがあった!
漱石自身を反映していると思われる登場人物(元教師の文学者)は、人になんと言われようとも後悔しない人生を送っているんだなと思った。孤独でも貧しくても自分の道を行っているという自負がある。
人に嫌われるその文学者の主張は、最初どうかな〜と思う点もあったけれど、演説の場面でまんまと「なるほど、たしかに。」と思わされた。
面白かったなぁ :blobcatderpy:


今日はもう全然頑張れない感じになっていて床に転がってるんですけど、日課なので運動します :blobtanuki_utouto: しますとも……

皆川博子『ゆめこ縮緬』、なんとも言い表せない複雑な気持ちで読み終えた。八作品どれも濃密で一つ一つの物語が際立っている。
聞き慣れない言葉や言い回しも出てくるけれど、不思議とリズムよく読みやすく、大正から昭和初期にかけての時代を存分に味わえる短編集だった。

夢と現、生者と死者、正気と狂気の境目が曖昧で、ふとした瞬間にあちら側の世界に連れて行かれそうになる。幾人かの登場人物に業の深さを感じて、静かに溜め息を漏らすことも多かった。
理由の分からない妖しい夢を見たような、ひとときの幻想と禁忌に足を踏み入れたような、美しくも背徳的な手触りは癖になる。

主要人物は男も女もみんな悲しい現実に向かっているけれど、見えている景色は違ってそれぞれの地獄がある。時代的に、自分らしく生きる自由を奪われている少年たちと、男のために生かされているような女性たちが印象的で、悲しみや怒りを覚えるシーンもあった。

読み進めるほどに底の見えない深みにはまり、どの短編が良いというのが選べない。あれもこれも良い。
物語をひっくり返すようなことがサラッと書かれていたりもするし、しっかり読みきれていない部分が多々ありそうだ。
いつかじっくり再読したい。

kadokawa.co.jp/product/3219010

妙にミートソースが食べたくて作った。珍しいなと思ったけど、最近ドラマ「リカ」を見てるからかも :blobboneconfused:
リカがミートソーススパゲティをいつも食べていて🍝


ダンス動画の最後にあるマウンテンクライマーを真剣にやってみている。前までならあのポーズをするだけでキツかったから、ちょっとできるだけでもかなりの進歩 :bunfast:
体が硬いのを改善したいなぁ :blobcat_osuwari:

こんなのあったんだ。レトロ柄可愛いけど使わなさそうだなぁ :Shiropuyo_flower:
ステンレスポットなら使うか……?

tiger-corporation.com/ja/jpn/f

缶のデザインが可愛くて買った「水曜日のネコ」 :beer_suiyoneko:
香り爽やか、味もフルーティーで甘い後味があった!苦みはほぼ無い。
美味しいんだけど、ビール苦手な人でも飲めるタイプのよりも、もっと王道を求めているのかも :Shiropuyo_hatena:
でも可愛いと買っちゃうんだよな。
寒いので好みのビール探しはまた来年の夏に持ち越そうかな :ablobcat_kotatsumuri:

エリン :fedibird1: さんがブースト

最近食べたクリーム類 :blobcat_whippedcream:
写真集めてると微妙に罪悪感がわいてくる……

次はこれを読んでます。
カクヨムで話題になっていたらしいホラー小説 :blobcat_clothghost:
一話目だけお試しで読んだら好きそうな雰囲気だったので……紙だと袋綴じがあるらしいけど、なんか怖いので私は電子でいいです :blobcatfine:


お風呂に入ることで力を使い果たし、あがったけどもう動きたくない :blobcat_pettori_oketsu:
ドライヤーと洗濯物が……


小松庵総本家の産地別せいろ二種、穴子天付き。
左は栃木県の花そば。そのままで食べてみるといい香りがしてほんのり甘みが口に広がる〜 :ablobcat_yummy:
右は長野県の入野谷在来。こちらは昔ながらの蕎麦、と教えていただいたけれど「幻の蕎麦」とメニューに書いてあります。おいしい :Shiropuyo_mattari:

塩で食べる、ふっくらサクサクの穴子天がおいしすぎて食べ終わるのがつらかった :blobcatnotlikethis2:


石原七生展『うまし うれし おもしろし』
場所は銀座のお蕎麦屋さん。
先日、美味しいお蕎麦と天ぷらをいただきながら絵や立体作品を眺めるという、贅沢体験をしてきました :Shiropuyo_drink_tea:

獅子と象の四作品の前の席に座ったのですが、これがめちゃくちゃ可愛い :ablobcatpnd_heart_happy:
実物を見たほうがいいに決まってるんですが、一部写真添付しますね。SNSに掲載OKとお店の方に聞きました。
円やかで楽しげな象の親子がすごくいい。見れば見るほど味が出る感じの顔です🐘

そしてじわじわとカッコいいなと思ったのが「乱雲雷鳴図」🌩️
最初は朱い雷が目に入るけれど眺めていると顔や文字が浮かび上がってくる。細部を見た上で全体を見ると、キャンバスいっぱいにみなぎるエネルギーが迫ってきてカッコいいです⚡

大きな絵も、近づいて見ると地紋のようにふっくらと模様が描かれていたり、肉眼だと質感の違いが見えるというのもあるし、時間が許せばずっと眺めてしまうような作品ばかりでした。

混雑具合や座る席にもよると思いますが、お店の方が親切にしてくださったのでじっくりと楽しい時間を過ごし、幸せな気分でお店を後にしました :ablobcatpnd_yurayura: [添付: 6 枚の画像]

今月全然本を読めてないのに買うだけは買っていて、図書館で借りたり予約までしている :ablobbonesurprised: 意欲があるのかないのか……。
今朝またセールにつられて10冊追加した。早く読まなきゃ :blobtanuki_jitabata:

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