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Blueskyの招待コードをご厚意により頂いたのが先週。いっそSNSごとにタイプのちがう人たちをフォローして、傾向の異なるタイムラインを作ることにより「使い分け」ようかと一瞬思ったが、まあ無理そう。人はコンテンツではないので…

旺文社文庫で読んだ内田百閒の本の感想を、目次ふうにまとめてみた。ぜんぶで39冊あるうちの12冊ぶんしか書いていないから先は長い&まだまだ読めるものがある。

内田百閒を旺文社文庫で読んでみる:
outofthekitchen.blog47.fc2.com

でもあれ、待たれていた熱量のわりには読んだ人の感想をそんなに見かけない気がするのは、出揃った時期とわたしが前ほどタイムラインを追わなくなった時期が重なったからだろうか。

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いま『サラゴサ手稿』は完訳が本屋で買えるということを忘れたわけではないけれど、ときどき「そうなんだ」と意識し直しては再び忘れ…るわけじゃないものの、またあとで気付いて「そういえばそうだった」となる。いつまでも出ない本、と思い込んでいた時間が長かったせい。
買えばその錯覚は解消するのでは?と思われるかもしれない。買ってあるんです。

ブログを書いた。アテネ・フランセについての(タイムリーではない)話から、内田百閒『北溟』(旺文社文庫)の感想。乞食に何か思い入れがあるのだろうかと疑わせる随筆の数かず。そして確実に思い入れがあった学生飛行機の回想とか。

(30)乞食と飛行機:
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若島正のオンライン短篇読書会、面白かった(John Cheever, "Reunion")。
自分で読んだときには「語り手がこれを書いたきっかけ」は考えもしなかった。それは若島先生の解釈では?という読み方がだんだん「それ以外にない」ように思えてきてまいったまいった。

ソルティライチを500ml飲んでから自転車で外出 → 最初の踏切を待っているあいだに500ml以上の水分が出た気がする → 4ヶ所回って1時間半後に帰宅 → シャワーの前に体重計に乗ると、自分の体重として過去数年は見ていなかった数字にまみえる → GREEN DAKARAを600ml飲む

この一首鑑賞ページを毎日読もうと思いながら果たせない。自分の詩歌キャパシティが小さすぎる。
おぼえてるのをさがしたら今年の1月だった。

《ぬばたまの夜更けにひらく「花とゆめ」誤植をひとつヒロインが吐く》
(斉藤真伸)
sunagoya.com/tanka/?p=30837

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《フェルディナン・シュヴァルよ、蟻よ、かなへびよ、わがいとほしきものは地を這ふ》
(山田航)
sunagoya.com/tanka/?p=32206

ブログを書いた。こないだの続きで、ジョルジュ・ペレック『ぼくは思い出す』(水声社)の感想から、なんかスタート地点に戻っていた。
いつも以上にぐだぐだしているのはペレックの方法にちゃんと説得されていないせいか気圧のせいか(頭痛がひどい)

(29)思い出す:
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こんなものが配信されており、これまでの6話を2回ずつ見ても25分で済む。
チーターの回で、惨劇を寸前で止める犬の瞬発力を見るたびに笑う。

『いきものさん』第1話~第6話 一挙配信!主音声ver. & 副音声ver.【公式】
youtu.be/RkDZw5jw15M

《オツクス・テエルの皿で本の下部を抑へて、本が閉ぢないやうにし、》というのがとくにいい。わたしはまったく酒が飲めないけど、ビイルというのもきっといいものなんでしょうね。

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《小川軒はオツクス・テエルと称する牛の尻尾を煮たのがいい。大きな皿に牛の尻尾をぶつぎりにしたのがごろごろしてゐて、その廻りにこつてりしたソオスが皿の外まで溢れ掛けてゐる。牛の尻尾といふのは、何だか知らない軟かな、透明なものと、肉とが混り合つたもので、噛むのに骨が折れないし、変な臭味があつて旨いし、小川軒では、頼めばアメリカ式のではない本ものの辛い芥子を付けてくれる。ビイルを一本飲んでゐるうちに出来て、これにはかういふ食べ方がある。先づ肉を骨から剥がして、一面に芥子をなすり込み、それから一口分位づつに切る(エチケツトのことはこの際、問題外である)。それから持つて来た本を開いて、何と言ふのか、塩だの胡椒だのが入つてゐる壜を載せた小さな台が卓子毎に置いてあるのに立て掛け、オツクス・テエルの皿で本の下部を抑へて、本が閉ぢないやうにし、それから右手にビイルが残つてゐるコツプ、左手にフォオクを取つて、読みながら飲んで食べる。お行儀だけでなくて、衛生学的にも余りいいことではないかも知れないが、兎に角、いい気持である。》
「満腹感」、『吉田健一著作集』第2巻(集英社)p.238*ほんとは漢字は旧字。昭和28年初出。

今さらながら、これくらいは軽々引用できるのな。まだSNSに向かうと頭に140字の枠が自然とかかる。

若島正のオンライン短篇読書会、第2回があさってなので課題作を読んだ(John Cheever, "Reunion")。
語り手が十代後半(たぶん)のときに長く会っていなかった父親と再会した1時間半の回想。父親がほんとしょうもなくて笑った。自分の気持を一切書いていないところが語りどころなんだろうけど、それにしたってそんなにたくさん語ることがあるのか。土曜が楽しみ。

黒田硫黄がInstagramに茄子を焼いてチーズ載せた写真を投稿していたが、「『茄子』の新作ですね!?」とコメントをつける勇気はない。なくてよい。

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