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2014年の『NOVA+バベル』に寄稿した中編『奏で手のヌフレツン』を長編化した作品です。

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『奏で手のヌフレツン』の見本ができました。むちゃくちゃ格好いい……! 装丁は川名潤さんが手掛けてくださいました。太陽が歩いて巡る空洞世界に住む人々の、数世代にわたる物語です。河出書房新社より12月4日頃発売。

ひだり手枕『パンケヱキデイズ』(ライトバース出版)を頂きました。広瀬大志さんの帯文に「どちらに手を置くか」とありますが、まさにそのたびに道筋が組み直され飛躍して、またどちらかに手を置き――という酩酊感のある詩集でよかったです。

「ほんタメ」の「表紙がヤバい本を紹介します!【厳選6冊】」で『るん(笑)』の単行本をご紹介頂いていました。ヤバい装丁を手掛けられたのは、松田行正さんです。

youtube.com/watch?v=1hLufZICen

丹治愛『ドラキュラ・シンドローム 外国を恐怖する英国ヴィクトリア朝』読むのが楽しみな本。

『カモガワGブックス』Vol.4「特集:世界文学/奇想短編」は、デザインといい内容といい、買うしかなさすぎて笑ってしまいますね。「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」全レビュー、伴名練による邦訳コルタサル短編集総解説、コーマック・マッカーシー全長編レビュー、ヴァージニア・ウルフ未訳エッセイ、ナボコフの未訳インタビュー、残雪についてのコラム、カモガワ奇想短篇グランプリ受賞作品――

さっそくナボコフのインタビューを読みましたが、アルビン・トフラーの切り込みも面白く読み応えたっぷり。

大阪市立此花図書館で、関連図書を展示いただいています。イラストファイルを閲覧いただけるのと、ゆきあってしあさっての手紙をすこし置いています。

大阪市立此花図書館にて、図書展示「酉島伝法さんと日本SF大賞図書展」展(本日11月17日から来年1月17日まで)を開いていただいています。「幻視百景」の挿絵ファイルをお渡ししたので、館内でご覧いただけるかと思います。
oml.city.osaka.lg.jp/index.php

ガッサーン・カナファーニー著 黒田寿郎 奴田原睦明訳『ハイファに戻って/太陽の男たち』(河出書房新社)も読みます。

李箱著 斉藤真理子訳『翼 李箱作品集』(光文社古典新訳文庫)、いきなりすばらしいです。

エミール・ハビービー著 山本薫訳『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』(作品社)を読み始める。パレスチナ・作品関連年表がついていてありがたい。

それでマラパルテの『壊れたヨーロッパ』も読んだのだった。最近になって、モラヴィアをもっと読まなければという気持ちになっている。

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『軽蔑』はマラパルテ邸がたまらないですよね。フリッツ・ラングが出てくるのもいい。

佐峰存さんの第二詩集『雲の名前』(思潮社)をお送りいただきました。事象のまわりを巡るように描くことで輪郭を浮き上がらせるような詩の数々で、とくに「地殻の中で」の一連の詩の不穏さがよかったです。

あとがきの〝翻訳者・アンソロジストの中村融さんから竹書房でSFをやりたがっている編集者がいるので企画を考えてくれないかという不可解な依頼があったとき、〟に笑ってしまいました。『竜のグリオールに絵を描いた男』が刊行されてほんとによかった。

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ルーシャス・シェパード著 内田昌之訳『美しき血』(竹書房文庫)を頂きました。書いてみたいと夢想していた物語がとうに存在していることに気付かされることがありますが、竜のグリオールシリーズもそんな作品のひとつ。シリーズ最終作で唯一の長編、おそらく遺作でもあるという作品で楽しみです。

近藤ようこさんとお会いしたとき、『ホライズンブルー』の話をいろいろお聞きして、未読だったので読みました。赤子を殺しかけた母親がそこに至るまでの心理の流れを、幼い頃からの母親や妹との関係から丹念に描いていき、虐待の連鎖からの救いを模索するという、すごい作品でした。
児童虐待について調べるうちに、神話学や民俗学の「殺す母性」にいきついた、というあとがきも興味深かったです。連載が1998年から、刊行が1999年の作品がいまも新刊で買えるありがたさ。

「Palestine」を読み返す。1991から92年にガザ地区などで二ヶ月を過ごし、様々な人にインタビューを試みたジョー・サッコのジャーナリズム・コミック。今年、邦訳の特別増補版が出ていたんですね。

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