新しいものを表示

武蔵野銀行の略称が「武銀(ブギン)」、人間科学部の略称が「人科(ジンカ)」というところから、略称になると元は呉音読みだったのに漢音読みになってしまう現象って、何だろうと考えている。すぐにでも思いつくのは、漢音読みのほうが一般的で汎用性が高い=言語学で言うところの無標だということ。

確かに呉音は、漢音の「行動(コウドウ)」に比べて、「行者(ギョウジャ)」など特殊な読み方が多い。

関連して読んでいた湯沢質幸『漢字は日本でどう生きてきたか』開拓社を読んでいたら、「京浜(ケイハン)」←東京(キョウ)が出てきて、なるほど路線名や道路名にもこの現象は多いなと思い返す。「京阪」「京王」「京成」すべてケイ。呉音とのペアでなくとも漢音で読む「名阪(メイハン)」なども類例か。

この本では、「埼京(サイキョウ)線」が特殊とあって、面白い。なぜ「サイケイ」ではないのか。いくつか説が上がっていて、「サイ」は実はサキがサ行イ音便化した訓読みなので、2字漢語を作るメカニズムにないというのにはうなずける。

略称を作るときには、何となく「漢語っぽいもの」を我々は無意識に作ろうとしていて、その「ぽさ」は漢音で表象されているようです。呉音は、語種としてはもちろん漢語だけれども、和語に近いということがここでも分かるということか。

ご近所の湖で。この後、雨となって退散しました。

二次発酵を雑にやったこともあって、クープがいい加減。でもクランベリーとクルミのパン、まずまずです。

いつもは200度で15分くらいやってたのを、250度で10分。しばらくこれでやってみよう。

夏の間はパンを焼く気にどうしてもなれず、朝食はシリアルを食べることでどうにかしのいでいた。聞いた話では、夏の間はパンの売り上げは激減するのだとか。

本日、久しぶりにパンを焼くということで、生地を作って、さてパンマット…と思ったら激烈に黴びている。ああ…。

で、速攻で塩素に浸して洗浄し、炎上ならぬ洗浄されたマットはこうしてメディア上で干されております。反省してください!

今日はマットはないから別の手段で捏ねるとします。久しぶりすぎて、スタート時点でバターの投入を忘れるというミスもありましたが、中途で投入、どうにか発酵は進んでいるようす。

FacebookもInstagramも、知人の近況より広告の方がずっと多くなってしまって、広告の合間に知人の近況も見れるツールになってしまった…。

もう何のためのSNSなんだろうという気持ちになって、あまり利用しなくなりつつある。広告で儲けたい人たちが本質を壊してしまった気がする。

読みたいものが読めるマストドンが本当にありがたいが、いまやこういうものの方が稀少なんだよなあ。

今日のお遊び。研究室と、研究室裏手の光景。本学は山の中にあるので。

半袖ポロシャツはもう足りない季節かもしれない…(駅のホームで軽く後悔)

最高の天気。一年中もうこれでずっとお願いしたいよ。

春から入力していた陽明文庫本和漢朗詠集の入力とチェックが終了しました。はー、長かった。年度末に向けてこれを論文化するために頑張ろう。

新しいカメラで遊んでいます。昔買ったリサ・ラーソンのガチャガチャ、Girl's Power。

ようやく秋到来という今朝の涼しさ。昨日はいただいた栗きんとんをコーヒーと一緒にいただきました。秋、やっとだよ…

WeChatを導入。大陸の古い友人や研究仲間と連絡を取り合うためです。

先週、台湾では本来そういう研究の目的があったわけではありませんが、台湾語を公用語にまで押し上げたいという望みを持って保存・復興運動に関わっている研究者と会いました。この研究者は大陸で研究会があっても、しばらくは出席を控えているとのこと。

一方、今年度、とある国際的な言語学会が大陸のある場所で行われる際、オンライン開催であるにも関わらず発表者のパスポートコピーの事前提出および発表資料の事前検閲があったと。これはある日本人研究者に聞いた話です。開催地の研究発表は体制に不自然なほど寄り添った内容になっていたとのこと。

この数年、先方の様子がずいぶん変わったとは各所から耳にします。でも私には大陸にも友人はいるし、研究仲間もいる。直接会いに行きたい気持ちもある。政治は政治、上部に政策があっても下部には対策があるのが、知恵といえば知恵。しかしながら複雑な気持ちになるのも確かなことです。

台南の街角で見たタギング(待ちの落書きの一種)の数々。

写真中央下の「ソモ門」に見えるのは、日本人には読めないフォントであるというご教示を受けた。YENと読むのではないか、と。

そう考えると右側中央にある「OH是噢」の「OH」もハングルのYEなのかなっていう気がしてくる。どうでしょうね。

日本では、救急絆創膏の呼称に地域差がありますね。キズバン、カットバン、バンドエード、サビオ、リバテープなど。これは本来は商品名に過ぎないのですが、一般名称ステイプラーが商品名ホチキスに取って代わられるがごとき現象が生じています。

写真は台湾の駅でみかけたリバテープ。商品名の中国語表記は「立派繃」で、リバの音訳であることが分かります。リバテープは九州北部に広がる名称で、それが台湾に輸入された形。

台湾で古く音訳される「甜不辣」=てんぷらが、実態としてはさつま揚げを指しており、移民が多かった九州との深いつながりが分かるわけですが、現代も九州とつながりがあるようです。

地名というのは、支配者が権力で変えてしまうことが往々にしてあるわけですが、表記がハブになって、違う音が生まれる事例として台湾でよく知られるのは、「高雄」です。

この地名は1895年から始まる日本時代以前は、文字を持たない原住民によるtakao的な音声を、後の漢族が聞き取って漢字で記した「打狗」としていました。

しかしこの「イヌを打つ」とでも理解される字面がよろしくないと考えた日本政府は「高雄」という表記を与えた。1945年の光復を経て、国民党はこの漢字を中国としての発音「GaoXiong」と呼んだ。かくして地名の発音が変わってしまった。

というエピソードは授業で時々話題にするのですが、実際に文字にされた「打狗」を見るのは初めてです。

先週、3泊4日の台湾弾丸出張を決めてきました。レストランでもご飯を食べましたが、やっぱり夜市のご飯が圧倒的優勝でした。

上からターミー、豆花、粽、ターミーを食べる我、です。

苦手な方にはごめんなさい。庭のオリーブの木に立派な青虫がいました。調べるとシモフリスズメガの幼虫らしい。一昨年も我が家は立派なスズメガの幼虫に見舞われたことがあります。

バラに付いた青虫は心を痛めず即時に捕殺していますが、こいつはなんだか立派すぎて…捕殺には及びませんでした。が、近くの林に持って行きました。運が良ければ鳥のごちそうにならずに成虫まで行けるでしょう。運が悪ければ鳥に感謝されるでしょう。

これは考えさせられる。

ジャニオタの二次加害がひどすぎる
anond.hatelabo.jp/202309071840

コメントを読むとファンダムのなかに共有される感覚の一つとして(これはあくまでも一部の意見ではあるだろうが)、間違いなく存在はしているんだなと。

学生さんのなかにも、これをソフトな形で発言する人もいる。解きほぐせるものなのか、ちょっとめまいがするな。

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。