日本では、救急絆創膏の呼称に地域差がありますね。キズバン、カットバン、バンドエード、サビオ、リバテープなど。これは本来は商品名に過ぎないのですが、一般名称ステイプラーが商品名ホチキスに取って代わられるがごとき現象が生じています。
写真は台湾の駅でみかけたリバテープ。商品名の中国語表記は「立派繃」で、リバの音訳であることが分かります。リバテープは九州北部に広がる名称で、それが台湾に輸入された形。
台湾で古く音訳される「甜不辣」=てんぷらが、実態としてはさつま揚げを指しており、移民が多かった九州との深いつながりが分かるわけですが、現代も九州とつながりがあるようです。