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新しいカメラで遊んでいます。昔買ったリサ・ラーソンのガチャガチャ、Girl's Power。

ようやく秋到来という今朝の涼しさ。昨日はいただいた栗きんとんをコーヒーと一緒にいただきました。秋、やっとだよ…

WeChatを導入。大陸の古い友人や研究仲間と連絡を取り合うためです。

先週、台湾では本来そういう研究の目的があったわけではありませんが、台湾語を公用語にまで押し上げたいという望みを持って保存・復興運動に関わっている研究者と会いました。この研究者は大陸で研究会があっても、しばらくは出席を控えているとのこと。

一方、今年度、とある国際的な言語学会が大陸のある場所で行われる際、オンライン開催であるにも関わらず発表者のパスポートコピーの事前提出および発表資料の事前検閲があったと。これはある日本人研究者に聞いた話です。開催地の研究発表は体制に不自然なほど寄り添った内容になっていたとのこと。

この数年、先方の様子がずいぶん変わったとは各所から耳にします。でも私には大陸にも友人はいるし、研究仲間もいる。直接会いに行きたい気持ちもある。政治は政治、上部に政策があっても下部には対策があるのが、知恵といえば知恵。しかしながら複雑な気持ちになるのも確かなことです。

台南の街角で見たタギング(待ちの落書きの一種)の数々。

写真中央下の「ソモ門」に見えるのは、日本人には読めないフォントであるというご教示を受けた。YENと読むのではないか、と。

そう考えると右側中央にある「OH是噢」の「OH」もハングルのYEなのかなっていう気がしてくる。どうでしょうね。

日本では、救急絆創膏の呼称に地域差がありますね。キズバン、カットバン、バンドエード、サビオ、リバテープなど。これは本来は商品名に過ぎないのですが、一般名称ステイプラーが商品名ホチキスに取って代わられるがごとき現象が生じています。

写真は台湾の駅でみかけたリバテープ。商品名の中国語表記は「立派繃」で、リバの音訳であることが分かります。リバテープは九州北部に広がる名称で、それが台湾に輸入された形。

台湾で古く音訳される「甜不辣」=てんぷらが、実態としてはさつま揚げを指しており、移民が多かった九州との深いつながりが分かるわけですが、現代も九州とつながりがあるようです。

地名というのは、支配者が権力で変えてしまうことが往々にしてあるわけですが、表記がハブになって、違う音が生まれる事例として台湾でよく知られるのは、「高雄」です。

この地名は1895年から始まる日本時代以前は、文字を持たない原住民によるtakao的な音声を、後の漢族が聞き取って漢字で記した「打狗」としていました。

しかしこの「イヌを打つ」とでも理解される字面がよろしくないと考えた日本政府は「高雄」という表記を与えた。1945年の光復を経て、国民党はこの漢字を中国としての発音「GaoXiong」と呼んだ。かくして地名の発音が変わってしまった。

というエピソードは授業で時々話題にするのですが、実際に文字にされた「打狗」を見るのは初めてです。

先週、3泊4日の台湾弾丸出張を決めてきました。レストランでもご飯を食べましたが、やっぱり夜市のご飯が圧倒的優勝でした。

上からターミー、豆花、粽、ターミーを食べる我、です。

苦手な方にはごめんなさい。庭のオリーブの木に立派な青虫がいました。調べるとシモフリスズメガの幼虫らしい。一昨年も我が家は立派なスズメガの幼虫に見舞われたことがあります。

バラに付いた青虫は心を痛めず即時に捕殺していますが、こいつはなんだか立派すぎて…捕殺には及びませんでした。が、近くの林に持って行きました。運が良ければ鳥のごちそうにならずに成虫まで行けるでしょう。運が悪ければ鳥に感謝されるでしょう。

これは考えさせられる。

ジャニオタの二次加害がひどすぎる
anond.hatelabo.jp/202309071840

コメントを読むとファンダムのなかに共有される感覚の一つとして(これはあくまでも一部の意見ではあるだろうが)、間違いなく存在はしているんだなと。

学生さんのなかにも、これをソフトな形で発言する人もいる。解きほぐせるものなのか、ちょっとめまいがするな。

物は言い方だなって、ちょっと感動した話

今ならNISAの口座を作ると2000円もらえる!ってやつ、へっ2000円くらいという気持ちがあったのですが、

「今100万円預けても1年で20円とかなんですね。2000円の利息が付くためには1億預ける必要があるんですよ。そんな2000円が最初からあるってすごくありません?」

おおーってなりました。1億預けた分の利息が先にもらえるのか!ってならんけど、2000円の見え方は全然違う。プロですねえ。

今宵、大変美味だったもの。豚足を唐辛子、ニンニク、山椒で和えて、甘酸っぱい味付けにしたもの。名前は分かりません。いわゆるガチ中華です。これだけで全然自分は大丈夫です

耳の中に水が入ったときに、昔から片足でとんとんやるやり方しか知らなかったのだが、妻からこよりを使うといいと教わった。ジュワッっていう音とともに一瞬で抜ける、と聞いて半信半疑でやってみたら、本当にジュワッといった。50年間まったく知らずにとんとんやっていた。

…本当にジュワッっていったよ!

NHKのクロ現で、関東大震災での朝鮮人大虐殺の特集が組まれていた。今更ながら、安倍政権では絶対にあり得ない特集だな、と、そしてNHKの現場スタッフの中には粘り強くメディアの職責を果たせるチャンスを探り続けた動きがきっとあるんだろう、と、敬意を払いながら番組を見た。

そんな日に、松野官房長官のヨタ発言です。
松野官房長官、朝鮮人虐殺「記録ない」 関東大震災:時事ドットコム
jiji.com/jc/article?k=20230830

現在の自民党というのは、政治的なポジションが先に決まっていて、事実かどうかはその姿勢に合致するかどうかで選択される姿勢が強い。クロ現で挙げられた数々の事実は、どう受け止める気だろう。

ところで僕は福島原発からの排水は危険度の低い「処理水」だと理解している。しかし、様々な批判があることも知っている。その批判の要因の一つに、今の政権の発言は信用できないというのがある。まあ、オオカミ少年のようで、嘘も言うが本当も言うという輩は信用できないに決まっている。クソも混ざっているが味噌汁なんですよと言われても、どのみちそれは飲めないのだ。結局事実よりもポジションが大事だということが分かっているから、いざというときに信用されない。

リテラシーが大事だという、きれい事では片付けきれないもどかしさ。

やっとクーラーなしで朝まで寝られる季節が到来…かな。

クーラーなしでは熱中症、あるいは寝付けない、しかし付ければ冷えすぎるという温度調整で苦しむ人たちが自分以外にもたくさんいるはず。

この気候ならいくらでも眠れそう。

昨日帰宅してから全然疲れが取れない、という時のスリランカカレーです。

山口県岩国市にある大般若経の調査、写真撮影に同行した。大般若経は全600巻あり、院政期〜鎌倉期のものに近世のものが補完されて現代まで残っているようだった。

同行した先生によれば、大般若経は国家鎮護に関わりのある仁王経や最勝王経とは違って、民衆が厄払いや願掛けなどのために祭事として残すケースが多いという。奈良の興福寺全国、至る所に大般若経は残っているようだ。ただし、日本語学者が喜ぶような書き込み(訓点)がついているものは、1/100程度であるという。今回調査した文献はまさにその1/100であって、貴重なものだった。

それはそれとして、印象に強く残ったのは、博物館や文庫ではないお堂に残した文献の保存状態が非常に良かったことだ。虫食いやカビによる破損がほとんどない。

地域では古来から旧暦の7月に転読を行う。これが文献の側からみれば、虫干し、風通しの役割を持つようだが、それだけでこんなに保存状態が良くなるものか。近代的な設備で温度や湿度が管理されていても、状態が悪くなることだってあるのに。

しかし考えてみれば正倉院だって、最初から近代的な設備だったわけではない。適切な風通しや虫干しだけでも、これだけの状態がキープされる。和紙とは保存に向くものであるということがよく分かった。

若き血、「陸の王者慶應」はどうして陸なんですか?という素朴な疑問に、元々は陸=六で、六大学の王者を意味しているというYahoo知恵袋の説に深く納得する程度のリテラシーの持ち主です。

じゃあ海の王者は?と続けなくて良かったです。

痛ましい事故。山形に長く住んでいた感覚からすると、起こりえただろうなという気もする。ひとつには、日本一暑い記録を持っていたことがある山形では、暑さをどこか許容する雰囲気があったこと。でもそれ以上に思うことは、もうひとつ、強烈な部活文化、熱心な地域と親、精神論的な雰囲気が今も残っていること。

山形 熱中症疑いで中学生死亡 部活前に「暑さ指数」測定せず | NHK | 熱中症
www3.nhk.or.jp/news/html/20230

女子中学生熱中症疑いで死亡 米沢市教委が対策案報告 ペットボトルの持ち込みなど(YBC山形放送) - Yahoo!ニュース
news.yahoo.co.jp/articles/7b5e

子どもが体験する学校文化の中で、中学校がいちばんしんどいんじゃないか、と高校生、大学生の子どもを持つ親としては思う。特に山形では。のんびりしていた世界から急に軍隊式になる。部活を夜10:00までやる、朝は6時台から朝練、というのもざらに聞いた。あれで子ども達の何かが急激に育ち、あるいは急激に壊れる。

そういう雰囲気の中で死亡事故が起こることは全然不思議じゃない。ネット上の批判には、いまさらペットボトルという声も。そうなんですよ。

まあでも部活のそういうやばさは、地方社会では全国共通じゃないかな、と思う。

というわけで、日付は13日となったので、隔離は解けた!ゾコーバも予定していた分量は飲みきった!

明日から通常業務に、というか貯めている仕事を少しやっつけなければならない。

隔離中は新書2冊、映画8本、漫画の読み返しなんかもしてた。

反省かたがた、発見が一つ。Facebookって今や広告めっちゃ多いじゃないですか。僕の場合、どこかの検索結果が読み取られて、以後釣りやDIY、料理やダンスなどの動画が延々と流れるんですが、これほんと時間がびっくりするくらい溶けますね。

気づくと2時間、3時間平気で過ぎていく。やばい。ああいう動画を回すことでFacebookは潤っているわけでしょうが、とんでもなく時間が無駄になるな、と。

またそれを駆動する欲望が、実態のない欲望というか、欲望が欲望を量産していく仕組みなので、まるでポルノ。終わりがない仕組みになっている。これ本当にやばいですね。

スマホって、それで何かをやるという目的がないと、ブラックホールになるね、ということでした。普段からそういうやばいものを所持しているってこと、気を付けようと思ったことでした。

森部豊『唐—東ユーラシアの大帝国』読了。この本で学んだことは何なのかというと、長安が国際的なメトロポリスだったとはいえ、所詮漢人の国だったんでしょ、という思い込みをすっかり変えてくれたことかな。そもそも唐を打ち立てた李淵からしてソグド人コミュニティと密接な関連があるとか、血縁あるとか。全く疎いので、これがどれほどの定説かは分かりません。

日本語史と関わりがあるところ、つまり朝鮮半島を巡る動乱との距離感だとか、渤海だとか、長恨歌に描かれる玄宗皇帝のくだり、空海・最澄、円仁のあたりは楽しく読めた。知ってるところは楽しく読めるんだから、「知ってる話が出てきて嬉しかったです」という学生のコメントは今後もやっぱりバカにできません。

遣唐使として訪れた日本人も、唐という国の国際性は存分に感じたことでしょう。円仁『入唐求法巡礼行記』にもそう思わせるくだりがいくらかあった。

で、ただの感想としては、長い。史学の書き方がこうなのだと思うが、時系列に事実を丁寧に記していく教科書的な書き方は新書ではちょっと辛いなというのが正直なところ。やはり新書の読みどころは、新しい価値観なり世界観を示すところにあって、そのへんがmake senseということになるのではないか。もっとも、読む者の知的関心やレベルにもよるのでしょうが。

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