少資源国の日本でもかつては多くの金や銅が産出された。ほとんどの鉱山は閉じたものの、ある永続的な課題を抱え、それに頭を悩ませる自治体もある。
第二次世界大戦中の最盛期には年間1・8トンの金を産出した札幌市郊外の手稲鉱山から未処理の坑廃水が突如流出したのは、閉山から15年後、1986年12月のことだった。周辺の民家11戸で床下浸水し、国道5号が冠水で通行止めになるなどの大きな被害が出た。
流出した水量は約10万立方メートルと推定され、有害重金属のカドミウムとヒ素が含まれていた。
北海道立地下資源調査所の当時の広報紙によると、坑道内の数カ所で岩盤が崩れ落ち、塞がった部分に地下水が貯留。水圧で崩落部分が決壊し、一気に坑廃水が外に流れ出したという。人体への被害はなかったとされている。️🔒
事業者撤退なら「負の遺産」に 閉山後も続く休廃止鉱山の鉱毒処理 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20241114/k00/00m/040/321000c
雑誌地平をいつも駅ビルの本屋さんで買っていたけど、そうか個人店で買う選択肢もあるじゃんと気づき、今回はポルべニールブックストアさんのWEBショップで買った。移住連チャリティカレンダーと共に。
「『貧しい子の来る場』というラベリングをされると、
本当に必要な人たちはむしろ来られなくなってしまいます」
「子ども食堂行くな」の言葉に隠された母親の本意
(2023年1月記事の再配信)
https://toyokeizai.net/articles/-/840335
「子ども食堂は「貧困対策」のためにあると思われがちだが、
目的はそれだけではない。
孤食の解消や地域の交流、地元の農産品を使った食育などさまざまだ」
「大人の中には、支援を必要とする子の分の食事を
自分が食べてしまうのは申し訳ないと考え、来所を控える人もいる。
しかし特段の事情を抱えていない大人には、
1食につき数百円を支払ってもらう食堂も多く、
こうした場合はむしろ、利用することが運営のサポートにつながる」
湯浅誠「出入りする人が多いほど、必要な子も紛れやすくなる。
食堂に行くことこそ、支援だと思ってほしい」
東浩紀がまたまた兵庫県知事選について「情報が錯綜しているので判断できない」などと発信しているらしい。これは現在、「狂ったように」斎藤元知事を支援している、大阪市・京都市維新顧問、ZEN大学副学長予定者の上山信一が、「百条委員会」の審議の最初に言っていた戯言と同じである。
ある意味「リベラルをリベラルを自称する連中からとり戻す」などと啖呵を切っているネトウヨ大王東浩紀の面目躍如という所か。
しかし、東「、ゲンロン」などという情報で人からカネを取る商売をしておきながら、兵庫県知事選の背景について「情報が錯綜しているので判断できない」などと笑止千万なことを言う。こんなことは「ゲンロン」の社員の一人や二人を兵庫に派遣すれば、立ちどころにわかる話。
要は「情報が錯綜しているから判断できない」ー「判断できないから投票を控える」といういつもの「積極的棄権運動」の反復をしている。
しかし、それにしてもここまで東をつけあがらせ、東的な言説をはびこられ、批評精神を最終的に崩壊させた、東京の文化産業とプロデュースに手を貸した「大物」達は当然知的に責任を問われるべきだろう。
最初の「『存在論的・郵便的』はよかった」などとおためごかしを言っている人は、もう「哲学・思想」について語らない方がいい。
[参照]
2020年11月16日午前4時。幡ヶ谷のバス停で、64歳のホームレスの女性が、「彼女が邪魔だったから」という動機で撲殺されてから、昨日で4年。
幡ヶ谷のバス停で寝泊まりする女性を襲った悲劇
周囲が気にかける中で…東京・渋谷の暴行死事件
https://www.tokyo-np.co.jp/article/72648
87歳のロン・カーターがfacebookでチャールズ・ブッカーという人の投稿をシェア。彼はまだ40才ですが、前ケンタッキー州下院議員。2021年に同州上院議員に立候補しましたが落選。左派民主党で、2020の大統領選ではバーニー・サンダースを支持(以上米版ウィキペディア情報)
ロン・カーターは10月には、JAZZforKAMALAというカマラ・ハリス支持のコンサートに参加していますが、このコンサートの参加ミュージシャンは、ディディー・ブリッジウォーター、ジョシュア・レッドマン、ロバート・グラスパー、クリスチャン・マクブライド、ジョー・ロヴァーノ、ケニー・バロン、アル・フォスター、ジェフ・ワッツ、など、錚々たるメンバーです。(もちろん、イスラエルへの武器禁輸はしないと明言するカマラ・ハリスはまったく支持できませんがhttps://www.asahi.com/articles/ASSB923CRSB9ULLI002M.html )
さて、一方、日本のジャズ・ミュージシャンはというと、最近TOKUというミュージシャンがネトウヨそのものの投稿をXに繰り返していることを発見して、情けなくなりました。その他たいていのジャズミュージシャンは政治的立場を明らかにすることはありません。例外は奥平真吾さんで、Xでの投稿は本当にいつもまともで、感嘆しています。
日韓SF作家対談「キム・チョヨプ X 円城塔」
当選したので拝聴してきました! 楽しいひとときでした🎶
もっとちゃんとした?講演録とか後で公式に掲載されそうな気がする。自分用の雑なメモです
円:北海道(出身地)で学んできた歴史と大阪(在住)で触れる歴史の違い
SFというより普遍的(純文学的?)なものを書いてますよね〜と言われ、でもあくまで自分はSF作家なんだけどな…と思っているチョヨプさんの自負?のようなものを感じた。通訳も通してるし違ったら미안해요 人間が科学技術を作り、その科学技術がまた人間を規定するという相互の関係を含んだSFを書いているのだと
チョ:優れた作品は翻訳されても作品の持つ独特の光は失われないという信条を持っている。細部にこだわるよりは全体を重視して書くほうなので自分の作品は翻訳向きかと
円:誤訳でも面白ければウェルカム派。自作は翻訳しにくいと思う
『派遣者たち』書いたきっかけ カビ・キノコの本読んだこと 未知のもの同士が理解していく過程をエンターテイメントとして書いた
チョ:創作活動は科学研究の楽しいところだけひたすらできる感じ 研究者気質は活きていて執筆に際して本や論文を読み込む
円:(研究者だとダメだが)小説家は嘘がつけるので職業的に向いていたかも
『コード・ブッダ』書いたきっかけ 『ゴジラS.P』批判もあり僕には救いが必要だと思った→仏教 SFの持つ大きな広がり、それは仏教にもあると思った
チョ:次作のテーマは宗教を考えている←めちゃくちゃ楽しみ! SF作家にとってはやってみたいテーマだと。何があっても信仰を否定しない主人公。いま資料にカトリックの本30冊ほど詰んでます
脚本仕事とかはお断りしている。一度欲が出て最初から映像化できそうな話を考えたことがあるが돈に縛られて書けなかったと
(映像喚起力が強いですよね、と言われ)視覚以外の感覚を喚起する表現をしたい
どこから着想を得るか?と問われ 色々な分野の本を読むようにしている。建築や、最近では苦手な歴史も
邦訳の装丁はどれも好きだが特に『派遣者たち』がお気に入り。韓国の読者にも日本版の装丁は好評らしい
円:某デザイン室は終わってるので放っておくと・・・な装丁案が出てくる。自分で複数デザイン案を出したりかなり口出ししている
チョ:SF作家色々読むが、日本の作家なら伴名練の大ファン。藤井太洋も好き。『ジーン・マッパー』良かった
円:最近読んだのだと『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』好きでした←これ私も気になってる! 本書は韓国でも人気だとチョヨプさん
チョ:(自作の映像化について問われ)ゲームになったら面白いと思う
円:『初めてのゾンビ生活』映像化したら面白いのでは←死なないゾンビで宇宙開発、めちゃ面白そう!
マルチメディア展開されるご当地ラブコメ?民族小説を『群像』で1月から連載予定 温暖化で北海道に移住する人々、排斥と過去のアイヌ弾圧を重ねたり… 故郷の人から私らにもわかる話を書いてくれと言われたのもあり笑
記念にいただいたカード、画像ではわかりにくいけど #김초엽 さんのサインがキラキラしたペンで書かれてて素敵だった✨️
#大阪韓国文化院 #韓国文学 #キム・チョヨプ #円城塔 #江南亜美子 #오사카한국문화원 #엔조도 #에나미아미코
>特に、軽々に「子宮を摘出」と口にする神経が信じられない。「戦後最大の人権侵害」ともいわれる旧優生保護法下での強制不妊手術では、法で認められていない子宮摘出もあった。国会は衆院解散を前に、被害者救済をめざす新法と謝罪決議を全会一致で可決したばかりである
(社説)百田氏の暴言 公党の党首たりえない:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S16084855.html
https://x.com/rna/status/1857626064056627428
これについては、1957年にサルトルが「みなさんは素晴らしい」という文章(『シチュアシオンV』所収)で描写した、アルジェリア戦争におけるフランス軍の拷問についてのフランス人の態度が、まさにそれ
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それは可能性があることを頭から否定できないのはもちろんさ……。しかし確実なことがわかるまでは待つべきだし、判断をくだすべきじゃないね。というわけで、人びとは判断を控える。と同時に確実なことを知ろうともしないのである。(p.61.邦訳45-46ページ)
木庭顕先生の寄稿、とっても面白かったから🎁
11月17日 21:52まで。
歴史学者・木庭顕さん寄稿「現在の日本における政治成立の条件」
https://digital.asahi.com/articles/ASSCF32GCSCFUCVL020M.html?ptoken=01JCTGGGK59WFEVFV13JGZE8AN
言語。読書。映画。ニュース。