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例えば、『サリーのこけももつみ』をはじめ、『スプーンおばさん』にも『ムーミン』にも登場する「コケモモ」には並々ならぬ憧れを抱いていた。母が「コケモモのジャム」を土産かなにかで貰ってきたときには1ヶ月ほどは毎朝、食パンを焼いていたように思う。あのとき、付き合ってくれたみんなまことにありがとう。それが実はコケモモではなく、ベリーであったと知ったのはそれなりに成長してからだったが、そこそこの衝撃を受けた。リンゴンベリーもカウベリーもクランベリーも、さらにはブルーベリーも''コケモモ''だった。

ケイン少将とミークくんが、NCISあたりに協力とかなにかする形で潜入調査をすることになり、「ご関係は？」と問われ、無難に「祖父と孫」と答えようとした少将を遮り、つい「こ、恋人です！」と答えてしまうミークくんは50000回見たい。

遠くでグラスが割れる音はしたし、目撃者による「ケイン少将が''笑った''」というLINEは高速で既読になったし、最終的には都市伝説になる。

目を離すとなんなら目を付けていても何を仕出かすか分からない、まるで台風そのもののような男、永遠の問題児と書いてマーヴェリックと読む某パイロットについて、愚痴をこぼしていたところ、横で相槌を打っていた元同僚（ヴィゴかリーアムあたりの顔をしている）が「それはまた、昔の誰かさんにそっくりだな」とこちらを見、「むしろ、お前のことだと思った」などと言うので、そうかと目を細めてしまったケイン少将について（一息）

カードが使用不可となり、（致し方なく）プレゼントとして''なんでも言うことを聞く券''を配ったことがあるマヴェ。グスは今度の飲み代はお前持ちな！と笑い、アイスは一週間は大人しくしていろと言い放ち、スラはアイスの部屋の掃除を手伝わせ、ルスは未だに財布に入れてあったりする。正直、願書の件もあり、破り捨ててやろうと思ったことも何度もある。が、結局、こうして財布の奥へと捩じ込んでいた。「マーヴ、これのこと覚えてる？」「もちろんだ。なつかしいな！使うのかい？」「ああ、''どんなときも生きて帰ってきて''」

イーサンはたしかに自分の誕生日は忘れがち。だけど、仲間たちの生まれた日、好きなもの、趣味、なんて些細なことも忘れない。ので、ブラントには日付けの変わったころにホールケーキが届いたりするのです。

イーサンも仕事の関係上、偽のプロフィールを名乗ることもあるし、潜入するし、国も跨ぐしで誕生日をはじめとした自分のことを忘れがちだと思うんですが、「本国時間では8月18日になった。お誕生日おめでとう、イーサン。君に出会えてよかった。僕も、この世界も」と毎年、ベンジーがきちんと伝えてくれるので思い出せているイーサンがいるといい。「もし、君が生まれていなければ、少なくとも7回は世界が滅びているかもしれないんだぞ？君の誕生日を国民的な祝日にしたっていいぐらいだ。それに君がIMFに就職しなかったら今の僕はないよ、イーサン。生まれてきてくれてありがとう。さあ、今回も世界を救おう」「了解、ベンジー。ありがとう」帰ったらイーサン・ハント誕生会をしてくれ。

（少し調べたところ、13～14世紀のイタリアでは、パスタは一般家庭に普及するようになり、15世紀にはスパゲティの元祖ともいえる棒状の乾燥パスタが作られていた。大航海時代を迎え、17世紀のイタリアでトマトの栽培が本格化する。と学びを得たので歴史的には難しい組み合わせかもしれないが、アサクリ界だしそれ以前に妄想ということで、とペンを置く）

でも、エツィオがこれを口にしたらトマトソースがあの衣装に跳ねて大変そう。レオナルドに染み抜きしてもらって。「貸してください。これくらい私の手に掛かればちょちょいですよ。なあんて、私もよく服を汚してしまうので」と言ってくれそうではある。

唐辛子の辛さが鋭く、殺人的だったからとかトマトソースをフライパンに入れるときに跳ねる様子が殺人現場のようだからとか『暗殺者のパスタ』には名前の由来が諸説あるらしい。ただ、私は初めて食卓に出てきたとき、「暗殺者」の響きから思わず、エツィオのことを連想してしまったんですよね。なるほど、これがゲーム脳というやつか。

''Rooster''と名付けられたとき「飛べない鳥か、」俺には似合いだなと目を伏せるブラッドに「雄鶏は注意深く、鶏小屋を守るものだ。その鳴き声は人々を起こし、太陽を出迎え、ひとたび夜になると悪霊も追い立てるんだぜ？な、ルースター？」と肩を叩いてくれた先輩はいたと思うんですよね。

「cock」は「（雄）鶏」、「pit」は「囲い」で、コックピットは元々、囲いのある''闘鶏場''を指した。 そこから、小さな戦場や古戦場を表すようになり、第一次世界大戦中に、飛行機の操縦席を指すようになった。と知ったんですが、る、ルースター〜〜〜！（そこにも繋がってしまうのか）（だから、マヴェがルスとコックピットに入ることは同じ土俵に立った、という見方もできる？）

「コケティッシュ（coquettish）」の由来が、語源を辿ると、フランス語の「coq（雄鶏）」にあたり、「鶏のようにもったいぶった色気のある」といった比喩表現として、女性だけでなく、男性にも使われていた言葉である。と知って口が塞がらない。それはハンが『Slow Ride』を流しますねって。