私も貨幣や紙幣は、偉人より名物の動植物がいい派です。
そういえばポンド、エリザベスからチャールズになるのだっけ…と思って調べたら、6月からもう最初のチャールズが出回り始めているらしい(エリザベスも引き続き使える)。モナキーの顔はもういいから、ユニコーンとかレッドドラゴンとかリスにして欲しかった。
あっ、キアヌ・リーブス&チャイナ・ミエヴィルの小説The Book of Elsewhere、英語版は今月末の発売だし、帯文(blurb)がウィリアム・ギブスンなんだ。
発売前日にキアヌとミエヴィルの対談が生配信されるらしい。
https://thebookofelsewhere.com/
BT 早川書房の新しいコミックのウェブサイト、個人的には最後にさらっと書かれているほうが気になりました。
キアヌ・リーブスの『BRZRKR』は、関連小説がキアヌ&チャイナ・ミエヴィル合作で予定されているやつですね。
>キアヌ・リーブス原作コミック『BRZRKR』、そしてカズオ・イシグロの作品などをアップしてゆく予定。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000073162.html
世界の名作SF・ミステリをコミカライズ、世界じゅうの読者へ! 新コミックサイト「ハヤコミ」がスタート!║株式会社 早川書房のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000073162.html
はてなブログに投稿しました
読んだ本のメモ:疲れ果てたこころは温かなカフェしか見えない トラヴィス・バルドリー『伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く』 - 青井タイル店
今制作中のワールドらしい。フォトグラメトリとはいえ、すごい。
https://x.com/tkysmmn/status/1808082795283337349?s=46&t=6VYiyYj3mpWqVIfpiH7X2g
つやちゃんさんの新刊、『スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論』(アルテス・パブリッシング)!
https://artespublishing.com/shop/books/86559-296-2/
>口語(しゃべり言葉)芸術の最前線を、
>「スピード」「バイブス」「パンチライン」>の3つの視点を軸に分析。
>賞レースとラップゲーム。
>勝つために発明され、進化する語りに迫る21世紀の「しゃべり論」が登場!
出典via 立原透耶さん: https://mp.weixin.qq.com/s/6eahnEt7ZAMN1yPrwMkuuw
有識者257人の選定により、7ユニット42部門の候補が決定。去年の第一回より部門が大幅増。未訳も含め、国際作品への表彰が増えている。昨年の第1回は大森望が外国人翻訳家部門を受賞している。
本当だ、中国のSF賞:第2回 百万钓鱼城科幻大奖(百万釣魚城科幻大賞、Fishing Fortress Science Fiction Awards) 国際ユニット デビュー作家部門に日本人作家が3人ノミネートされている!
あと短編部門に春暮康一「法治の獣」もノミネートされている。
以下、外国人作家の解説です。
ガブリエラ・ダミアン・ミラベテはメキシコの作家で、英訳短編でティプトリー・ジュニア賞を受賞した。最近、作品集も英語で出版されたばかり。
シェリー・パーカー・チャンはオーストラリア市民のジェンダークィアで元外交官。明の初代皇帝をモチーフにしたクィアなファンタジーシリーズを執筆。アスタウンディング新人賞および英国ファンタジー大賞の新人部門とファンタジー部門を受賞。
トラヴィス・バルドリーは最近翻訳されたオーク女性が冒険者引退後にカフェ開業する『伝説とカフェラテ』(原島文世訳、創元推理文庫)の作者で、同作でヒューゴー賞長編部門を受賞。
※釣魚城は重慶市の古跡の名称だそうです。
スペシャルティコーヒーと、焼いたアヒルのパックづめが同じ値段だったので悩みましたが、シャキッともう一仕事するためにコーヒーにしました。アイスカフェラテ。
少しお高いですが、達人が好みを聞いてセミオーダーなコーヒーを淹れてくれます。とてもおいしかった。
ツキコヤ ビーンズ ショップ
http://tsukikoya.com/coffeeblog/
私はコーヒーを淹れたこともない門外漢なので、店主の到達した高みは全然わかりません。でもなんかすごそう。再現性があるらしいけどどうやって再現しているんだ?
>コーヒーの焙煎中に起きる変化を目視で5秒、計算機では10秒毎にデータ化出来るので、焙煎の不思議を具体的に解明する事が出来ています。焙煎時に起きる反応を具体的に理解し、気圧、潜熱、カロリー、排気、湿度、気温、風速、風向き、そして、焙煎機の内部の豆同士の隙間の距離も考慮して焙煎をした結果がTSUKIKOYAのコーヒーです。
【宣伝】
アーシュラ・K・ル=グウィンの創作指南本『文体の舵をとれ』について、訳者の大久保さん、「文舵」合評会主宰の大戸さんとお話した記事が公開されました。見てますか、ル=グウィン先生……っ!
大久保さんによる「文舵」バックグランドの話題も超面白いです! 必読!
本格的に合評会の運営について踏み込んだ第2回は、明後日の7/3(水)公開とのことです。
https://www.filmart.co.jp/pickup/32457/
なお、本記事の参加者プロフィールにて、創元SF短編賞受賞後第一作の情報が公開されています(なんでここで?!)
というわけで、発売はもう少し先になりますが、『紙魚の手帖vol.18』掲載の「狼を装う」のほうもどうぞ、よろしくお願いします。(※公表の許可はもらっております)
今は扉絵が届いて最高になっているところです。扉絵を依頼したいイラストレーター発表ドラゴンになったら頼めました。ヤッター! 嬉しすぎ!
会社員ときどき文筆業。
Japanese SFF book reviewer & anthologist