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はしもと さんがブースト

小田雅久仁『禍(わざわい)』(新潮社)読了。怪奇・幻想色の強い七つの幻想短篇が収録されている。読み応えがあるけど、読み通すには結構な胆力が要る。
「喪色記」と「裸婦と裸夫」は前作『残月記』やステープルドンの諸作品にも通じるビジョンを感じたが、他の作品は閉塞感とも相まって生理的に嫌悪感をもよおすような趣向のものが多い。「耳もぐり」や「農場」「柔らかなところへ帰る」「髪禍」などはかなりなものだった。この総毛立つような感覚は、芦屋公園をはじめとする、ある種のホラー小説の感触に近いかも知れない。あるいは厭ミスとか。デビュー作『増大派に告ぐ』から一貫してカルト的な人気をほこるだけはある。

裏庭に何本かデカい木があるから常にセミの声が聴こえるのですが、最近買ってみた耳栓(サイレンシアってやつ)をつけるとほぼ聴こえなくなりました。セミ、テストに参加してくれてありがとう。
セミがやかましすぎてお困りの方、試してみてください。

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それで、現在の毎月の費用ですが、fedibird.com、nightly.fedibird.comの費用を合わせて145,000円ほどです。

fedibird.comは、何か事件があって、急に休眠しているアカウントがアクティブになると負荷がオーバーするため、もう一台メインサーバを確保した方が良いかもしれません。その場合は175,000円となります。

目標としては、これを全額寄付で賄えるところに持っていきたいというところです。

なお、fedibird.comはアクティブが1万人いるため、アクティブ全員が住人プランで寄付してくれればおつりが出てしまいます。年額300円、月で25円のプランです。

実際にはそこまで望めないとしても、1,000人が住人(10人分)プラン(年3,000円・月250円)で支援いただければ、同様に足りる計算になっています。

冗談みたいなやつですが、住人(100人)プランというのも一応用意しておきましたw

一人一人はまったく無理する必要はありませんので、可能な範囲で、広くご支援いただけると幸いです。

なお、多額のこれまでの累積赤字がありますので、多少オーバーしても営利に該当する心配はありません。ご遠慮なくお願いしますw

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Fedibirdの運営費についてですが、

基本的にFedibirdインフォメーションにてアナウンスしてきた通り、サービスは無料である、という点については変更ありませんが、

寄付による維持を可能とする方向に目標設定し、不足を運営者が補うという姿勢にシフトしていこうと思います。

《参考》Fedibirdインフォメーションのアナウンス
fedibird.com/@info/10644338740

背景ですが、こちらのアナウンスに含まれている但し書きの通り、

10月末頃からの利用者急増をはじめとして、負荷の増大、サーバ単価の上昇、運営者の経済事情の悪化など、通常体制では維持困難となる場合を想定した項目がほとんど当てはまる状況になってきたためです。

(※ 今のところ経済事情は問題ありませんが、健康上の問題でそれに準ずるリスクがありました)

fedibird.comはノーメンテで放置しても十分に安定稼働する状態を維持できているし、万一何かあっても副管理者・モデレーター陣が対応できる体制になっていますが、資金的な対応は難しいため、ここをより利用者に頼る体制に改め、持続性のある運営体制としていくべきであろうという判断です。

具体的なお願いについては改めていたします。 [参照]

逗子駅のカフェで、青ミカンセレナーデなるオリジナル飲み物のソーダ割りを飲んでいます。
材料は間引きされた無農薬の青みかん+はちみつ+スターアニス(八角)。かなり酸味が強く、後味でスターアニスも急に主張してきます。酸味のパンチでしゃきっとするので、氷をたくさん入れて薄めてちびちび飲みたい味です。カクテルの材料にも良さそう。
shop.unique-veggies.shop/items

BT 羊も毛皮が暑いのではないでしょうか。脱げないし。

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ちなみにこの羊は「羊を使った除草の試験」とのことらしいですが、ご覧のとおり、試験はなかなか成功しなさそう。
#本日の札幌

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お仕事告知です。

今月末発売の『十四人の識者が選ぶ 本当に面白いミステリ・ガイド』(杉江松恋監修/Pヴァイン)に参加しました。
私の担当した作家をはじめ、SF好きにとっても見逃せない特殊設定ものも多く取り上げられています。
ele-king.net/books/009447/

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木造人工衛星の計画、近年まれにみるワクワクニュースだと思っています。

宇宙空間で10か月間さらされると木はどうなる? 住友林業が挑む「木造人工衛星」の可能性(2023.07.21, DIME)
dime.jp/genre/1623109/

出来合いのボルシチを買ってきて食べたら、赤い汁が飛び散って食卓の上が事件性がありそうな見た目に……

ショッピングモールをテーマにしたホラー・アンソロジーが、クラウドファンディング中&作品の公募受付中です(英語)
収録作品のあらすじに「少年がGoogle Mapを見るたびにショッピングモールが大きくなり、彼のいるところに近づいてくる……」というのがありました。

Escalators to Hell: Shopping Mall Horrors on Kickstarter kickstarter.com/projects/fromb

"To Catch the Dual Sunrise" by Lyndsey Croal
異星メサで、探査ロボットが朝、ひみつの散歩に抜け出して人間が起きてくる前に星の生態系を予習し、あとで人間と一緒に来たとき「新発見です!」と教えてあげる。

スコットランドの新進作家による、ラブリーな掌編です。こういう人間に好意的なロボット像、ちょっと懐かしい感じ。

electricliterature.com/to-catc

わずか数時間前に集中して本業の英語会議を聴いたせいか頭が冴えてしまい、なぜか勝手に「呼び込み君」の脳内無限再生も始まってしまいました。何を呼び込もうというのか。夢?

ミステリのムーブメント紹介コラムシリーズも、各項3ページで内容は著しく限られているものの「新本格」や「日常の謎」とはそもそも何か、理解の導入になる良企画でした。
霜月蒼さんの「己の尊厳と自立のために――女性スリラーの隆盛」の項では、『ローンガール・ハードボイルド』『自由研究には向かない殺人』『ザリガニの鳴くところ』『沼の王の娘』『破果』など近年の翻訳小説もばっちり紹介されていました。

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杉江松恋 監修『十四人の識者が選ぶ 本当に面白いミステリ・ガイド』(ele-king books)2023年7月31日刊行予定の寄稿者見本分をいただきました。表紙に記載の書評家、評論家、ライターが分担して書いています。
私は恐れ多くも「山田風太郎」と「エラリイ・クイーン」のガイドを担当しました。

月村了衛さんのインタビューも短くも読みごたえがありました。機龍警察の各巻で意識した先行作家の話もあり。

ちなみにチャック・ティングル先生とは誰かという紹介や実作レビューを、論考「エッチな小説が人々に愛と勇気を与える――作家チャック・ティングル紹介」として『エッチな小説を読ませてもらいま賞 〜さあ、エッチになりなさい〜 受賞作品アンソロジー』に寄稿しています。
ecchi-syousetsu.com/zine/

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チャック・ティングル先生の初の商業長編小説(ホラー)がリリースされ、本人?の喜びの舞い?の写真が投稿されました。

※リンク先Twitter
twitter.com/ChuckTingle/status

Strange Horzon's fundraising campaign for 2024 was over and raised $20,422! Congratulations!
国際SF誌ストレンジ・ホライズンズの、来年分の資金集めが終了しました。
いくつかのストレッチゴールを達成したため、2024年はコラムと書評の報酬額アップ、日本SFF小特集(←私が監修者を務めます)、ニューロダイバーシティ特集、ボディ・ホラー特集の3特集号の刊行が叶う見込みです。とても嬉しいことです。
ご寄付くださった皆さま、ありがとうございました。
kickstarter.com/projects/stran

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様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。