独立出版『inch magazine』さんの海外短編翻訳企画PocketStoriesの02が出ます。
パク・ヘウル『この星を離れた種族』(廣岡孝弥訳, 2024.11.30発売予定)
韓国の新進SF作家の環境問題に抗う短編ひとつ、ユーモラスな掌編ひとつを収録。

私は解説を寄稿しています。作品・作家の紹介は廣岡さんが担当していて、私は近年話題のCli-fiやソーラーパンクとは何か、SFでどのように環境問題が扱われてきたかを1950年代からふりかえって書いています。
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inchmag on Instagram: "海外短篇小説翻訳シリーズinch magazine PocketStories 02 『この星を離れた種族』書影です。 装画は松井一平さん、装丁は坂脇慶さん。11月30日発売です。韓国の新進SF作家、パク・ヘウルさんによる気候変動フィクション(Cli-Fi)になります。 地球から人類が去った世界で人類の痕跡を探査する地球外生物の視点で描くショートショート「鉄の種族」と、短編小説「ゆりかご惑星」の二篇を収録。 ゆりかご惑星は気候変動により難民となったひとりの女性の小さな物語を軸とし、清掃労働者から他の惑星を地球化(テラフォーミング)する役目に抜擢され、家族の安全と引き換えにひとり侵略に加担せざるを得ない弱い立場に置かれた人間の葛藤を描きます。 社会格差の構造や差別、気候変動といった大きなテーマを小さな物語で描くことで社会と向き合う。訳文を頂いたとき、じんわりと温かな心となんとも言えないやるせなさと、複雑な感情を抱きました。 11月30日にはB&Bさんと東中野Platform3さんにて作者の来日トークイベントも用意しています! 当日は短篇小説集をリリースされるSF作家のファン・モガさんも登壇し、韓国の新たな文学世界についてもお話しします。 お取り扱い頂ける書店さんも予約募集しております。 詳しくはinfo@inchmedia.jpかDMでお問い合わせください。"

47 likes, 0 comments - inch.mag on November 10, 2024: "海外短篇小説翻訳シリーズinch magazine PocketStories 02 『この星を離れた種族』書影です。 装画は松井一平さん、装丁は坂脇慶さん。11月30日発売です。韓国の新進SF作家、パク・ヘウルさんによる気候変動フィクション(Cli-Fi)になります。 地球から人類が去った世界で人類の痕跡を探査する地球外生物の視点で描くショートショート「鉄の種族」と、短編小説「ゆりかご惑星」の二篇を収録。 ゆりかご惑星は気候変動により難民となったひとりの女性の小さな物語を軸とし、清掃労働者から他の惑星を地球化(テラフォーミング)する役目に抜擢され、家族の安全と引き換えにひとり侵略に加担せざるを得ない弱い立場に置かれた人間の葛藤を描きます。 社会格差の構造や差別、気候変動といった大きなテーマを小さな物語で描くことで社会と向き合う。訳文を頂いたとき、じんわりと温かな心となんとも言えないやるせなさと、複雑な感情を抱きました。 11月30日にはB&Bさんと東中野Platform3さんにて作者の来日トークイベントも用意しています! 当日は短篇小説集をリリースされるSF作家のファン・モガさんも登壇し、韓国の新たな文学世界についてもお話しします。 お取り扱い頂ける書店さんも予約募集しております。 詳しくはinfo@inchmedia.jpかDMでお問い合わせください。".…

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仕事をしつつ新高円寺に行き、終わり間際のWE-CYCLE BOOK&CLOTHES×COFFEE FESTIVAL(妙法寺とその沿道)を駆け足で観てきました。たぶん2割近くが日本語を母語としない出店者で、面白い。

1.右下
ボリビア出身のアーティストlupemacanudo は世界各地のリソグラフ印刷所を回っているようで、チリやアルゼンチンで刷ったZINEを置いてある。買ったのはコロンビアで刷られた、アタリのカートリッジを描いたZINE。
lupemacanudo.com/menu
2.右上
イラストレーター伊藤奈緒の雲呑麺探検団というZINEシリーズ。既刊4巻。雲呑麺のイラストと店のレポが綴られた雲呑麺の図鑑。
3.左
コクヨが出資して黒鳥社が作っている雑誌の最新刊、アジア特集号。ちょうど買おうと思っていたので、代田橋の本屋バックパックブックスのブースで購入。

バックパックブックスさんがinch magazineのラインナップを展開していたので、許可を得てブースの写真を撮らせてもらいました。
新刊をよろしくお願いします!
fedibird.com/@biotit/113478630 [参照]

WE-CYCLE BOOK&CLOTHES×COFFEE FESTIVAL(妙法寺とその沿道)、農家のブースが、希望者にカブトムシの幼虫を分けたり、「多摩で採れたキウイ」を格安50円で売っていたりしたのも面白かったです。

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