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お題:70-80年代に文庫が出ていて今も買える女性SF作家、ル=グウィンやティプトリー以外(鍵アカウントの話題より)
ケイト・ウィルヘルムとロイス・マクマスター・ビジョルドは今でも入手できますね。
逆に、一時は文庫で出たけど今は買えない作家はアン・マキャフリイやヴォンダ・N・マッキンタイア、ジョーン・D・ヴィンジじゃないでしょうか。
ちなみにマキャフリイやウィルヘルムと同世代人のキャロル・エムシュウィラーは、文庫では刊行されませんでしたが、2000年代後半に河出と国書で短編集が出ています。しかも国書は本を断裁しないのでまだ在庫が生きている。
kokusho.co.jp/sp/result.html?w

あっ、ヴィジョルドは邦訳時期は1991年だったのでルール違反でした(原著1986年)

サンリオSF文庫はたくさんの女性作家を紹介しています。
ちなみにキット・リードも錚々たる翻訳家が短編を訳していますが、サンリオSF文庫で出た『ドロシアの虎』はほぼ一般小説で超常要素がなく、人に勧められる単著はない。
ameqlist.com/sfr/reed_k.htm

上記は記憶をたよりにした情報のみなので、よく文庫刊行情報を確認すればもうちょっと見つかりそうです。

訂正:アン・マキャフリー『歌う船』(酒匂真理子 訳、創元SF文庫)は、復刊の在庫がプラットフォームによっては生きてました。
割と近年(2019年でした)復刊してなかったっけ?とは思ったのですが、著者名ゆれのせいかヒットせず。
情報提供ありがとうございました。
tsogen.co.jp/sp/isbn/978448868

@biotit こんばんは。アンナ・カヴァンはどうでしょうか?主要な作品は文遊社から新訳が出ていて、最近も「眠りの館」が邦訳されたばかりです。

@chokomegusuri こんばんは。アンナ・カヴァンを挙げようか実は私も悩んだのですが、SF作家・批評家から高い評価を受けたものの、本人がジャンルSFとして書いてはいなかった&SF賞を受賞してはいないため、言及を避けました。「サンリオSF文庫から出ていた、今でも買える女性作家」ではありますね!
類似の理由でシャーリイ・ジャクスンにも言及しませんでした。 [参照]

@biotit あ、そうでしたか。純粋なSFではないので迷ったのですが、はしもとさんの返信にもある通り、一応サンリオSF文庫から出ていたので挙げてみました。

@biotit マッキンタイアは『星の海のミッキー』を高校生くらいのころに楽しく読みました。

@ohmitakaharu おそらく、普通に面白い冒険ものはなかなか復刊する意義を見いだしてもらいづらいのですが、マッキンタイアはいい作家だったと思います

@biotit
国内作家ですが、すぐに思いつくところでは、新井素子、大原まり子、鈴木いずみ、藤本泉、栗本薫。
C・L・ムーア。
ゼナ・ヘンダースンは残念ながら品切れの模様……と思ったら、ジュディス・メリル編『SFベスト・オブ・ザ・ベスト』収録の「なんでも箱」が現役。素晴らしい! キャロル・エムシュウィラーの「狩人」も収録。
ジュヌヴィーヴ・ラインバーガーはちょっと反則かも知れません。(コードウェイナー・スミスとの共著!)

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