とりあえず当初の目的だったC. M. Valente "How to Become a Mars Overlord"を読みました。どの星系にも火星に相当する赤い星はある、から始まるあなたも火星に君臨できる! という怪しいセミナーから始まり、セールストークの質感と、過去の無数の支配者の来歴(や末路)をぽろぽろと色んな角度から言及する吟遊詩人の語りを無呼吸で往復するグルービーな語りで運んでいきます。どちらかというとその語りそのものが軸で、ラストはちょっと弱いような、しかし怪しい商人の出てくる奇想短編としてこれしかないような感じ。
支配者の一人のエピソードのうち、"Each rival she assassinated died in bliss as she whispered her verses into their perishing ears."がセクシーな情景で特に好きです。
単純に買った動機がかなり不純(C. Valenteのmyspace、geocities、livejournalなどのインターネットコミュニティの形成とプラットフォーマーによる持続可能性のないマネタイズによってコミュニティが離散集合して移動していく過程を綴ったエッセイ"Stop Talking to Each Other and Start Buying Things"がマストドンの文脈で引用されていたので、手軽に氏の短編が読みたい)だけど他の面子も豪華ですわね
https://catvalente.substack.com/p/stop-talking-to-each-other-and-start
Allan Kaster編火星アンソロ The 2020 Look at Mars fiction bookを買いました(読む…読むとは言ったが……いつ読むとは言ってない状態)
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audibleが拡大している中でブランドン・サンダースンが去年キックスターターで出資を募っていた新シリーズ4冊はaudibleには当面の間("for a foreseeable future")載らない、と宣言している記事を読みました。出資者には音声データ配布とspotify・speechifyでのストリーミング、非出資者には上記二つのストリーミングでのアクセスに。
audibleのロイヤリティは独占契約で40%、非独占契約で25%になっていて、通常のkindleの電子書籍70%よりもかなり低く、プラットフォームが寡占状態なため相場に異を唱えるのが難しいらしい。spotifyとspeechifyは寡占に対抗する可能性のあるサービスであり、競争によって作家にもっと還元される環境を作りたいと。
https://www.brandonsanderson.com/state-of-the-sanderson-2022/
あやふや、府屋綾 - 小説、絵、3Dなどをやる人
☑SFとFTとセクシーな人外が好き
☑ここは日本語の日常アカウントです
☑創作(低速)はtumblrかpixivかmastodon.art/@ayhy など