とりあえず当初の目的だったC. M. Valente "How to Become a Mars Overlord"を読みました。どの星系にも火星に相当する赤い星はある、から始まるあなたも火星に君臨できる! という怪しいセミナーから始まり、セールストークの質感と、過去の無数の支配者の来歴(や末路)をぽろぽろと色んな角度から言及する吟遊詩人の語りを無呼吸で往復するグルービーな語りで運んでいきます。どちらかというとその語りそのものが軸で、ラストはちょっと弱いような、しかし怪しい商人の出てくる奇想短編としてこれしかないような感じ。
支配者の一人のエピソードのうち、"Each rival she assassinated died in bliss as she whispered her verses into their perishing ears."がセクシーな情景で特に好きです。
とりあえず当初の目的だったC. M. Valente "How to Become a Mars Overlord"を読みました。どの星系にも火星に相当する赤い星はある、から始まるあなたも火星に君臨できる! という怪しいセミナーから始まり、セールストークの質感と、過去の無数の支配者の来歴(や末路)をぽろぽろと色んな角度から言及する吟遊詩人の語りを無呼吸で往復するグルービーな語りで運んでいきます。どちらかというとその語りそのものが軸で、ラストはちょっと弱いような、しかし怪しい商人の出てくる奇想短編としてこれしかないような感じ。
支配者の一人のエピソードのうち、"Each rival she assassinated died in bliss as she whispered her verses into their perishing ears."がセクシーな情景で特に好きです。