大雑把でラディカルな物言いで公然と差別をする人、個人への圧力を隠蔽するために公の「ケア」を実践している「いい人」、性的搾取を行う人に(知ろうとすれば知れたのに)形ばかりの懺悔の代わりに活躍を!と使い続ける当事者とは名ばかりのメディア、どれが一番マシかなと一瞬考えてしまった。どれも「賢い」いじめっ子同士の共謀に見えるけど、とかいうとこちらに加害性押し付けられるから怖くていえないけど。
『別れる決心』という映画をなんとなく突然みにいってブログにだらだら感想書いたりしてこの冷めた感じはなんなんだと思っていたのだけどこれってあれだと思う。力の弱い方が結局は死ぬ物語を愛とかの話にするなよ、という。というか監督はその言葉を使わないことでそこにも注意を向けさせたのかもしれないが。
亡くなる前日、苦しそうにうめくウィシュマ・サンダマリさんの前で「(あのお医者さんが)かっこいい」などと談笑する看護師や職員、ベッドから落ち、職員が来るも素足が床についた状態で放置されるウィシュマさん――金井真紀さんの絵と共に、視聴した映像について記事にしました。
被害者も被災地も利用される世界を私たちはずっと知っているはず。
少しでも時間ができればフラッシュバックのように襲ってくる出来事の記憶と痛みを人はどう体験しどんなアクションで応じているのか、死ぬ以外の方法を詳細に描写したい気持ちで毎日書いていたらなんとなくブログとnoteを使い分ける感じになった。今も体験しているように感じる搾取を含め、主にセクシュアリティに関する傷つきをナラティブにする作業。暇はないがやらないと心が殺されそうになったまま思考停止し結局ぼんやり過ごしそうだ。ああ、これがいろんな人が怒り声をあげようとしている理由かという実感を得たからやれることをやろう。搾取した相手は今日も平然と自分のしんどさだけを呟き自分だけが心地よい状況を維持するだろう。そんな事態に慣れることはないがそうだとしてもできることをとりあえず記述しつづけてみようと思う。
( ˘̥̥̥̥̥ ᵕ ˘̥̥̥̥̥ )
権威に対して反論や異議申し立てをする人は、権威である人よりもよほど発言を聞き入れてもらいにくいから、誤読や誤解をできるだけ避けるために、逐一もとの文章を検討してまとまった文書で批判をすることが正面からの批判ではないのであれば、何が正面からの批判になりうるんですか??ほんとに教えてほしい
みんなにも読んでほしい。
「翻訳者たちのフェミニスト日記」NO.16:加害者を見よ、罪を問え、連帯をアップデートせよ (小山内園子)
あの人は人たらしだけどそれが魅力なんだからみたいな言い方はなんでも芸の肥やしみたいな言い方と同じでそれで本当に済ませられてしまうんだこれ、って事態には邪魔でしかない表現。覚悟を持ってナラティブにしていく仕事はどのくらい役に立つだろう。
「天文学と子供時代との共通点は多い。どちらも長大な距離の旅を伴う。どちらも自分の理解を超えた事実を探求する。どちらも突拍子もない理論を打ち立て、可能性を無限に増殖させる。どちらも数週間ごとに鼻を折られる。どちらも行動の根底にあるのは無知。どちらも時間という魔法に魅了される。どちらも永遠に出発点に立っている。」(リチャード・パワーズ『惑う星』木原善彦訳、新潮社、2022)
いい匂いしてきそう。
> ÀTable!( ア・ターブル)
〜歴史のレシピを作ってたべる〜
第6話『ヴィクトル・ユーゴー』
https://www.shochiku-tokyu.co.jp/program/9873/
まず第一話、面白かった。聞き逃しでぜひ!
>青春アドベンチャー「常識のない喫茶店」(1)【原作】僕のマリ,【脚色】井出真理【演出】大久保篤【出演】朝倉あき,本田博太郎etc.
https://www2.nhk.or.jp/radio/pg/sharer.cgi?p=0164_01
原作も大人気。喫茶店好き、喫茶店バイト経験のある人(私。めっちゃ共感した)には特にお勧め。
http://www.kashiwashobo.co.jp/smp/book/b588187.html
柏書房noteの著者インタビューもご参考までに。
https://note.com/kashiwashobho/n/nd9ab2856d87f?magazine_key=mf4070a4d2439
オフィスWebサイト
https://www.amipa-office.com/