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「夫婦の家に転がり込む姪」という作品のジャンル?があるんだなあて思った

里子ちゃんふらふらしてフワフワしてて君は何がしたいんだと思うしわからないよて言ってしまうお父さんの気持ちもわかった。お父様のお説教を聞きながらこっそりあくびしした場面はまじか〜で笑ってしまった。なんなんよ…となりつつ憎めない娘さんでもあった。
三千代さんもといはらさんの初之輔さんを見る呆れたような冷めた眼差しに胸がちくちくと苦しかった。里子ちゃんが一夫さんと私が一緒になったら〜みたいな話を笑顔で眺めて最後アハハハって笑う場面とてもヒリヒリしてひえええとなったけどとても好きだった

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『めし』を観た。自分が幸せであるかと感じるのは主観であるから、周りの人達が「いい奥様」「幸せね」と話したところで、その人がそうではないとしたらそうではないから…。でも周りからそう映るのだろうし多分私もその場にいたらそう言ってしまうんだろうな。夫婦というか男女というか、赤の他人の二人が生活を共にしていくのって本当に大変で複雑でどう互いの気持ちに折り合いをつけていけばいいのだろうな…と考えつつ、最後は少し希望が持てる結末でよかった。エピローグの語り?が女の幸せとはにまで語るのにはびっくりしたけど。

場面場面が格好よくてずっと目が離せなかった。単純に芸者さんの生活を垣間見ている感じも興味深いのと役者さん達がとても良すぎた…。映画が上手い〜て叫びたくなった(それはそう)。つた奴さんもといいすずさんの三味線弾いてる姿めちゃくちゃ格好よすぎる…
梨花(おはる)さんとつた奴さんは女中とその主だけど女性の連携みたいな雰囲気もすこしだけ感じて。そして勝代さんと梨花(おはる)さんにも少しだけそれを感じたのは最後の場面があるからかな。つた奴さんを中心として女性同士一緒に生活をしていくこの雰囲気がよかったな

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『流れる』を観た。『秀子の車掌さん』の最後の話の展開が今でも印象に残ってて、『流れる』にもそれと同じものを感じて切ない。梨花(おはる)さんと勝代さんの話してる場面でうるっときてしまった。今この時は不変ではなくて変化し続けているものなのを忘れている訳でないのに。おはるさんは義理を通したのだけど、その中にもう少しこのままという気持ちがあったりしたのかなと考えて目が潤む…。
つた奴さんは優しいのだよな。「気が弱い」と娘の勝代さんは話してたけど、周りの皆に優しすぎるのが勝代さんには弱く映るのかもしれないけど、個人的には違う気がした。どうにか工面しようと地道に奔走していてすごいよ…。姉に小言を言われようが強請りが来ようが(みやぐちさんがハマりすぎててこういうおじさんいそうで怖かった)それでも奔走するつた奴さんすごいよー…てほんとなった。
染花さんというかすぎむらはるこさんのざっくばらんで抜け目なくて少しずるいのに憎めない感じ分かってたけどはまり役だったー。「女に男はいらないんだってさ」の場面は周りが男性と色々あった女性が多いのでそういう考えになるのかな…と思ったけど、勝代さんはそれに反論して、かつ自分と母二人で何とかしていく位にはとミシンしてて行動で示そうとしてくれるのは個人的には好きな結論だったな…

じゅじゅつ、伏黒君と父親や虎杖君と母親の話、因縁としてはかなり物語として重要に感じるのにそれはそうだからみたいに一言で済ませられてるの、個人的によかったな。どんなに物語的にすごい因縁だとしても子からしたら一度も会ったことのない大人に親であったことでしかないし。

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じゅじゅつ読み終わったー 

最終戦は戦いの進め方みたいなのは説明理解出来ない位とても詳細だったけど個人の結末はどうしても駆け足に感じてしまったな。自分が一気読みしているせいもあるけど。
自分は部品で、死ぬときに意味あるもの(人に沢山囲まれて死ぬというおじいちゃんの遺言に沿って)になることが大事だと思ってたけどそうではない(それだけではない、かな)という結末にしたのは素敵だったなと思えた。何気ない周りの人達との会話、ぼんやり覚えている何気ない風景、そんなものと思う程の景色が(も、かな…)と大事としたのは優しいと感じた。

お兄ちゃんとは数か月の出会いと別れだったけど、その何気ない会話、一番苦しい時に傍に居てくれたこと、それもいたどり君は忘れないでくれるのかなーときょうだい好きなので思うと少し心がほっとするー。でもかなしいーお兄ちゃんずっといたどり君の傍にいてほしかったよ

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担ぎ屋しててざっくばらんな性格で方言で喋る(原作には無い要素なのでどうなのかという気持ちはありつつ)普段の姿と、着飾ってしとやかな雰囲気になる姿のたかみねさんの違いは楽しかった。美容室で初登場した時に煙草吸う場面好き。

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田島は原作でも沢山の女性と関係を持って自分の都合で別れる決意をして、その中でもきぬ子さんにも手を出そうとしたりとどうしようもない奴であるのに、原作は田島視点だからなのかコミカルに描かれてるからなのか、きぬ子さんとの掛け合いになるとどこか憎めなさを感じて。けれど映画はそのコミカルさを個人的には感じれなかったかな。もりさんはすごい楽しい演技をされてたのに。田島に行いに対する報い(という言い方も語弊があるけど)があるべきと考えてしまってたのがいけないんだろうな。なあなあになった印象がして。コミカルとシリアスの場面の差がはげしくちぐはぐな雰囲気に感じて混乱したのもあった。

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「女性操縦法”グッドバイ”より」観た。改題縮尺版のタイトル…。原作が未完なのもあって補強のためのエピソードが個人的にはあまり好きでないのもあって乗れなかった。高峰さんと虹子さんの場面(正妻(嘘)と愛人が意気投合してお酒飲みながら夫の悪口を言う)は好きだった。
きぬ子さんという存在についての映画オリジナルの設定はなるほどな!と面白く拝見してたけどその後のエピソードがあまり…。伏線はきちんと回収されてた。

30分じゃ足りない2時間下さいという感想は拝見してたのだけどまさにそれだった。結ではあるけどここで終わりなのてびっくりもした…転と結の間の趣がある終わり方

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ストレンジウェイオブライフ、過去に訳のある二人の関係に一体これからどうなってしまうんだとハラハラしてたけど希望が持てる終わり方でよかった。

後半様々あって懇意にされてきた人からお金を渡されるのだけど普通の感覚だと受け取れないだろうに貰ったので貰うんかいて声が出てしまった。いやほんと結末がこのようになってよかった。くがさんの「モダン」なお嬢様な雰囲気がとてもよかった。そこだけ「異質」な感じがして。太夫の看病していてそこで太夫達とお話する場面よかったな…。そしてこの物語の主人公の初子さん(田中絹代)の表情一つ一つに見入ってしまったな

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「噂の女」を観た。遊郭で働く人達の日常や出来事とそこで働くしかない不幸が途切れることなく続いていく事実にはどうすればいいのだろうと途方に暮れる悲しみを感じつつ、その前の倫理観がやばい男のことが強烈で個人的によい方向の結末になってよかったーーっの気持ちが強くなってしまった。不快感がすごい。いやあの当時の価値観だとあり得るのかとか一瞬考えたけどあの冷徹さと普段の普通の人みたいな雰囲気を出してるのがやばかった

台風の目と言われた弟に全ての不幸の元はお前でゆうじは関係ないと断言するお兄ちゃんの力強さも眩しかった

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あと実はついったでの知識でお兄ちゃんの言語感覚どういうことなのとなっていたのだけどこの言葉の使い方不意打ちで笑ってしまうのだけどくせになるのでずるい。生死のかかる戦いでそんな言葉遣いする人いるのかいたんだとはっとしてしまう。呪霊である脹相は受肉体の知識を借りてるから現代に蘇っても不便なく過ごせると知ったので受肉体の人はアニメや漫画の知識が豊富だったんだろうな

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じゅじゅつの続きを読んだ。お兄ちゃんが、自分は面白くない、でも弟達がそう言われるのは許せないてどこまでも弟達のことを思う気持ちになんだか目頭にくる。兄の自己卑下とか自己犠牲とも違う感触で、上手く言えないけど弟達の可能性を信じて、そして信じれなかった自分が悪いと話す感じるお兄ちゃんのその感情に泣いてしまうー 戦うお兄ちゃんめちゃくちゃ格好よかった

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上映会場の話など。来年もこの年代の旧作邦画やってほしいな 

三本上映があったけど仕事もあったので一本のみ観てきた。「生きる」も行けなくはなかったのだけど自分が今見たら気持ちが挫けてしまいそうでやめてしまった…三本も上映してるのになーとりつつ無理出来ない体力でもあったので…うう。コンサートホール?が会場だったけど当然ながら映画館とは違うのが新鮮だったし、35mmフィルムの状態なのか設備のためなのか年代をとても感じる画面だった。あと自分が見逃しただけの可能性はかなりあるのでそうかもしれない程の話なのだけど数秒コマが抜けている部分もあったかもしれない。馬に飛び乗った六郎太が直後に刀を振るう場面が無くてかっこよくて好きな場面だったから名残惜しかった。自分が見逃しただけというのは大いにあるのでそうかもしれない程度の話だけど。年代は自分と同じかそれ以上の方々で会場半分か三割程だった。

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久し振りに観たのもあって冒頭の音楽から気分上がりまくってしまった。気分が上がったのもあって最後辺りは何度も何だこのおもしろい映画はーっっ好きだーっって気持ちになれました楽しかった。あと今回も又七と太平の場面は時々笑い声が上がってた。馬の水飲みの真似する場面や最後辺りの金はおらのもんだーってやいのやいのしてからのずっと一緒に仲良くしようなの場面(しかも二回あるのがよすぎる)
姫の場面は本当に姫ーっっとなったし小冬のことで怒りを顕にする場面で泣く。姫かっこいい。こんな姫の居る国に住みたいとかぐるぐる考えながら泣くという訳が分からない状態になってた。そして「姫こそ生贄です」の意味を改めて考えた。お家を再興することが生きる使命となってしまった十六歳の子供なのだよね(時代の価値観とか諸々は一度置いといて)。そのことを自覚している六郎太がいい。一度敵となった山名の火祭りに感激して「楽しかった」と話す姫も更に好きになったし歌う場面も改めて観てしんみりしてしまった。あとやっぱり六郎太の兵衛へ向けた笑顔にうおーんて目頭にまたきてた。ほんとに太陽のような笑顔だな。兵衛もそう思っていたはず、多分そうだと思うという勝手な願い。でもその後にあれがあってそれがあって…そしてまた最後が良いよーとなりました

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国立映画アーカイブ映画推進事業の上映会チャレンジ成功した 隠し砦〜

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