田島は原作でも沢山の女性と関係を持って自分の都合で別れる決意をして、その中でもきぬ子さんにも手を出そうとしたりとどうしようもない奴であるのに、原作は田島視点だからなのかコミカルに描かれてるからなのか、きぬ子さんとの掛け合いになるとどこか憎めなさを感じて。けれど映画はそのコミカルさを個人的には感じれなかったかな。もりさんはすごい楽しい演技をされてたのに。田島に行いに対する報い(という言い方も語弊があるけど)があるべきと考えてしまってたのがいけないんだろうな。なあなあになった印象がして。コミカルとシリアスの場面の差がはげしくちぐはぐな雰囲気に感じて混乱したのもあった。