「女性操縦法”グッドバイ”より」観た。改題縮尺版のタイトル…。原作が未完なのもあって補強のためのエピソードが個人的にはあまり好きでないのもあって乗れなかった。高峰さんと虹子さんの場面(正妻(嘘)と愛人が意気投合してお酒飲みながら夫の悪口を言う)は好きだった。
きぬ子さんという存在についての映画オリジナルの設定はなるほどな!と面白く拝見してたけどその後のエピソードがあまり…。伏線はきちんと回収されてた。

田島は原作でも沢山の女性と関係を持って自分の都合で別れる決意をして、その中でもきぬ子さんにも手を出そうとしたりとどうしようもない奴であるのに、原作は田島視点だからなのかコミカルに描かれてるからなのか、きぬ子さんとの掛け合いになるとどこか憎めなさを感じて。けれど映画はそのコミカルさを個人的には感じれなかったかな。もりさんはすごい楽しい演技をされてたのに。田島に行いに対する報い(という言い方も語弊があるけど)があるべきと考えてしまってたのがいけないんだろうな。なあなあになった印象がして。コミカルとシリアスの場面の差がはげしくちぐはぐな雰囲気に感じて混乱したのもあった。

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担ぎ屋しててざっくばらんな性格で方言で喋る(原作には無い要素なのでどうなのかという気持ちはありつつ)普段の姿と、着飾ってしとやかな雰囲気になる姿のたかみねさんの違いは楽しかった。美容室で初登場した時に煙草吸う場面好き。

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