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参考文献リスト、本来はSNSなどではなく参照性(?)の高い場所、可能なら紙で、せめてブログサービスなどで残すべきだとも思うのですが……

参考文献リストです。主として以下の6冊を参考にしました。本当は人狼関係の本も揃えていたのですが、結局狼についてだけしか読めませんでした。
クロード=カトリーヌ・ラガッシュ、ジル・ラガッシュ『狼と西洋文明』高橋正男訳、八坂書房、1989年
ジル・ラガッシュ『オオカミと神話・伝承』高橋正男訳、大修館書店、1992年 
ダニエル・ベルナール『狼と人間―ヨーロッパ文化の深層』高橋正男訳、平凡社、1991年
ミシェル・パストゥロー『図説 ヨーロッパから見た狼の文化史:古代神話、伝説、図像、寓話』蔵持不三也訳、原書房、2019年
ブレット・ウォーカー『絶滅した日本のオオカミ その歴史と生態学』浜健二訳、北海道大学出版会、2009年
西村三郎『毛皮と人間の歴史』紀伊國屋書店、2003年
QT: fedibird.com/@abe_dragonslay/1
[参照]

とりゅう  
【宣伝】 『紙魚の手帖vol.18』に受賞後第一作「狼を装う」が掲載されています🐺🌕扉絵は作者のたっての希望で山月まりさん(@mura_pole)にお願いしました。見て! 完璧に表現してもらえたので、作品説明は省略します。書店には8月中旬頃に並ぶようです。よろしく頼む! https://www...

「狼を装う」について、狼SFは直近で松樹さんの「射手座の香る夏」という傑作がものされているわけで、どのように違いを出せるかというのは当初からの課題ではありました。
細部でいうと、動物乗り(ズーシフト)という超いいタームとどう距離をとるか(実際どうなったかは本編をどうぞ)、匂いの描写をどれだけ入れ込むか、など。
が、プロットを考えていくうち、自然と被りようがないとわかってきて、そこからは不安よりも楽しさが優りました。ある種のオマージュの気持ちでもって書けたというか。

「狼を装う」マル秘情報→ワーキングタイトルは「衣類婚姻譚」(けっこうギリギリまでタイトルは決まらなかった)

した 自慢BTを見てくれてありがとう

とりゅう さんがブースト

阿部登龍 狼を装う 読了。
前作「龍と〜」でも姉妹間の確執が描かれていたが、今作での昔の恋人同士や母娘間で起こる愛憎相半ばする感情描写の巧さでこれが筆者の強みだと再認識した。こういう感情は誰しもが親兄弟友人恋人に抱くであろう普遍的なもので、そこへの導線がしっかりしているので登場人物たちへするりと感情移入できる。感情のアップダウンは物語のアップダウンにも通じ、続く展開へのバネとしての役割も兼ねており、高い構成力を感じられた。衣狼(ウェアウルフ)やトルソーなどの言葉遊び、言葉選びも実に洒落が効いている。タームがお洒落なのが一番格好いいんだから。今回個人的に印象に残ったのはおとぎ話を比喩的に使っていたところで、真の寓意にはお約束をお約束っぽく感じさせずにお約束させる“力”があるなと思った(どこかでパクりますね)。昼と夜の二重生活、獣のスーツということでなんとなく変身ヒーローもののような読み口を感じていたが、前述の寓意力からジキルとハイドが根底にあるかなと推察、ところがスーツの暴走からの……でやっぱりヒーローものの息吹を感じながらの読了となった。筆者の想定とは異なる読み口かもしれないが、“畳まれる”べきものがきちんときれいに“畳まれた”まとまりある良質な物語であると思った。

より正確なことばづかいをするなら、「好き」ではなく「関心がある」です。

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おれは動物が好きなので獣医師になり、人間が好きなので作家になったわけですけど、みなさんは何が好きなんですか?

自宅以外だと食事の時を除いて常時マスクを着用しているので、たまに外すと匂いの情報量に圧倒されますね。

試験勉強を考えるといいですが、試験を受けたからその課目が身につくのではなく、試験結果を受けて反省/復習することで身につくわけで、文舵も同じですよね。課題をやることそれ自体はトレーニングのせいぜい半分以下でしかなく、本質はその後にあり、だから合評会が必要になる。試験は点数で客観的に結果が出ますが、文章はそうじゃないから、自分ひとりでは自分の書いたものの点数すら碌にわからないので。裏を返せば、ある程度まではひとりでも点数がわかるようにならなきゃいけないし、ここでまた、「他の人の課題を評する」という合評会が重要になる、ということでしょう。

小説が今よりも上手くなりたいと言っているのに黙って小説を沢山書けって返されるとおれはほとんどトートロジーだと感じるんですが、それで実際上手くなる人も沢山いるのだから全く構わないと思います。ただ、おれは違うルートで山を登るので頂上で会おう! あと出来るだけ日誌も残しておくね……。という感じです。

理屈とか関係なしに、とにかく無数の実作を積み重ねることで凄まじい出力に達する人も沢山いるので(というかそっちの方が多い気がする――のは単に隣の芝生を青く感じているだけかもしれません)まあそういうこともあるんだろうなあ、と思っています。

こういうのを有料にすればいいのかもしれん!

個人的な実感では、「ひたすら直線を引いたり真円を描いたりする単純トレーニング」は、文舵の課題よりもさらに手前にあると思うので(※)、じゃあ何があるかな、と考えていました。
まず、上記のトレーニングについて考えてみると、これらは、実作において線を引くときに、各々の線を意識せずとも正確な線を引けるようになるためのトレーニングなのではないか、と思いました。絵を描くことに注力できるように、線それ自体はある程度無意識に引けるといいですよね。
だとすると、小説で言えば好きな文章/上手いと思う文章の「書き写し」あたりが相当するのではないかと思いました。もっと言えば写さなくても、くり返し読んだり、音読したり、暗記したりでもよい。
他にも、写真や動画、イラストを文章で描写してみる、なども検討してみました。が、これは単純トレーニングというにはなかなか高度で、これを単純トレーニングと呼べるようなら、既にかなりの功夫を積んでいる方ではないかと思います。まして文舵をそう思えるのは達人の域なのではないかと。
※文舵課題は合評会を行うか行わないかで全く質が変わるので、ひとりで課題をやってみるというだけであれば、究極的には、高難易度の三題噺みたいなものであるとは言えるかもしれません。
x.com/korumono/status/18250345

創作講座、おれと大戸さんでやらないんスか〜と言っていた覚えがあるが、やるんだ!(全然気づいていなかった)定員15名のフィードバックありはガチガチのやつだ
filmart.co.jp/pickup/32558/

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