新しいものを表示

Twitterが終わりの始まり(n回目)を迎えているので、しばらくMastodonをメインに壁打ちしていこうかなと思っています。

Twitterで、「大学にLGBTQ+の生徒はすでにいるし、私もそうだ」ってツイートしただけで陰湿な引用RTとかセクハラリプライとか送られて来たんだけど、これド直球の差別だよな、と思っている。
性的マイノリティ全体への差別が苛烈になっていてしんどいね。生存が抵抗〜〜✊🏼

スレッドを表示

私は女子大やレズビアンやバイのコミュ含め女性のコミュニティに属してきたけど、トランス女性もトランス男性もXジェンダーもノンバイナリーも、ずっと"いる"ので、いることを認識して今後も共にいられるようにしようって話がどうして「なだれ込んでくる/攻めてくる/紛れ込んでくる」になるのか謎すぎる。
今起きているのはモラルパニックで、すでに共にいる人たちをリスク扱いして排除しようとする差別言説でしかない。みんなが知らんかった(知ろうとしなかった)だけで昔から共に生活してて、今後もそう。すでに共にいる人たちを排斥するのは"防犯のための議論"ではなく差別の扇動。

私は高校から今まで10年ちょいの間ずっとオープンにして生きてきたのに、今もう迂闊に「私はパンセクなので性別二元論は感覚としても実践としても一切わからんし本質主義も無理があると思っている」とか言ったもんならどんな差別をぶつけられるか予想つかないような社会になってきたので、ここにきて再びクローゼットになるべきか…今更クローゼットになれるかどうかは…わからんが…… 、とまで考えて、なんでヘイターのために私が隠れんとアカンねんと思ったので今後もオープンに生活します。

Ubu さんがブースト

スパイダーグウェンとカミングアウト 

グウェン自身がクィアなキャラクターなのかは分からないけど、バリバリにトランスカラーなグウェンの世界を見れば、少なくとも彼女の苦悩がトランス(をはじめとする性的マイノリティ)の苦悩に重ね合わされているのは間違いない。
その苦悩ってなにかといえば、愛する家族すら自分をモンスターだと思っていることだろう。
グウェンの父・ジョージはマッチョ体型な白人警官でありながら、子どもに高圧的な態度をとらない非常に優しく紳士的な父親だ。そして間違いなく、この世の何よりも娘を愛している。娘のどんな側面も受け止める覚悟がある(と思っている)。そのことはグウェンもよくよく分かっている。
でも一方で、ジョージはスパイダーウーマンを殺人者だと信じて疑わない。だからグウェンは、父の愛をわかりつつも本当のことを打ち明けられないでいる。
これは性的マイノリティ当事者にも起こりがちなことだ。家族は悪い人じゃないし、自分のことも大切にしてくれている。でもテレビの「ホモネタ」に笑い、性的マイノリティを「特殊な人たち」だと思い、同じ家で暮らしてるなんて想像したこともない。グウェンの葛藤は、性的マイノリティ当事者のそういう経験にとても似ている。

Ubu さんがブースト

イーロンマスクの差別的価値観が支配するTwitterではトランスヘイターが大勝利してしまったようだ。
シスジェンダーには「トランスジェンダーではない」と言う程度の意味しかないが、それが中傷として扱われることになった。マジョリティの無徴化欲求が優先される空間。
https://twitter.com/elonmusk/status/1671370284102819841

このスレッドは、満州という旧植民地にルーツをもつ一人の当事者としての、メディアにおけるセトラー・コロニアリズム的描写への所感を書いたものです。
どっちの地域への植民地主義の方がマシだとか酷いとか、こっちのがツラいとか、そういう話がしたいわけでは全くないですよ。一応書いておきますが。
植民地支配は、どの国や地域、どの民族や人種に対して行われるものも、全て「最悪」であり、植民地主義は「差別思想」です。
私もコツコツと学んで実践していくので、みんなも一緒に脱植民地主義していこ〜〜!!✊🏼
おわり。

スレッドを表示

『ゴールデンカムイ』作中でも満洲はずっと「肥沃な土地」としてのみ表現され、植民地支配を間接的に肯定されていた。そして、それはファンダムでも同様だった。
これだけ物語の中枢に満洲が絡んでいるにもかかわらず、華人/華僑がただの一人も登場しないこと、満洲が「日本に統治されるべき土地」としてのみ描かれていること、キロランケらアイヌが徴兵されていたのと同じように当時の日帝軍人に相当数の華人/華僑が徴兵されている(そして危険な任務に率先して送り込まれた)はずがそうした話は一切ないこと、最終巻では結局満洲が鶴見中尉の暗躍の地として利用されていること、などを「中国、満洲に対する植民地主義的描写だ」と問題視していた人は、本当に少なかった。
(私が去年これらについて自身のルーツを明かしたうえで批評ツイートしたら、結構な数の攻撃リプが来たよ 笑)

セトラー・コロニアリズム/コロニアリズムは、日本社会でまともに反省されることなく、学ぶ機会も少なく、そのわりにあちこちのメディアやコンテンツに含有されて転がっているので、知らず知らずに刷り込まれ内面化されていて、特定地域や民族/人種への植民地主義思想を抱えてしまっている人は相当数いるんだろうな……。
と、自戒込めて振り返った。もっと学んでいきたいな〜。 4/4

スレッドを表示

鶴見中尉の「満洲をアヘン畑にする」という野望それ自体は、分かりやすく邪悪で、作中でも否定されていた。しかし、第七師団という「北鎮」のため部隊の存在は否定されることもなく引き継がれ、さらには第七師団長になることが「大団円」の一つとして描写された。
第七師団は、日帝が北辺を統治するために北海道に置いた、開拓と防衛のための屯田兵を主体とする軍隊だ。第七師団が鎮める北辺には、東北や北海道はもちろん、当時日帝の傀儡国家であった満洲も含まれている。
第七師団が存在し続け、第七師団長になることが「大団円」として描かれるとき、そこには間接的とはいえ植民地主義の肯定がある。
『ゴールデンカムイ』は満洲に対するセトラー・コロニアリズムを、「アヘン畑」以外は肯定し続けた。
私はそれが特に辛かった。私のルーツが中国、旧植民地の満洲だからです。
(満洲近隣の地域である天津かもしれないが、戦争のせいでもはや祖父の家系が中国のどこから来たのか辿ることはできない。そして天津も日帝による実質的な支配権だった。) 3/

スレッドを表示

北海道の描写も決して「良い」とは言えない(漫画の面白さとは別に植民地主義や歴史改竄の問題点が常にあるよね……)が、一応はアシㇼパやキラウㇱといったアイヌのキャラが自治権や土地の所有権を主張するくだりがあり、北方領土ではウイルクの故郷の村が消されて狐農場にされてしまったシーンがあり、ロシアではキロランケやソフィアらが政府に弾圧される少数民族のため蜂起していた描写があった。
しかし、満洲はどうだ。満洲人/華人/華僑はキャラとして一人も登場しない。満洲/中国はどのような国で文化なのかも触れられない。ひたすらに「(アヘン畑になるはずの)肥沃な土地」としてのみ登場する。
植民地に現地民が住んでいることを無視して「無人地帯」とし、その文化も歴史は都合の良いモノだけ奪い、現地民を弾圧/強制移住/虐殺して排斥しする。宗主国の者はそこへ入植し、「肥沃な大地」を「開拓」する。
「無人地帯」の「肥沃な土地」を「開拓」するロマン、ド直球の入植植民地主義が、『ゴールデンカムイ』における満洲描写だった。 2/

スレッドを表示

ずっとこの話してるけど、書いておきたいので書く。
6/1のポリタス「セトラー・コロニアリズム(入植植民地主義)と北海道|解体が始まった北海道百年記念塔。北海道と入植植民地主義との関わりと問題点を研究者とアーティストに聞く』にて、『ゴールデンカムイ』における北海道とアイヌ(先住民族)の表象についての批評があったので、私も『ゴールデンカムイ』の満洲と華人の表象について、華裔としての私の意見を残しておこうと思う。
『ゴールデンカムイ』は好きな漫画だし、あとキロランケがめちゃくちゃ好きなんだけど、ちょくちょく極右のプロパガンダっぽくてキツいな〜って表現もあり、最終回と最終巻を読み終えてから「うーん…結局これは植民地主義を否定してない作品だったな」と思い少し距離を置いていた。

『ゴールデンカムイ』作中で、わりと序盤から満洲は「鶴見中尉の野望の地」の一つとして登場するんですが、ずっと「(アヘン畑になるはずの)肥沃な土地」としてのみ表現されていて、人が住んでる土地であることが無視され、開拓対象としてだけ出てくる。
これ、めちゃくちゃセトラー・コロニアリズムだなぁと思う。 1/

スレッドを表示

なので、
⚫︎植民地主義者をわかりやすく悪として描くしかない (そうじゃないと植民地主義の支配と思想に正義を見出してしまう受け手が大量に出てきてしまう)
⚫︎魅力的な植民地主義者キャラを描くリスクが大き過ぎる (植民地主義者である時点でクソ野郎という理解が浸透していないから、植民地主義者を思想込みで擁護や支持するファンが大量に出てきてしまう)

……というのが世界的な現状なんだろう。ここを突破していきたいよね。植民地主義は差別思想で悪だという共通理解を作っていきたい。
メディアが達成すべき脱植民地主義の実践の一つだと考えている。
(けど、ナチズムでさえ「一つの正義」扱いする奴が後を絶たないのが現状…。しんどいけど前進して行こうね……。)  4/4

スレッドを表示

『RRR』のジェイクみたいな、直接的な暴力を振いまくったりはしないけど現地民をめちゃくちゃバカにはしてくるような、当時の大多数だったであろう現実的な植民地官僚しか出てこなかったら、ラーマがなぜあんなにも革命に人生かけているのか理解できないどころかラーマを"狂人"だと感じる観客の方が多いと思う。
アカデミー賞を含む映画賞で『RRR』の「ナートゥ」ダンスシーンが、ただ楽しいダンスパーティとしてのみ扱われ、あのシーンが植民地民による宗主国民への反抗であるという物語性は脱色された。
そして『ゴールデンカムイ』の鶴見中尉みたいな、基本的に物腰柔らかで植民地民のことも直接的に差別したりはしない、個人としては愛情深くて、仕事は強引ながらもやり通すカリスマ性もあるキャラも危うい。魅力的な「植民地主義者のキャラ」を通して、植民地主義者になるファンが発生するから。
鶴見中尉は敵役(悪役というより主人公たちの敵役)ながら、「愛の人」「彼には彼の正義があった」「彼なりに護国した」という描かれ方で、ファンの間でもそう受容されていて、植民地主義者である時点でクソ野郎(ナチと同レベル)の悪なのだという理解は、悲しいかなファンダムにも浸透しているとは思えなかった。3/

スレッドを表示

植民地官僚が植民地で現地民と家庭を持ってたり、現地民と友達になってたり、そういうのは事実としてあったし、今もあるし、でも個人間の関係でいくら気のいい奴だったとしても植民地官僚な時点で構造的差別や間接的虐殺に加担してる最悪のゴミクズ野郎だっていうのが共有されていない。
そういう「植民地で現地民と仲良くやってる植民地官僚キャラ」を出すこと自体にリスクがある。絶対に「本当はいい人なのに🥺 これも一つの正義なのに🥺 このキャラに支配されてた方がこの土地の人も幸せ🥺」とか言って植民地主義に親和的な観賞者が出てきてしまう。そのリスクを作り手はコントロールできない。

これは日本に限った話ではない。
『RRR』も、「暴力的なサディスト」(単純化された悪)として描かれた提督夫妻が植民地支配者の「悪」を全部背負っていて、現地民と現地文化を侮辱したジェイク(「ナートゥをご存知か?」とラーマに尋ねられたイギリス貴族のキャラ)は作品のファンの間でさえ「憎めない奴」くらいの「愛されキャラ」扱いになっている。 2/

スレッドを表示

植民地とそこに生きる現地の人々をフィクションはどう描くかの話について。
『RRR』が日本でヒットしたとき、「植民地支配者が暴力的で現地の人を物理的に痛めつけて喜んでるただのサディストのように描くのは単純化ではないか」という議論があったのを思い出した。
植民地支配者をただのサディストと描くことが単純化だというのは同意。
しかし、「現地の人に直接的な暴力をふるったり明確な酷い発言をしたりは絶対にしない植民地支配者」が出てきたときに「いい人」や「これも一つの正義」だと受け取る人が出てくる。これが問題をややこしくしているなぁと思う。

「植民地民を人間だと思ってなくて暴力を振るうことを楽しんでる単なるサディスト…ではない植民地官僚」、まさに『ゴールデンカムイ』の鶴見中尉がそうなんだけど、そうなると途端にこのキャラがゴリゴリの植民地主義者なことと、このキャラが属する国家が植民地支配をしていることが脱色されて、感想や善悪を「キャラ個人の精神的な問題」に集約しちゃう受け手(ファン/オタク)が多すぎた。
たとえ個人間の関係だと優しい人だったり特に相手を見下したりしていなくても、植民地支配に肯定的な植民地主義者である時点で救いようのない絶対的悪である、という前提がそもそもこの世界に十分根付いてない。 1/

これは追記というか愚痴。普段は書かない。
日帝による植民地支配について人に説明することが私は結構あるのだけど、植民地の歴史を知らない人が体感とはいえ日本はかなり多い。日本はこの件について無関係どころかゴリゴリに加害国側なのにね。
北海道と沖縄、東アジアや東南アジア、太平洋の島々を、侵略し支配し、文字通りめちゃくちゃにしたのは日帝だった。今起きてる各国や各地の軍事政権や弾圧等の問題や民族差別/人種差別もそれに起因したものが多い。
なんで日本人がこのことを忘れて知りもしないまま生活し、私ら植民地ルーツが日本人にそれを何度も説明しなければならないのか。そして説明するたび、結局私ら植民地ルーツや人種・民族的マイノリティは「面倒な奴ら」と日本社会からヘイトされていく。
漫画やアニメに登場する中国人もステレオタイプばかりで、「〜あるよ」とかいう協和語(植民地主義の同化政策に基づく言語)をいまだに喋らされている。
どうしろと言うのか……という気持ちになる。
セトラー・コロニアリズム含む植民地主義は過去の話ではなく、まだ生傷というか、現在進行形の問題だと私は思っている。日本でも、何も解決していないし、今も起き続けている。
日本人/大和民族/和人こそ脱植民地主義に向けて取り組んでほしいよ、本当に。

スレッドを表示


日本はセトラー・コロニアリズム、植民地支配を「やった側」なのにあまりにも他人事だと私も実体験から思う。
ほんの80年程前に満洲及び近隣地域で日本が何をしたのか、満洲で何が起きたのか、華人/華僑/華裔がなぜ日本に多くいるのか、そして中国になぜ日系人が多くいるのか、そういった植民地の歴史を全く知らない日本人(大和民族/和人)と、今まで何人会ったかわからない。
そういうとき、私は毎回思う。日本人こそ植民地/旧植民地における歴史や、独立と弾圧の関係、差別構造を誰より知っておくべきだろう。宗主国こそ脱植民地主義を学び実践するべきだろう。……と。
植民地に入植し、そこに住む先住民/地元民/現地民を無視して土地を「無人地帯」に指定して「開拓」し、元々そこに住んでいた人々を弾圧/虐殺/強制移住で排斥した歴史があること、忘れてはならないし、学び知り伝えていかなくてはいけない。そして植民地ルーツの人々が"宗主国"に奪われた文化と尊厳、さらには土地を取り戻すために何が出来るか、私もずっと考えている。
普段から関心のある人だけでなく、知らなかった人にこそ観て、一緒に考えてほしい。是非。

スレッドを表示

セトラー・コロニアリズム(入植植民地主義)と北海道|解体が始まった北海道百年記念塔。北海道と入植植民地主義との関わりと問題点を研究者とアーティストに聞く|ゲスト:マユンキキ・(6/1)
youtube.com/watch?v=bpReuctewA

私の民族的ルーツとポストコロニアリズム的な関心は中国は満洲(近隣地域含)にあるんですが、満洲もまた和人によって入植(満蒙開拓)された実質的植民地なので、この回でマユキキさんが仰った「なんで忘れられるんだろう」に深く同意していたところ。
そして、一曲披露されるライブがめちゃ良い!! 必見・必聴。

トークもライブも楽しみなので、6/4の放送回の配信チケット購入しました😊
当日観られるかわからないけど、6/11までアーカイブ配信があるので安心。
【ポリタスTV3周年記念特別番組】北海道百年記念塔に見る「セトラー・コロニアリズム(入植植民地主義)」 | ポリタスTV プレミアムトーク(2023/06/04) politastv.zaiko.io/item/356766

追記。
当たり前だけど、フィクションの作中で女性キャラが死によって物語から退場したとしても、その全てが「冷蔵庫の女」ではないです。「作中で死ぬ女性キャラ」イコール「冷蔵庫の女」ではない。
女性キャラなど、社会的弱者の属性を持つキャラが作中で死によって退場させられてしまうこと、そしてその描写が社会に多いこと自体にはもちろん問題があり、それは批判・批評・分析されるべきです。
ただ、なんでもかんでも「冷蔵庫の女」ではない、ということ。
似た話題に「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール」や「ボーン・セクシー・イエスタデイ」「ダムゼル・イン・ディストレス」「黄金の心を持った娼婦」「メアリー・スー」等もあるけど、これらも結構ごっちゃにされてたり、なんでもかんでも一つの用語で"説明"(こじつけや誤用を含む)されていたりするので、そういうの見ると「雑やなぁ」と思う。

スレッドを表示
Ubu さんがブースト

アメリカでは2023年6月に『Every Body』というインターセックスを題材にしたドキュメンタリーが公開。監督は『RBG 最強の85才』を手がけたジュリー・コーエン。「“生物学”という言葉で誤った概念がこれまでにないほど武器化されている時代に、この映画は生命がXXやXY以上のものであることをきっぱりと示しています」…とプロデューサーは語る。ぜひ日本でも劇場公開してほしいです。日本の配給さん、お願いします。
yahoo.com/entertainment/every-

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。