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寅子が家事や子供の世話をはると花江に任せっきりにしている状況は、寅子が稼ぎ手の夫、花江が専業主婦という構造になってしまっているので、ある程度仕方がないことなのかなと思います。仕事は激務のようですし。ただ、仕事で対応しきれなかった子供(道男)を引き取って家族に負担をかけるというのは、やはり一線を越えている。戦後、仕事を家に持ち帰る夫というのは、確かにいたと思うけれど、これに関しては仕事ですらなくて、仕事場で足りない道具などを経費でなく自腹で買うということに近い。当時、そういうけじめをしっかりしていられる状況ではなかったということなのだろうけれども。しかし、これが原因(の一部)となって、母親のはるが倒れてしまったとなると、ちょっと後悔してもし切れない状況なのではないだろうか。

今週は寅子の正義感の、中身の伴わなさが浮かび上がっている。
家庭裁判所発足に向けた議論では当事者の、経験からくる切実さを理解しようとする意識が弱く、「期限までにやらないと」「自分が裁判官になるため」観念的なかくあるべし論しか言わない。
香淑の現在の立場・状態について想像力を働かせず、不可能な理想論を口走る。
奈津子さんに「私が気づいていれば」とは思い上がり&失礼が過ぎる。「妻のあなたより私のほうが花岡さんのことをよく分かっているし、洞察力もある」と言ってるに等しい。

そして多岐川に一喝され、桂場から鋭い指摘。
「正論には見栄や詭弁が混じっていては駄目」
今までの寅子の言葉の、理想的で聞こえは良いけどどこか上っ面で実行力が伴っていなかった数々が一刀両断されてる。
寅子の言葉の聞こえの良さに今まで視聴者側(というかワタシ)もまあまあ目眩まされてたけど、「じつは主人公けっこうダメだったんです」をブスリと刺してくる朝ドラ。怖い。
#虎に翼

公式サイトの放送予定にあるあらすじを見ると、来週も迷走は続く感じ。旧友やその家族の力になれない自分の苦しさを、行きずりの非行少年の面倒を個人的に見ることで癒やそうとしているように見える。制度・組織作りにかかわったのだから、それをもっと大局的に使って解決を図るというマインドが欲しい。既に弁護士ではないのだし。

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先週、新憲法を見て自分を判事にしてくれと直談判に行ったところから寅子は色々吹っ切れて大車輪になるのかと期待したのですが、先週から今週への動きはむしろ、寅子の「見当違い」ぶりが際立っている。自分が如何に戦力になり得ていないかを思い知らされ続け、その空しさが色々な「勘違い発言」を生んでいるようだ。桂場は色々ヒントになることを言ってくれているが、内心、この状態では判事として雇うわけにはいかないな、と感じているだろう。

多岐川さんの『何も出来ないなら黙っておけ』はそんな寅子の傲慢さ・うぬぼれに気づくための言葉だがまだ気が付かない。花岡妻に『気づけてあげれば』と言った寅子に桂場が言った『正論に見栄や詭弁が混じったらだめだ』は気づいて貰うための言葉、だと思うのだが…… 

僕がこのドラマに対してここまでに感じた不満は、5人で海辺に繰り出したシーンの回想がちょっと多すぎるのではないかということぐらいですね。いつも同じものではなく、色々なことを回想するのが人間なのではないかと思うので。

僕は勝手に bromance 的な感情なのかと思っていたので、取って付けたようにこの設定を入れたのではという書き込みを見てびっくりしていました。脚本の吉田氏のポストによると、最初からそのつもりで描いていたということで、そりゃ、こういうことを途中で取って付けるほど腰の定まらない人ではないよねと、 のここまでを見て感じていたことと一致しました。これまでにそれを匂わせるような描写もなかった、人物描写が粗い、という書き込みも見ましたが、ドラマに対して、そこまで何もかも描写/説明し尽くすことを求めるのはお門違いではないかと思います。目に見える物事は隙間だらけで、後で真実を知って驚くなんてことは普通にあることなのですから。

脚本家さんめっちゃ長文ポストしてるねんけど、「半青」の脚本家さんと印象まるで違うのなんでなん #虎に翼
x.com/yorikoko/status/18000151

「互いに助け合わなければならない」
法でこれを定めることの恐ろしさ。これは今現実に、生活保護などの運用において弊害をもたらしている。
#虎に翼 #トラつば

あれは明らかに、こんな小娘(では既にないが)に大したことは言えまいという狙いで話を振っている。ここで何を言えるかが分かれ目のように見えるが、公式サイトの予告に「神保に強く意見が言えない寅子」とあるので、この場では空気を変えるような痛快なことは言えないのかな。まだ火曜日ですしね。

albirex.co.jp/game/53017/ 
今のチーム状況で好調の首位町田と当たるのを見るのが正直怖かったので、試合が終わるまで情報を入れず、勝ったのを確認してからDAZNを観た。結果を知って観ていたという理由もあるけど、試合の入りを見た時、町田はロングボールの精度が低いのと、割と簡単にタッチに逃げて試合をぶつ切りにするので、これで首位?とも正直なところ感じた。もちろん、先制直後にロングカウンターから点は取られたし、枠内シュートもたくさん浴びたのだけど、小島のセーブに加えてフィールドプレーヤーによるブロックも多く、スタッツほどやられたという印象はない。攻撃はいつもよりかなりロングボールを多く使っていて、これは前から嵌められるのを避けるためだったと思うけど、その精度は町田よりも格段に高かったので攻撃につなげられたし、小見が積極果敢なプレーを見せて先制したことも、長倉→谷口のこぼれ球から藤原が点を入れたのも、怖がらずに戦った結果だった。それと秋山が遂にFKを得点に繋げたことも嬉しい。あれはオウンゴールにならなくてもアルビの選手が触って得点していただろう。ダニーロと堀米が復帰出場できたのも喜ばしい。

虎に翼 第一部(今週まで)(長い) 

まとめれば寅子の学生~弁護士時代の話だった
色々あったとはいえ割と順風満帆だった学生時代、現実の壁が立ちはだかった弁護士時代、そして一度積み上げたものが全て崩れ落ちた戦争
人生山あり谷ありをよくこの二ヶ月でこれだけ表現したなと思う

優三さんはヌルッといてヌルッといなくなっちゃったなあという感じ
キーパーソンという程でもないが完全な脇でもない、それでも寅子の人生に少なからず爪痕を遺した「普通の人」
夫の3歩後ろを歩く妻、なんてのがあるがそれが逆になったような?理想の旦那像みたいな人だったな…最初は契約結婚みたいな感じだったけど最後で寅子がちゃんと好きだったと気付いてくれて良かったね…

戦争に関するあらゆる描写がかなりアッサリしているのはこれは戦争の話ではないという意思表示に見えたかな あくまでも裁判官・寅子の話だぞっていう
あの戦時下で唯一寅子が得たものは日本国憲法の新聞なんですよ 仲間との別れと敗戦で夫や家族に先立たれ、希望も何もない状況で見つけた一筋の光
元々富裕層だし生活のあれこれは多少余裕があったのは想像はつくので、そこを細かく描いちゃうと尺足りなくなりそうだし軸がブレそうな気がする
それにこういう戦後が絡む話、直近でもブギウギがあったし朝ドラには付き物だからなあ 人生に影響を与える決定的な出来事以外はざっくり流しちゃうのもまあアリなんではないかというメタ的な感想

「寅子ねえちゃんが絡むと面倒なことになる」という甥っ子評はそれはその通りですねで笑った
物事はっきり判断するタイプだからな寅子 #虎に翼

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怪我人続出はフィジカルコーチの問題なのではという声も聞こえるけど、安野さんは2022年からやっているので、今年新たな問題が生じたとは考えにくい。スタッフで変わったのは、入江ヘッドコーチから小倉ヘッドコーチへの交代だけれど、両人とも2022年からいて、役割を入れ替えただけなので、ここも問題の原因とは思いにくい。今年は過去2年と比べると新加入の選手が多いという違いはある。でも、それも、新加入選手が故障するのは環境の変化によると考えられるものの、既存の選手については考えにくいし、新加入の宮本と長谷川元希の故障は試合でのコンタクトプレーによる怪我なので当てはまらない。全体としてはやはり不運によるものと考えるしかないのだろう。

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来週は玉音放送も無しに戦争を終えるんじゃないだろうか。太平洋戦争をまたいだ時代を描く朝ドラでは、主人公が国や周囲から色々な迫害を受けるというシーンが定番で(ある意味紋切り型で)、正直、見るのが辛いし飽き飽きしていた。このドラマでは仲間や家族が出征する以外では戦争がほぼ後景になっている。家族が軍需産業をやっていたり、大日本婦人会に所属していたりというところも珍しい。来週はもう戦後が始まるので、今までの2ヶ月は、このドラマでは「先史時代」という位置付けと言っても過言ではないのかもしれない。

ベンチに堀米と森が復帰したのは良かったが、星がルヴァンで傷んだという情報もあり、心配の種は尽きない。攻撃は長倉が奮闘しているものの、手駒不足が停滞を招いているのは明らかで、小野・太田・ダニーロなどの復帰が遅れているのは深刻だ。高木と長谷川元希の離脱でセットプレーのキッカーを務めている秋山は、段々良くなってきてはいるものの、まだねじ込むだけの「いやらしさ」が足りない。秋山一人に重圧を負わせるのは酷だと思いつつ、早く得点につながるキックを見せてほしい。島田が先発できれば島田が蹴るという選択肢もあるが、現時点では攻撃力を上げるために奥村を優先せざるを得ないのだろう。
次の試合は町田で、こういう時に一番当たりたくなかった相手だ。引き分けでも構わないから大虐殺されないようにして欲しいのと、これ以上怪我人が出ないことを祈る。

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albirex.co.jp/game/53016/
福岡に1-2で敗戦。失点はどちらもある意味で事故のようなものだったとはいえ、時間が過ぎるほど攻め手が失われていくのは見ていて辛かった。前半はフリーで受けられる早川から谷口につないでも、そこに蓋をされているシーンが多かった。それでも色々と工夫してゴールには迫っていたが、万全のシュートは打たせてもらえなかった。後半になってからは、最終ラインでのボール回しを狙われてなかなか前にボールが入らないばかりか、そこで奪われてピンチを招くことが多すぎた。2失点目はまさにそれが原因だった。最後の早川のゴールが救いではあったけど、ああいう思い切りをもっと早く出さなければならない。大事に行こうとして却ってボールを失うのは勘弁してほしい。選手個々の話としては、今日は右サイドは松田先発の方が良かったような気がする。小見は突破力不足とクロスやシュートの精度不足が目立った。奥村に代えて石山青空は、攻撃力を落としてしまった。CBを千葉に代えて島田というのは遠藤への信頼の低さをこれ以上ないくらい表していて悲しい。今日は湘南と札幌が負けてくれたから助かったものの、降格圏へ完全に尻に火がついた状態だ。


高等試験に受かった時だったか、親夫婦、兄夫婦、寅子と優三の3組がそれぞれ酒を酌み交わしているシーンがあって、2人は法律について話し合うという以上に心が通っているのが見えていた。結婚したあと、優三が「指一本触れない」と言ってすぐに眠っていた時も、寅子はどこか物足りないというような空気をまとっていたと思う。「恋に落ちた」のがあの時であったのだとしても、その前から既に十二分に家族だった。建前では「利用した」ことになっていても、そんな割り切った関係ではなかった。

立憲はじめ野党に対して「敵失でしか支持を増やせていない」という批判が定番になっていますが、与党が失策をした時に受け皿になってそれに取って代わるのが野党の役割の全てと言っていいので、全く意味のない批判ですね。与党に失策がないのなら、誰もわざわざ政権を替えようとは思わない。たとえ野党がいいことを言っていても、それを実現できるかは別の問題なのだから。だから、今の立憲に支持を伸ばす要素がないなんてことは決してなくて、自民に取って代わる受け皿になり得るという信頼を得つつあるから支持が伸びているのだと思う。自民の大失態があっても支持を伸ばせないのだったら由々しき問題で、やり方を変える必要があるでしょうが、支持を伸ばしているのだから、今のやり方が妥当だということです。今の状況で支持を落としている野党もあるのですから、何をか言わんやですよ。

故障者には森もいたことをつい忘れてた。彼の怪我もアナウンスがないけど、そろそろ復帰するのだろうか。明日のルヴァン秋田戦で少しでも選手を入れ替えるには彼の復帰が不可欠で、そうでないと星の負担が過多になってしまう。秋山もできれば休ませたいところで、ここは島田になるだろう。攻撃陣は石山青空に加えて、もう一人の特別指定の笠井が出てくるかどうか。CBは遠藤と稲村になる可能性もあるのかな。負けてもいいとは決して思わないけれども、怪我人が多い中で少数の選手に無理をさせると、更なる怪我を引き起こしそうで怖い。何とかやり繰りして勝ちを拾って欲しい。

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寅子を欺いて裁判に勝った依頼人が、あんな風に勝ち誇って皮肉を言ったところは、やっぱりドラマだなと思った。僕があの立場にいたら、恐らくすっとぼけて済ませただろう。相手は弁護士なので、あんな風に言ってしまったら、それを元に裁判を提起されてしまう恐れもあるから。

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