「我々動物の文明が大きな技術発達を起こした理由として、カルスト地帯で見つかった絶滅種『思念樹』を外すことはできないだろう。現在では特殊な菌類のコロニーではないかと推測されている思念樹は、一見すると岩の塊にしか見えない。その真価がわかったのは、統一歴前400年ごろである。」「当時、散逸しそれぞれが独自に発達を遂げていた各種族の文明は、互いに干渉しながらも密な交流はなく、部分的に合致した語彙を用いた不完全な言語コミュニケーションが行われていた。とあるきっかけによって思念樹が作用し、各種族の言語を相互に翻訳したことは、我らの文明の革命となった。」
https://x.com/ohtabooks_pr/status/1863434701568197049
マンアフターマン復刊の発表があったのでこっちでも共有
Xユーザーの河出書房新社さん: 「柞刈湯葉『まず牛を球とします』無料公開「前日の1万倍読まれてるが!?」と慌て調べたら『人間たちの話』がバズってる!! 遂に世間に見つかった柞刈先生がある社で 「倫理的にダメ」 とボツった本『まず牛を球とします』、河出で無料全文公開してるのでぜひ(購入もぜひ)。 https://t.co/39gVp2BPPV https://t.co/vQUUh2bXy8」 / X https://x.com/Kawade_shobo/status/1862354753638080754
@TricolorGroupJP それもそれで大変ですが、最近読んだとあるSFの影響で「それはもはや人間の主体がAIということだし、そのうち人間の意識も奥に追いやって、人間の身体の混じったAIの文明になるのでは」ともなりそうですね
もちろん、前途多難ですが
@TricolorGroupJP 面白いですね
そうなってくると、もはや肉体や、脳を維持するためのシステムは、言わば貸家みたいなもので、家賃を払うために過酷な労働に従事している、みたいな感じになりそうです
副脳に自我が芽生えてしまったら、どうなるのでしょうね
2024年12月初旬に、ロジャー・ゼラズニイ『ロードマークス』(植草昌実訳/新紀元社)の新訳が出ます。私は解説を担当しております。時空を移動できる〈道〉を舞台に、抹殺対象に指定された男と暗殺者たちのドラマが展開されるぞ。ティラノサウルスだって出てくる。
https://www01.hanmoto.com/bd/isbn/9784775319888
サイバーパンクもので脳を電脳化し他の部分を義体化する描写は多いけれど、「諸事情でログアウトしたら自分の身体にログインできなくなった」みたいなケースも起こりうるのかな
あとは身体を扱う大手OSに買い切り型とサブスク型があるみたいな(もちろん類似のソフトもある)
サブスク配信サービスみたいな感じで、有料プランでちょっと金額を大きくすれば、サポートの他に、レンタルなどで使える義体を最大2体まで同時に使えます、とかみたいな
「生物学的に見たら性はオスとメスしかない」という言説に対して
「間違ってない側面もあるかもしれないが、違和感もある」と思ってしまうのが、生物における雌雄同体含む性の多様性なんだよね
魚の雌雄同体だけでも異時的雌雄同体(いわゆる性転換)だけで雌性先熟、雄性先熟、双方向とあって、更に同時的雌雄同体や自家受精、雌性生殖と、「表面に出てくる性」だけでこれだけある
更に染色体が雄ヘテロであるトラフグとかだと、表現型としての性決定が染色体とは独立して起こるので、XX雌、XY雄、YY雄なんてものも生じてくる
そもそも性染色体自体が、雄ヘテロと雌ヘテロ、更にその中にもXY型とXO型のような性染色体構成の違いまで生じてくるわけで
「そもそも性って何?」って話になるし、ヒトの生物学的性をどう分けるかってなると、発生学的な病理とかそういう方面までカバーして論じる必要もあるわけだし
だから「そんな簡単に性別を2つって分けるのもそれはそれで乱暴でない?」ってなってしまう
I love biology(ichthyology etc.), aquarium, speculative evolution, science fiction and furry(kemono).
生物学(魚類学など)、水族館、思弁進化、SF、ケモノ(ファーリー)が好きです
ちょっと文章も書きます