地元の銀行から母宛てに、介護の備えとして団体保険への加入案内がしつこく届くのだけど、そのキャッチコピーが酷くて悪徳商法にしか思えない。
「ご家族に迷惑をかけたくない方だけ読んでください」というタイトルに始まり、「介護で愛するご家族にどれだけ迷惑をかけてしまうか」、「どうすれば迷惑をかけずに済むか一緒に考えましょう」などと、ひたすらに「迷惑をかける」という呪いの言葉を繰り返し連呼する内容のチラシで、「介護状態=家族に迷惑をかけること」と高齢者の方に思わせて不安を煽っている。ひどすぎるよ。
少し前までは「年金は当行で受け取り手続きをお願いします!」と営業に来ていたのに、こんなヤバイ保険勧誘されたら、むしろ口座を解約したくなるわ。
概要聞いただけでしんどそうで見れないと思ってたけど見たくなった。
安楽死と、福祉制度で救えたかもしれない命
カナダ。同じ病気の2人。
どちらも安楽死を申請したが、一方は住まいを得て死を回避……
福祉の不備が選ばせたものを安易に本人の選択と呼んではいけないと思う…
「化学物質過敏症に苦しんでいたという女性は、コロナ禍でアパート住民たちの在宅時間が増えたことにより、換気口から入るタバコやマリファナの煙で症状が急速に悪化。カナダには、障害がある人に安全で家賃も安い住まいを助成する福祉制度があるため、2年間も担当部署に訴えたが、かなわなかったという。そんな時、安楽死の要件が緩和されたため、自分も対象になると申請。そのまま安楽死となった。
同じ病気で困窮しつつも助かった人もいる。この女性は7年前から助成金の出る住まいに移ることを希望して申請していたものの、対応されないまま時間だけが過ぎていたという。そんな中、安楽死を申請。幸い、支援者たちのインターネット募金が成功してホテルに移ることができ、安楽死をしないで済んだ。が、安全な住まいに移るための申請と比較して、安楽死の申請手続きは驚くほど簡単だったという」
https://maga9.jp/240124-1/#google_vignette
PLAN75はほんと良くできた映画だったな。パートナー(わりと維新思考)の希望で観に行ったんだけど、安楽死や尊厳死を進めて欲しいってパッタリ言わなくなった。それがいまの社会で起きたら「どういう事になるか」気づいたんだと思う。もっとお涙系もしくは是枝的な押付け系かと思ってたけど、何よりCMの言葉などの政府の動きがありそう過ぎて、あとはただ有り体な人間像を描いていくところが良かった。倍賞美津子の周りを尊重できてちょっと遠慮しがちだけど堅実ででも少し不幸な姿が親と重なるのよな。
通信制高3(卒業延期)息子と共に暮らす氷河期世代シングルマザー。司書資格持ち。心理学専攻だったのに建築の仕事してます。合気道とヨガにドはまっていて、常にアザと筋肉痛を抱えている。のし梅のシートの匂いが好き。