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地元の銀行から母宛てに、介護の備えとして団体保険への加入案内がしつこく届くのだけど、そのキャッチコピーが酷くて悪徳商法にしか思えない。

「ご家族に迷惑をかけたくない方だけ読んでください」というタイトルに始まり、「介護で愛するご家族にどれだけ迷惑をかけてしまうか」、「どうすれば迷惑をかけずに済むか一緒に考えましょう」などと、ひたすらに「迷惑をかける」という呪いの言葉を繰り返し連呼する内容のチラシで、「介護状態=家族に迷惑をかけること」と高齢者の方に思わせて不安を煽っている。ひどすぎるよ。

少し前までは「年金は当行で受け取り手続きをお願いします!」と営業に来ていたのに、こんなヤバイ保険勧誘されたら、むしろ口座を解約したくなるわ。

「国の公的介護保険は現金ではなく介護サービスだから、安心できませんよ!」と言いながら、
「介護の初期費用に平均234万円が必要」
「消耗品代に月々で平均15.8万円の費用がかかっている」
などという特定の人にしか当てはまらないようなトンデモなデータを出しているけど、その「役に立たない」らしい国の介護サービスとやらで介護ベッドや必要な補助具はレンタルできるし、手すりの設置やバリアフリー工事には補助金が出る。消耗品に月15万って、何の数字!?
高齢者の不安に付け込むどころか無いものを煽るようなやり口、本当に最低すぎる……

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