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SpartianusのHistoria Augustaと言えば、詩人フロルスとハドリアヌス帝のやり取りが出ている。
その16で、まずフロルスが
ego nolo Caesar esse,
ambulare per Brittanos,
<latitare per Germanos,>
Scythicas pati pruinas
「私は皇帝にはなりたくない、
ブリトン人の間をうろついて、
<ゲルマン人の間に隠れて(欠損部分)>
スキタイ人の冬を我慢するのだから

この後に、複合語に由来する両義性の例もある。
ある人が遺言で、in cultoな場所に埋葬するように言ったが、これが
in culto(耕された)なのか、inculto(耕されていない)なのかが、訴訟のきっかけになり得るという話をしている。

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クィンティリアヌス「弁論家の教育」第7巻9章に、似たような言葉の両義性が問題になる場合について書かれていて
ingenua(自由民の女性)なのか、in genua(膝へ)なのか、とか
Corvinum(コルウィヌス[人名]を)なのか、cor vinum(心とワイン)、あるいは
armamentum(船の索具)か、arma mentum(武器と顎)なのかものような話が見られる。

こういうのは多分、当時は分かち書きをしていなかったためにIDEMITみたいに書かれていたのを、後に写本を作っていく過程で解釈が分かれたのだろう。

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ばんえい競走で使っている重種馬は、馬肉としての需要もありますね

久しぶりに見たけど、やっぱり面白すぎるなこれ。
今はどれくらいになっているのか…

人工知能が「桃太郎」を読むとどんな世界を想像するのかがわかるムービー - GIGAZINE
gigazine.net/news/20180105-ai-

このV.16は、この前にcaelumが「高い場所」と「神々の場所」、terra「低い場所」と「人間の世界」のように、2種類の使い方があって、それはちょうどAsiaがそうであるように、という流れ。

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ちょっとわかりにくいが、Asiaの指す範囲が時によって違うということらしい。
おそらく現在の小アジア付近にシリアも含んだ大きな部分をAsiaとする場合と、その中のイオニア(小アジア沿岸部)とその内陸にあるローマの属州を指した、もう少し限定された範囲を言う場合もある、ということのようだ。

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Nam et Asia, quae non Europa, in quo etiam Syria, et Asia dicitur prioris pars Asiae, in qua est Ionia ac provincia nostra.
Varro, De lingua latina, V.16

実際アシアはヨーロッパではなく、シリアも(アシアに)含まれるが、前述のアシアの一部にイオニアや我々の属州を含んでアシアと言われもする。
ウァッロー「ラテン語論」第5巻16

この中のidem it(同じように続ける、同様に進行する)は、id emit(それを買う)という読みもあるらしい。
その場合は「それを買うまでの間、ある人に対してどれほどの価値があるか提示するので」みたいな意味になるのかな。

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Ubi quidque consistit, locus. Ab eo praeco dicitur locare, quod usque idem it, quoad in aliquo constitit pretium.
Varro, De lingua latina, V.15

何であれとどまる場所、それがlocusである。そこから競売人がlocareと言われた。というのも、ある人に対して(対象が)どれほどの価値があると定まるまで、いつも同じ様に続けるからだ。
ウァッロー「ラテン語論」第5巻15

est aestus atque aer siccus, quod sol urit.
太陽が照りつけているので、暑く空気は乾いています。

おはようございます。
今日の北海道は全体に晴れて各地で気温が高くなりますが、午後は道南や山間部の一部でにわか雨が降るところもありそうです。

おはようございます。
北海道は時間帯によって雲や霧の出る所もありますが、昼間は全体に晴れる所が多く、内陸を中心に30℃前後まで気温の上がる所もありそうです。

tempestas hodierna iterum nubilum est.
今日の天気は再び曇りです。

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