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九蓮天和(下総まう) さんがブースト

雑な話 

すごく雑なことを言うけど、色んなことが、「東京じゃないから」でこうなっているんだろと腹が立ってしまう。地震の対応が遅いのも、揺れたら壊れる原発を置いちゃうのも、沖縄に基地を押し付けるのも、汚染水を海に捨てちゃうのも、東京から見たら遠くのどこかの話だからでしょ。東京に台風が来てるときだけ報道が大騒ぎするっていうネタ、本当にそうだと思う。
こう言うと、東京で生まれ育った人は嫌な気持ちになるだろうけども。東京から地方に出た人や、地方から東京に行った人は、いかに地方が「観光や特産品や自然を提供してくれる場所」程度にしか認識されていないか、よく分かっていると思う。

gaga.ne.jp/talktome/
『トーク・トゥー・ミー』(2023年)
パーティー、(ドラッグを暗喩している)憑依チャレンジ、ヤバい動画投稿…親の立場で観ていると、ハラハラしかない。
主人公ミアはハッキリと援助が必要な子どもなんだけれど、大人に不信感がある上に、何なら同世代からもじゃっかんウザがられてどんどん孤立していく。
酩酊?快感?に溺れて憑依チャレンジが止められなくなっていくのが本当に怖くて、そこにローティーン男子が“一回だけやらせてー”とか絡んでいく。事故の予感しかなくて、結果あんなことになり、ジェイド母スーの主張に全面同意…。
子どもだけで解決しようとしてどんどん悪い方に行ってしまうのも、世代や、依存症で苦しむ人との断絶を感じてしまう。いちばん寄り添ってくれる相手との関係も壊れて、すべてを抱えたミアが迎えるラストは本当に絶望だった。これが若い作り手から生まれるのは、オバちゃんがあーだこーだ言うより当事者世代に刺さるんだろうな…。
ホラー的には、音よりも画で驚かす手法で、ビクッとするようなジャンプスケアは少なめかも。この世のものではない存在の怖さと、自分のやらかしによる現実の怖さと両方が映っている。あと、笑っていいのかわからん気まずエロシーン?元カレダニエル色々不憫… 😓

九蓮天和(下総まう) さんがブースト

あまりに色んなことがあって裏金のこと忘れちゃいそうだけど、毎年のように大きな災害がおき、避難所は相変わらず劣悪、防災関連の予算は大幅削減の中で自分たちの利益は死守してきたんだから絶対許せん。

『ピギー』欧米映画でよくある“鹿”の演出が、この作品だと“雄牛”になるのかしら…
とも思った。

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piggy-movie.com/
』(CERDITA/2022年)公開当時気になっていたのに、劇場で観られなかった。U-NEXTで鑑賞
とても複雑なティーンエイジャーの心情と成長を、スラッシャーの手法で描いている。
主人公サラ…普通にとてもかわいらしいやん…なんであんないじめする奴ら、自分を恥じろよマジで…😡
そして殺人者との、言葉ではない視線の交わし合いから感じられる、感情の共鳴。
恐怖と嫌悪感の中にある官能、といった相反する要素が“でも、こういうことってあるかもしれない”と共感させておいて、理屈ではないまだ未熟な主人公の行動に、最後まで心揺さぶられる物語だった。
彼女はこちらを選択したんだ…と思わせておいての、そんな確信なんかないよね!と、おりこうさんな解釈にとどまらせない、ラストにとてつもないロマンスも感じた。
お揃いのブレスレット、冒頭とラストに映るバイクに乗る人物…など、映像で示す人物たちの関係性やその行為が暗喩しているものが、とても豊かに感じられる、丁寧な青春映画だと思う。
三宅隆太先生の2023年ベスト映画も納得の、ジャンルエンタメ手法で描かれた文芸エロスといった趣でした。

movie2.anime-eupho.com/
届けたいメロディ』
Eテレ放送で観た。TVシリーズは全く観ていないが、期間限定で目標に向かう中での青春群像劇に弱い自分は、観れば必ず心揺さぶられるだろうと思ってはいる。
(映画ちはやふるで描かれた)百人一首かるたはまだ体技要素もあり、勝敗も解りやすいが、高校演劇大会にしろ、吹奏楽コンクールにしろ、その学校にリアルタイムで通える生徒から構成されたメンバーで“表現”を競い、順位をつけるというのは、独特の厳しさを感じる。おそらく、個々の技能よりも指導者の資質に依る部分が大きい気もするし…。
本作は、シングルの母親が望む進路と、自分の望む生き方の違いが親子の衝突を生んでいる受験生が、何を選択し、そのために何をするかを、その当人ではなく、同じ高校の吹奏楽部に所属する主人公の視点を通して描いている。保護者に養育されている間は、自分で選べることが極端に少ない。彼女は最終的に壮絶な努力で自分の希望を叶えるけれど、精神的ヤングケアラーでもある。大人側から、自分の思う通りにすればいいんだよ!と言ってあげられないのが辛い。同じ子どもである主人公が彼女の拒絶に怯まず「私があなたと一緒に演奏したい」と伝えられたシーン、その勇気に拍手したくなった。泣いた。

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「子どもの貧困」もそうなんだけど、ヤングケアラーも根本的には福祉の問題なのに子ども支援になってしまうのは何故なのか。社会に貧困がなければ子どもも貧困にならないし、支援の必要な人を国や社会が支えていればヤングケアラーも生まれない。

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『ゲ謎』を観てきたので、本作が鬼太郎のオリジンを翻案したことの意義や、作中で帝国主義/植民地主義/家父長制がどのように批判されているのかなどについて、私の感想を書いてます。そして、ファンダムにおける言及の偏りについて追記しました。『ゲ謎』良い映画だしオススメです。
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』感想 - UNITAMENTE
ubuhanabusa.hatenablog.com/ent

leechangdong4k.com/
イ・チャンドンレトロスペクティヴ4K上映で『』(2007年)を観た。
悲しみの底から抜け出そうとする女性の葛藤を描く、とあるが、女性が望む生き方を自ら選択できない社会のなかで、常に“奪われる”人生を送ってきた主人公シネが、ありのままの自分を受け容れて生きていこうとするまでの物語に思えた。
夫は他のひとに、息子の命も、おそらく父親からは未来の選択肢を奪われ続け、その憤りを表にあらわした時、頭に置かれたあの掌は辛かったね…という肯定であり、それはたしかに彼女の慰めになったのだと思う。ただ、その後宗教活動にのめり込むシネの姿に、観ている私は“信仰”の想いをあまり感じ取れず…案の定、刑務所でのシーン、自分が主体で思い描いていた幻想は砕かれ、根本的には何も変わっていない彼女の内面が露呈する。その後“奪う”側になってやろうと抗うが、結局は自らの命さえ奪うことはできなかった。
自分に気がある男が、どうしても「ないわー」なのもリアルで、ソン・ガンホ演じるジョン社長は後ろから、鏡越しに、シネの前に立って…と彼女を見つめるシーンが何度もあるのに、徹頭徹尾視線が向き合わない演出、男のわかってなさの表現が秀逸。
まさに文学を映像化した作品、という印象

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政治家の差別発言が目に余るほど多いんだけれど、なんか最近異常じゃないですか?差別発言すると何らかのインセンティブが入るのか??というレベルで目につくんだけど、あの人も、この人も政治家になるときの初心は本当にそんなだったんだろうかって考えてしまうよ。

子供だった頃の自分に見せて恥ずかしくないのかな。きっと恵まれた教育を受けただろうに何が腐らせてしまうのかな。入った党なのか、求められる役割なのか。そんな生き方悲しいね。

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タイムスリップした女子高生が特攻隊員と恋に落ちる実写映画、予告みただけでもほんとに絶句した。終戦の年にタイムスリップしてるなら、こんな状況じゃないことなんて分かるはずなのに、分かっていてやってるんだと思った。戦争の美化が加速していて本当に気持ち悪い。最低最悪の「永遠の0」だって、ここまで躊躇なくキラッキラの特攻隊賛美はしてなかったよ。
youtu.be/op-4vT2s6Ok?si=EmxHgF

』(1973年)と
』(2023年)を
連続で観ました。元作品をちゃんと観るの実は初めてで、昔の映画なのに120分ある!と驚き
そして新作は、画やモチーフの引用やオマージュもありながら、悪魔憑きという事象にどう対処するかがとても現代的なアプローチになっていた
理不尽に体や心を蝕まれる子どもたちの姿は、どうしても現在進行形の戦争、虐殺を連想させる
目の前の命を守るのがいちばん大事なことで、思想信条が違えどそれはあなたもわたしも同じでしょう?と問いかけられている気がした
儀式の型を用いて問題に対処する女性たちが医療従事者っていうのも、古来の知見と科学の両立という感じ
そして、“母の愛の力”についての描写は、あの母娘に託すところがサービスぅ!となったね
そしてちゃんとパンフレットにサタニスト高橋ヨシキさんが寄稿されてました。さすが

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結婚しないと生活に困窮する可能性が高くなるっていうのは、本当にひどい話だよね。人権問題だよ。「それが嫌なら結婚すればいいじゃん」とかそういう問題じゃないよ。結婚しないと生活に困窮する社会のほうが完全に間違ってるよ。この後結婚.出産しなかったせいで大変なことになるとしても、そうなった上でこれは間違ってるって堂々と言いたい。誰にも「それ見たことか」なんて言わせない。

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mcpass.jp/media/article001.htm
人生に不安を抱えているので貯蓄の情報を見たりしちゃうが、とりあえず平均と中央値の格差がでかすぎて内容が入ってこない。特に単身者。どんだけ富が片寄ってんだよ。

』(2023年)kitaro-tanjo.com/
とても面白かった。子どもが観る映画じゃねーべ…となる龍賀一族の設定のえげつなさ
大人だと余計に深読みしちゃって、時貞の下衆さが増す
戦争や資本主義における、搾取する側をきっちり“悪”として描いている
最初はそれに追随しようとしていた水木の本質にある熱さが、妖怪と関わることで現れていく流れ
ゲゲ郎が立ち回るアクションシーンのカッコよさ、人の死に様を最期まで見せないけど(グロ配慮)絶妙に嫌〜な感じもよかった(血はたくさん飛び散る!)
切なく苦しい選択の果てに、命を生かして、その未来に責任を負うことを受け容れるラスト
これまで何度もテレビシリーズ化され、映画もたくさん作られてきた鬼太郎ユニバースともうまくつなげていて巧い!でもこれ単体でも充分楽しめる
幼少の頃から鬼太郎大好きな相方と二人で観たのだが、鑑賞前から「鬼太郎6期は武器の決め手に欠ける。オカリナ笛の汎用性が高すぎた」「3期4期の猫ちゃんが至高」などテレビシリーズへの言及止まらず、鑑賞後には「わたしゲゲ父みたいな顔に弱いんよー!なんでおそ松がカッコよく見えるんだろうと思ってたけど、理由わかったかも…」などの気付きを得ていて、彼女の感想すべてが面白かった

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『イノセンツ』感想

子どもの善悪に関する道徳的概念の認知発達を意識した物語になっていて面白い。ちょっと変わった「団地っ子」の異能系スリラー映画です。さすが北欧映画、変わったアプローチで攻めてくる。ただ猫が残酷な目に遭うので非常にオススメしづらいのがなんとも辛いところ…

👇 ネタバレあり
cinemandrake.com/innocents2021

『サヴェージ・ウーマン』(2019年)
video.unext.jp/title/SID006765
三宅隆太さんが年間ベストに入れていた作品…喪失と向き合う主人公サラを、バイオレンス×文芸エロスで描いている
ディルド電池への執着シーンが笑っちゃうんだけど、その時のアイテムが後の惨事に繋がってしまうところに情緒を揺さぶられます
吹替版では冒頭からラストまで、サラの仕事についての説明がなくて(お母さんの「才能があったのに…」みたいな台詞はあったけど)どうやって生活してるんだろ…って気になった
そして子どもと自分の生活を守るために、常軌を逸した選択をしてしまうサラの地獄の作業…こんなスラッシャーな展開になるとは
ノワールでもありながら、最初はどこかおどおどと、自信なさげだった彼女が家族への愛情の確信を得て、ハラスメントに対抗する強さを見せるラストは爽やか(けっこう人死んどるけど!)

マーベルズ(まだ観ていない)、SNSの感想傾向として、すっごい面白かった派とつまんなかった派両方ある
MCUは正直配信シリーズまで追えていないけど、やっぱり自分が見てどう感じるかだよな

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「共産党との連携に改めて釘を刺した」「共産党と連携する議員を連合は支援しないと表明した」
どうして誰ひとり「いやさ、それ、組合の会長が言うことなんけ?」と言うことなく、彼女の言い分をただただ垂れ流しているのだろう。

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ガザ当局によると、この一ヶ月、ガザでの死者は10569人。そのうち40%が子ども。この数字だけでも「自衛」とは名ばかりの虐殺が行われていることは明確。

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