さっき見たニュース。
「三菱重工が満額回答へ 49年ぶり、ベア1万4千円」。
https://www.47news.jp/economics/9057694.html
そしてBTした、Webセミナー。
「軍事費増大ーーその歴史と構造を検証する」講師 山田朗(明治大学教授)
https://www.youtube.com/watch?v=B43wcLUtF0g
このときの司会の川崎さんの
「"防衛費を増やしてアメリカの武器を爆買い”のように言われることが多いですが、実際のところ、兵器の調達先はどうなっているのでしょうか」という質問。
それに対する山田先生の答え。
「陸海空により違うが、陸上自衛隊は6~7割が国内産業です。
戦車、12式地対艦誘導弾などはだいたい三菱重工」。
「防衛費の大幅増」と三菱をはじめとする「重工大手の数十年ぶりの賃上げ」。
ふつうに考えてこの二つは関係ありますよね。
連合は、「満額回答」「大幅に引き上げ」ってよろこんでていいのでしょうか。
>結論から言おう。気候の温暖化と真剣に闘うつもりなら、徹底的な富の再分配を、一国のなかでも、国家間でもしなければならないということだ。これに反論する人は、地球全体にウソをついている。
温暖化との闘いは「超富裕層の資産と収入」を大幅に削減することから始まる | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」 | クーリエ・ジャポン https://courrier.jp/columns/308109/
ツイッターで話題になっている、独身中年男性のこれ、たくさんの人が指摘しているけど、典型的なうつ病。特に「朝、目が覚める。その瞬間に強烈な絶望感」ってまさに、ザ・うつ病。
これを独身男性だから狂ったと捉える、その認知の歪み!これこそが「弱者男性」を苦しめている根源だと思う。
「「(原子力)規制委員会」というのは、(福島原発)事故前、(原発設置の)「推進」と「規制」がなれあい状態にあったのを教訓に、独立した組織として発足したわけです。外部(政府方針)が期限をきるべきではありません」(水野倫之 解説委員)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20230311/k10014005791000.html
NHKの解説にしては、がんばってるほうなのかなというかんじがしました。(全体的に両論併記的だし、当たり障りないものになってるのはよくないけど)。
「独立性を大事にしよう」っていう理念を、ちゃんと言うのが大事。
最初は一応いろんな官庁の出身者が幹部をつとめていた原子力規制庁(原子力規制委員会の事務方)。もう最近は「推進」するがわの経産省出身者で幹部を占めて平気になってるので、政府は建前ですら「独立性」をまもらなくて平気になってるんですよね。
[日経平均株価 一時400円以上値下がり 米銀行の経営破綻で]
週明けの13日の東京株式市場、アメリカ西部の銀行が経営破綻したことを受けて銀行やIT関連の銘柄に売り注文が広がり、日経平均株価は一時400円以上値下がりしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20230313/k10014006621000.html
「エシュロンとプリズム」
さてエシュロン、米政府は公式には認めていないが、欧州では昔から存在は認知されている。何と言っても欧州首脳の電話なども盗聴されている。
エシュロンの構成メンバーを見れば明らかなように、これはWWIIの際の米英連合から派生、1948年設立の文脈もそれ。
エシュロンの一部門としてはE.スノーデンが告発した「マイクロソフト、Google、Yahoo!、Facebook、Apple、AOL、Skype、YouTube、Paltalkの、合わせて9つのウェブサービス」の「ユーザーの電子メールや文書、写真、利用記録、通話」を収集しているPrismが有名。これは2007年に創設された。AIによるビッグデータ分析が可能になったことが背景。
スノーデンはCIA及びNSA職員だったが、このPRISMを告発したことで、米政府に対する「国家反逆罪」容疑で国際指名、現在ロシアに在住。
同じくWIKIリークス創設者のJ.アサンジはオーストラリア国籍なので「スパイ容疑」で国際指名手配、ロンドンのエクアドル大使館に駆け込んだが、米の圧力に屈したコレア大統領の判断によりイギリス警察に引き渡された。
とは言え、アムネスティ・インターナショナルや「エコノミスト」はアサンジの「表現の自由」への貢献を評価。
Bt “その見返りの一つは、印国内の「ジェノサイド」、「フェミサイド」(印は現在女性が殺害されるダントツの国)を「見て見ぬ振り」をすること。”
とても大事な指摘だと思う。
アメリカは、インドが中国包囲網に参加する見返りに、「(ムスリム)ジェノサイド」「フェミサイド」を見て見ぬ振りをしている。
「インド・太平洋構想またはQUAD」について
最近QUADという文字列をメディアをご覧になる方も多いと思います。
これは米日豪印による「中国包囲網」のこと。
豪日は元来米軍傘下。ポイントになるのはインドです。
インドはネルー以来非同盟中立を国是としてきました。これは中印紛争にも関わらず、娘インディラ・ガンジーの際にも受け継がれました。(ちなみにアジア作家会議の運営のために堀田善衛がインドに赴いた際、案内してくれたのは若き日のインディラだった)。
しかし、印も新自由主義グローバリズムの大波に飲み込まれる中で、極右ナショナリズム(ヒンドゥー原理主義)が台頭、現在の政権は、この原理主義政党が担当しています。
首相モディは2002年の2000人以上の犠牲者を出したグジャラード州の「反ムスリム暴動」の際の州首相。これは、公権力の了解ないし示唆の下、ムスリムの人々が虐殺されたことを意味します。
インド人民党、ガンディー暗殺者を「殉教の英雄」として崇め、内戦に備え数百万の民兵を訓練している。
米政府は「自由」の名の下に印を中国包囲網に参加させようと画策。
その見返りの一つは、印国内の「ジェノサイド」、「フェミサイド」(印は現在女性が殺害されるダントツの国)を「見て見ぬ振り」をすること。
"「私はなぜ日本に行ったのかと心底悔しく、残念に思います。故郷で勉強を続けていたら、私は何になれたでしょうか。先生になりたい思いで日本に行ったために、ついに先生にはなれませんでした」
梁さんはいわば二度、国家に人生を奪われたのではないか。
一度目は植民地に生まれた者として、日本に騙され強制徴用の被害に遭い夢を失ったばかりか、女性としても苦しい人生を歩んだ。
それでも失われた人生と尊厳を取り戻すべく立ち上がり20年かけ裁判で勝利するも、今度は守ってくれるはずの自国・韓国に判決の意味を奪われてしまった。"
「憲法改正をめぐり、日本維新の会と国民民主党は、緊急事態での国会議員の任期延長を憲法に規定すべきだとして、改正に向けて、具体的な条文案を共同で検討していくことになりました」
「なりました」じゃねえよ、と思うんですけど。憲法いじるのが決定してますの体で進めないでくれ…………マジでやめてくれ…………
「大きな政党がなかなか動かないので」とか「けん引役に」とか、え、だって自民党の憲法“改正”草案に元々書いてあるじゃん?????? めちゃ大きな政党の願望だよね??? それ後押しして「けん引」って何言ってんだろう。何言ってんだろう?? 独裁っぽさを消臭するための茶番じゃん。みんなで議論してます〜的な雰囲気を醸し出すための台本アリの劇にしか見えない。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230307/k10014000721000.html
なんて分かりやすいんだろう。びっくりした。
私が不勉強なのがいけないのだが、シリアでなぜ戦争が始まったのか、よく知らなかった。それが、一般市民であるシリア人に聞いただけのこの記事で、明瞭に分かった。専門家に聞くよりこういう形で記事にした方がずっと良いのでは?
『【俺はググらない】なぜ戦争が起こったか? どんなことがつらいか?…6人のシリア人の答え』
https://www.yomiuri.co.jp/kodomo/fromeditor/notice/20181218-OYT8T50143/
この「アンケート調査報告」、東日本大震災、原子力災害伝承館のよるもの。しかし、この「伝承館」の館長、2011年3・11の直後、3・21には「ある一定の線量は、人間のためには害にならない、むしろベネフィット」福島の講演会で語った高村昇さん。
そして「調査報告」のリーダーは経産省お抱えの開沼博。「YAHOO基金評議員」も兼ねているようだが、そのYAHOOニュースで「福島・双葉郡3分の1は移住者ら 開沼氏ら調査、大半が「生活満足」と」3・10に流されている。
開沼博1984生、古市1985生だから、ほぼ同時期の東大社会学関係者。
開沼は吉見俊哉が指導教官、デビューに際しては上野千鶴子さんも積極的にプロデュース。古市は慶応SFCから駒場大学院に入学(誰が入れた!)。修論を指導教官の瀬治山角(専門ジェンダー論)が出版社に持ち込みデビューさせた。
2014年には「古市くん、社会学を学び直しなさい!!」(光文社新書)で東大社会学関係者がズラリ。勿論、古市が「研究者」のレベルではないことを前提に、しかしこの時点では「広報」に協力していたことになる。
慶応SFCは古市、竹中、鶴岡路人などで「札付き」のイメージがあるが、東大情報学環も開沼の他、「史上最年少准教授」の「ザ・ネトウヨ」もいた。
立憲山口県連、山口4区補選に有田芳生氏の擁立決める - 毎日新聞ニュース
https://mainichi.jp/articles/20230312/k00/00m/010/108000c
慶応大学教授の戯言
この「間が抜けた」井出教授、「専門」は「財政政策史」なのです。
つまり「財政政策」、例えば高橋是清の「財政政策」などが本来の研究。
まあ、経済史の中に入るとも言えるでしょう。
一般の方には「財政」が専門、ということになるので、政府財政支出の「専門家」として「貧困」解消のために「消費税」増税、と連呼して回っていた。
しかし、消費税は元来「逆進性」が高い(所得ゼロの人にも今だと10%の税がかかる)ので、「累進性」の視点から当然批判が出る。
それに対して、井出さんは「中間層は再分配を拒否している」と譫言を叫び始めたわけです。(これ、医療保険もなくせ、という意味にもなる。現在3千円の医療費1万円でいい、という人どこにいる?)
さらに問題は消費税増税で増えた税収、社会保障に使われる、保証どこにもないこと。
実際、消費増税後の税収増=富裕層・大企業の減税と等しい。
現在の日本、国家による再分配(税+社会保険)後、格差が広がるほとんど唯一の国。
つまり、これは「下層」から収奪して「上層」へ再分配していることを意味するのです。やれやれ。
現在はピケティなどの共同研究によりグローバルな累進課税、技術的には可能、との結論出ている。
後は「政治的決定」の問題なのです。
QT: https://fedibird.com/@MakoSaiki/110003848271642903 [参照]
重度知的障害のある子どもがいます。福祉(公助)が充実した国に日本がなることを切望しています。
右翼思想のコアに女性蔑視があることに気づいてから、女性差別が関心の中心です。