「インド・太平洋構想またはQUAD」について
最近QUADという文字列をメディアをご覧になる方も多いと思います。
これは米日豪印による「中国包囲網」のこと。
豪日は元来米軍傘下。ポイントになるのはインドです。
インドはネルー以来非同盟中立を国是としてきました。これは中印紛争にも関わらず、娘インディラ・ガンジーの際にも受け継がれました。(ちなみにアジア作家会議の運営のために堀田善衛がインドに赴いた際、案内してくれたのは若き日のインディラだった)。
しかし、印も新自由主義グローバリズムの大波に飲み込まれる中で、極右ナショナリズム(ヒンドゥー原理主義)が台頭、現在の政権は、この原理主義政党が担当しています。
首相モディは2002年の2000人以上の犠牲者を出したグジャラード州の「反ムスリム暴動」の際の州首相。これは、公権力の了解ないし示唆の下、ムスリムの人々が虐殺されたことを意味します。
インド人民党、ガンディー暗殺者を「殉教の英雄」として崇め、内戦に備え数百万の民兵を訓練している。
米政府は「自由」の名の下に印を中国包囲網に参加させようと画策。
その見返りの一つは、印国内の「ジェノサイド」、「フェミサイド」(印は現在女性が殺害されるダントツの国)を「見て見ぬ振り」をすること。
@yoshiomiyake 所詮、米国の自由・正義は自国の利益のための弾ですからね。イスラエルを放置する時点でね。