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ちなみに、「女の子が赤ちゃん人形を破壊する」というショッキングな内容の映画「バービー」の冒頭の元ネタである「2001年宇宙の旅」も「知恵を得た人類の祖先が始めて使った道具は武器」という内容で、しかも、空に投げた骨が変ったように見える宇宙機の正体は軍事衛星。
「あれには元ネタが有ってね」と解説したが最後、マトモな脳味噌の持ち主なら、こういう疑問が浮ぶ筈だ。
「じゃあ、何で、バービー人形がテーマの映画で、そんな代物のパロをやった??」

映画「バービー」
「あたしにはオマンコはないし、ボーイフレンドのケンにもチンコはないの」と訳すべきセリフを(いや、英語から直訳したら、ホントにそうなる)を「あたしのあそこツルペタなの」と訳した翻訳者は悪い意味で第2の戸田奈津子扱いされる呪いにかかるべきだと思いました。

映画「バービー」
映画版のデッドプールと同じで、ポリコレ的にマズい点は何1つ無いのに、小学校高学年〜中学生が一番喜びそうな酷い話。(褒め言葉)

映画「バービー」
「お前の母ちゃんは赤ん坊の頃のお前を育てんのを途中から面倒臭がるようになったけどな」というショッキングなナレーション&映像の後にバービー人形が登場したせいで赤ちゃん人形が破壊される2001年のパロから始まり、同じシーンで「男は往々にして女にセクシーさと母性を求めるが両立出来ると思ってんのか?」って事を示す。
人間の世界では「あたしにオマンコは無いし、ボーイフレンドにもチンコはない」(人形なんで)というモロなセリフ。
そして、義務教育レベルの性教育の知識が無いと何の事か判んないオチ。(実際、日本人の大人でも解釈違いをやってる抜け作がゴロゴロ居る)
同じ配給会社の映画を「あれを傑作だと言ってる奴は洗脳されてるだけだから」とくさして、バービー人形の生みの親が脱税で捕まったせいで会社を人手に渡すハメになった事をネタにする。
どう考えても子供向けの話じゃない。(褒め言葉)


「リボルバーリリー」
つくづく、俺みたいな「面白いと思う閾値は低いが傑作と思う閾値は高い」(「大怪獣のあとしまつ」と「シン・ゴジラ」に点数を付けたら、どっちも「合格だけど今年No.1には程遠い」点になる)ような人間は、面白い映画感想を短文で書くのに向いてない。
うん、たしかに面白かったが、12月末に「今年観た映画ベスト5」を選ぶまで覚えてる自信が無い程度の作品。

映画「ナチスに仕掛けたチェスゲーム」
タイトル通りの話じゃ有りません。
はっきり言えば、ナチスによって狂気に追い込まれた男から見た何が現実で何が狂気か判んない世界を延々と描いてる映画です。
見所は、そんな話なのに、何故、こんな邦題なのかと言う点に有ります。

映画「あきれた男たち」
DVD・Blu-rayにもなってないし、配信もされてない、日本の映画ファンが「韓国映画スゲ〜」となる以前の出来はそれほどでもないが、荒々しさが魅力のオフビート・コメディ。
真面目に作ったとは到底思えないが、同時に楽しんで作ったのは良く判る作品。

映画「告白、あるいは完璧な弁護」
推理ものとしての仕掛けは早い段階で判る人が多数だと思うので、見所はむしろ、ある2人の頭脳戦。

映画「バチカンのエクソシスト」
「スペイン宗教裁判の時代の遺跡に20世紀になって出来た筈のチャーチ・オブ・サタンのシンボルが有った」
……きっと魔王級の悪魔だけ有って時間も超越出来るんですよ。

youtube.com/watch?v=PHnagB0T5h


「ヴァチカンのエクソシスト」
どうやら本職の人が書いた本が元ネタなので、仕方ないとは思うが、悪魔の真の目的がアレなら、どっちが勝ったかは曖昧にしてもいいとは思った。


「Pearl パール」
ファイナル・ガールと殺人鬼を同じ役者が1人2役で演じた「X エックス」の前日譚。
多分だが、エンタメは大きく2つに分けると「ヒーローもの」と「ホラー」になるだろう。
「ヒーローもの」は視聴者が感情移入したキャラが呪いを打ち破り、「ホラー」は視聴者が感情移入したキャラが呪いに屈服し取り込まれる。
そして、前作を観た人なら……冒頭数分で恐怖を覚えるだろう……。
これは、あの殺人鬼婆ァが、呪いに取り込まれ、その後、何十年も呪縛され続ける話なのだと。
これから起きるのは……胃が痛くなるような話なのだと。
そして、家族という呪い、社会という呪いは主人公を打ち負かす。
それも、主人公が社会という呪いに打ち負かされる際の演出は‥…まさしく「落ちた時のダメージを最大にするには、まずは天まで持ち上げろ」というモノ。
更に、主人公を打ち負かした呪いの言葉……それは……。社会という呪いが主人公を打ち負かした事により、逆に、その社会が「善きもの」として選んだ者は無惨にも殺される。
呪いは主人公に打ち勝った。しかし、呪いもまた、自分が生み出し取り込んでしまった怪物により呪われたのだった。

「君たちはどう生きるか」ネタバレ 

主人公の名前が眞人で母親の妹が父親の再婚相手って、それ、どう考えてもお釈迦さんだろ。


「怪物」
う……うん、巧い映画だとは思いますよ。
うん……でも……。
つくづく自分が「面白い」のハードルは低いが「傑作」のハードルは高い人間だと実感。


「君たちはどう生きるか」
映像や演出は凄いが、2回3回観に行きたくなる映画かはビミョ〜。

アクロス・ザ・スパイダーバースの予告詐欺 

(1)「1人を救うか世界を救うか選べ」のセリフと共に主人公の父親が高い場所から落下→あっさり助かる
(2)マイルスとグウェンが並んで座っているシーン→実はスパイダーマンの能力で上下逆さに座っている
(3)スパイダーマンがスパイダーマンをカウンセリングしてるシーン→一見、ギャグシーンに見えて、ベン伯父さんが死ぬのは避けられない、という話が有った直後


「忌怪島」
仮想現実とJホラーの融合作だけど……相性が良かったかはフツ〜。
でも、仮想現実≒もう1つの世界≒あの世ってのは……もう少し巧く活かせたんじゃなないか?? って気がする。

今の韓国映画・ドラマがやっているようなことを、日本の大河ドラマで実現できていたのは、「風と雲と虹と」、「獅子の時代」、「黄金の日々」などだと思います。
(どれも、放送当時に見ていたわけではなく、最近見たのですが)。

個人的には、会津と薩摩の下級武士の2人(菅原文太、加藤剛)が主人公の「獅子の時代」が、明治維新の時代を「下から」描いていて、優れた作品だと思います。

身分制のない新しい政府がつくられるのだと思っている主人公が、「明治憲法をつくるために情報収集をする」ことを任され、各地の憲法草案を集めてきて「革命権を明記している案もあるんですよ」とか語っているシーンとかが印象的でした。

(ここは、脚本の山田太一が「五日市憲法」などを念頭に置いていたのだと思います)。

また「マストドンに正義を求めるのはやめましょう」かよ。

この世のどこにも「正義が存在しなくていい場所」などはない。必要なのは諦めずにドアをノックし続けること。

アクロス・ザ・スパイダーバース 

アース42のマイルス一家。
殉職した管理職クラスの警官の家族が遺族年金をもらってないらしい(金に困ってる&マイルスは、おそらく金の為にヴィランに)って、これ、あの世界のマイルスと父ちゃんの死にも、何かややこしい事情が有るんじゃないか?
市民からは称賛されるが、警察側は不名誉な殉職扱いしないといけないような……。
(誰かを助ける為に、やむなく違法行為をやってしまい、その結果死亡とか)

『日本はこんなに素晴らしいのに正当に評価されないのか、それは◯◯がいるからだ』と言う奴に限って「左翼はすぐ他人のせいにする」とかいう戯言を垂れる。

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