『ジャッカルの日』(1973年)面白い!
背景事情が、まず面白い。アルジェリア独立を決めたド・ゴールに怒る極右たちの組織OAS。
OASのリーダーがド・ゴール銃撃のかどで銃殺刑になるのに「兵士たちが自分に銃口を向けるわけない」とどや顔。どうしたらそこまでナルシズムに浸れるのか謎だけれども、さっさと銃口は向けられ事務処理のごとく銃殺される序盤に笑う。
起死回生とばかりにジャッカルを雇ったOASは金欠でお金が払えない。ジャッカルが去り際に「銀行でも襲え」と軽くいい、それを真に受け次のシーンで強盗に次ぐ強盗を重ねたのにも笑った。
仕込み銃!かっこいい。ガンスミスとのやりとりが、ヤバい人同士の長い付き合いを感じさせる。ジャッカルが行く先々で何を観察しているのかよく分からないシーンがあったが、終盤、それがすべて何の準備・偵察だったのかが分かってブラボー👏
スイカを的にしてゼロインしていくシーン、かっこいい。
ルベル警視、ハトの世話をしてのどかに暮らしたいのかもしれないが腕利きなばっかりに駆けずり回る。すべての閣僚を盗聴してます、とサラっと言ってのけて閣僚が「えっ。。。」と立ち尽くす。ハニトラにかかった大臣、自殺しちゃうのか…(続)
『ミュンヘン』(2005年)
パリオリンピックを観るくらいなら、こっちを観たらどうだ全人類よ。
スピルバーグの「どちらにも肩入れせずに報復の暗殺を続ける者たちの苦悩を描いた」との言葉に、嘘はないと思う。
少なくともこれを観て、イスラエル側の言い分をもっともだと共感することはない。
イスラエルVSパレスチナの問題を、オリンピック選手団皆殺しという凄惨な事件で目の当たりにしておきながら、なぜ人類はいまだにこの問題をしっかり学ぼうともせずに、「どっちもどっちなんでしょ」程度の浅はかな見方しかできないのか。
報復の皆殺しを命じられた者たちも人間で、ミスもするし、悩む。
ターゲットにかわいい娘さんがいる。
親切に話しかけられて会話する。
祖国を作る夢を、とことん聞く。
無残な全裸死体に、せめて布をかけて去りたいのに、仲間に遮られた。
どんどん心にひっかかりが重なり疲弊していく様子は、人間そのものだ。
相手が、心ある人間だと思うと、どんどん殺せなくなる。
「国の未来と平和のために殺した」とどんなに上司に暗殺を正当化されても決して納得できない主人公。どんなに殺しても結局後継が出てくるじゃないか、というセリフが、すべてだ。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002年)
しみじみ、いい映画。
フランクは、両親と自分の3人で、いつまでも仲良く暮らしていたかっただけなのに。
ずっと、家族、なかんずくお父さんを、追い求める映画。
クリストファー・ウォーケンがほんとうにもう、、、、良すぎる。
商売の危機、家庭の危機を、楽天的に乗り越えようとするけれども、ぜんぶうまくいかない。脳天気な「フリ」ないし前向きなポリシーにも限界があって、だんだん表情に辛さが出てくるあたりの芝居が、巧みとしかいいようがなく、胸に刺さる。大好きなお父さんのために何かしたいと思うディカプリオの気持ちもよく分かる。
制服映画でもある。
パイロットやCAへの憧れが世界共通であることがよく分かる。
制服は七難隠すんだな、と思った(笑)。美男子としてのディカプリオを拝める最後の映画か。
AIがもっと発達したらパイロットも失業かと思うと、切ない。
しかしパイロット、医者、弁護士…小切手や書類の偽造で「なりすます」にも限度があるのに、できてしまっていた(実際に司法試験にはほんとうに実力で合格した)のだから、いかに明晰な人だったか。
子どもが林間学校のキャンプファイアーが楽しかったと話すので、何をしたのか尋ねたら、マイムマイム踊ったというのでギョッとした。。。
このご時世にキブツはないだろ、、、なぜもう少し考えてくれないんだろう。
しまむら創業者、島村恒俊さんが死去 享年98
https://news.yahoo.co.jp/articles/f95cf74c6cafc9dbad8880938648c376ca61dbe1
祖父母が「嫁さんが賢かったんだ」といつも話していた。
Colaboと仁藤夢乃さんが暇空茜氏を訴えた名誉毀損訴訟の判決
http://www.mklo.org/archives/1973?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR2K6yVLHMCkbztvdJxUz1-ypEnu9Fdh7qb2Zh5pdOo9BWW89msnEJYI0X0_aem_iNjrLstbMrMK7eR5BDyP_Q
<なお、判決の中で重要なのは、以下の部分です(27頁)。
「被告(暇空)が自らの好む漫画やアニメなどのコンテンツを批判する原告仁藤に対し強い敵意を抱き、原告らを批判する動機がそのような点にあることを自認しているもので、上記活動報告書等の記載をあえて曲解している可能性を否定できない」
つまり、判決によれば、暇空は、仁藤夢乃さんが10代の少女を性的に描く「温泉むすめ」を批判したことに対して、仁藤さんに敵意を抱き、Colaboの報告書をあえて曲解した可能性があるというのです。
このことを判決が認定したことは大きな意味があると考えられます。>
Colabo勝訴報告の記者会見
小川たまか氏の記事
「暇空茜」氏敗訴 合計220万円の支払い命令 対Colabo訴訟
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/27604648d47c459e4b6dad18210e984c603326c2?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR2CxPm5scx3JyYMZXMkUuJzG9g9_uDcfk-AMD0jCpY4SsfmXJhnqKo7uME_aem_rIs5KVwYDL-7MjhTSzBebA
勝訴は当然、とはいえほんとうにめでたい。
でも賠償額が低すぎる。。。
こんなにもひどい目にあってるのに、、、
う、、、 落ち込むわ、、、
氷山の一角の一角の一角、なんだろうなぁ、、、
なぜこんな酷いことできるんだろう、、、
これが、もみ消されなくてよかった。
被害者たちの、「聖人」を告発する勇気に、心から敬意を表します。もみ消されなかったとはいえ、バッシングはあるだろう。彼女たちに連帯します。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0a08514af40fdbcbbf5d6010ab75cac8cd52126
<報告書によると、被害者のほとんどはピエール神父の活動の賛同者で、神父の正義や公平さを追求する姿と、女性への振る舞いの差に戸惑ったという。>
『マミー』 観たい。観なければならない。
https://x.com/iso_zin_/status/1813760248324493559
<和歌山毒物カレー事件を多角的に検証するドキュメンタリー『マミー』の本予告が公開。コメントにも書いているが今年の最重要作だと思う。死刑制度、メディアや検察の暴走、恣意的な真実、加害者家族の人権など今見つめるべき題目だらけ。終盤のあるシーンは凄すぎて震えた。>
子どもと『未知との遭遇』を観た。
『E.T.』と『未知との遭遇』はぜんぜん好きになれないので観たくないのだけれど、古典を知っておいてもらうという趣旨で、仕方なく。
でも改めて、ほんとうに、ぜんぜん面白くない。
「お父さんが頭おかしくなって妻子が絶望して逃げる」映画、強烈な不快感。
軍隊(国家)が国民にきちんと説明せずに謎の出で立ちで大挙してくるくだりも、幼い頃からすごくイヤだったし(これは『E.T.』と同じ)、音楽できちんとコミュニケーションとれたのかどうかもハッキリしないし、トリュフォーの手話が何を意味してるのかも分からないし、お父さんがなぜ選ばれて、何を考えて母船に乗っていったのかも分からない。「そこは説明してくれないと困る」ところがすべて謎なまま終わる、ひどい映画だと思う。
坊やの部屋のおもちゃが勝手に動いたりさらわれる場面は、完全に『ポルターガイスト』で再びやるやつ。めっちゃくちゃ怖い。
なぜヒットしたのだろう?もう観なくていいやと思う。
#映画
#未知との遭遇
#スピルバーグ
#sf映画
<シンポジウム:軍事体制の構築と改憲問題・基地問題>
「安保三文書の決定や一連の経済安保政策などで、政府は憲法第9条の精神に反する、戦争のできる国づくりを進めています。緊急事態対応の名の下に改憲論議が行われ、地方自治法改正などにより、国策を地方に押し付ける体制も作られつつあります。こうした中、改憲や法改正をめぐる最近の動きについて青井先生に、そして、沖縄の基地問題とその根底にある地位協定の問題について明田川先生にお話いただき、議論を深めたいと思います。」
日時 : 2024年7月19日(金) 18:00~19:30
会場: 法政大学市ヶ谷キャンパス 富士見ゲートG602教室 予約不要/直接、会場へお越しください)
講師:青井 未帆(学習院大学教授・憲法)
明田川 融(法政大学教授・政治学)
司会 杉田 敦(法政大学教授・政治学)
主催 憲法を考える法政大学教職員の会
問い合わせ先:hoseikenpou2015@gmail.com
信じられない!!!
人のすることとは思えない、、、
どうすればここまで残忍になれるの!?
虐殺が楽しいの!?
殺すな!!!
1時間に爆撃3回、ガザで48人死亡 学校また標的に
https://news.yahoo.co.jp/articles/056b71d4b07788dfd536518021681a34663ef667
蓮舫さん、尊敬する。
選挙に破れた後の、この姿勢。
リベラル叩き+外国人差別+女性差別という、とんでもない憎悪との対峙…想像しただけでもしんどいのに、、、ありがとうございます。
心から支持します。
「選挙に負けた政治家には何を言っても許される」というモラルの破壊した発想と「物言う女性」への憎悪、そして排外主義に、断固抗議します。
<私は。
今回の挑戦で街頭演説を通じた私の想いが、集まってくれた人々の熱量と繋がった達成感がありました。
変えよう、との共鳴。
結果は出せませんでしたが、挑戦して良かったと思っています。
れんほう叩いていいよね、の空気が次世代の挑戦者を萎縮させないようにしたいといま、強く思います。>
https://x.com/renho_sha/status/1813214379300823446
映画、音楽、芝居、 好きです。
『大脱走』『死霊のはらわた』『スカーフェイス』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
オビワン・ケノービ
フェミニストでARMYです。
この世から差別・暴力・貧困がなくなりますように。
フォローリクエストには、応えたり応えなかったり半々です。例えばプロフィールが空欄の人とかは100%拒否します。