子どもと『未知との遭遇』を観た。
『E.T.』と『未知との遭遇』はぜんぜん好きになれないので観たくないのだけれど、古典を知っておいてもらうという趣旨で、仕方なく。
でも改めて、ほんとうに、ぜんぜん面白くない。
「お父さんが頭おかしくなって妻子が絶望して逃げる」映画、強烈な不快感。
軍隊(国家)が国民にきちんと説明せずに謎の出で立ちで大挙してくるくだりも、幼い頃からすごくイヤだったし(これは『E.T.』と同じ)、音楽できちんとコミュニケーションとれたのかどうかもハッキリしないし、トリュフォーの手話が何を意味してるのかも分からないし、お父さんがなぜ選ばれて、何を考えて母船に乗っていったのかも分からない。「そこは説明してくれないと困る」ところがすべて謎なまま終わる、ひどい映画だと思う。
坊やの部屋のおもちゃが勝手に動いたりさらわれる場面は、完全に『ポルターガイスト』で再びやるやつ。めっちゃくちゃ怖い。
なぜヒットしたのだろう?もう観なくていいやと思う。
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