サンドラ・ブロック、キアヌ・リーブスとの再共演を望む「死ぬ前に、キアヌと私はカメラの前で何かする必要がある」
http://eiga.com/news/20240508/8/
2024年5月5日、突如として発表された友田とん『『百年の孤独』を代わりに読む』のハヤカワ文庫化に騒然となった出版業界。一夜明け、私は実家の本棚にあったはずの単行本を求め、実家までの徒歩15分の道のりをキックボードで駆け抜けていた。そのときである。私に天啓がやってきたのは。
『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読まねばならない。
そうして私は、『『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読む』という、もはやなにをやっても正解になりうる試みを始めるのだった。代わりに読むとはどういうことかを探究した本を代わりに読むとはどういうことなのだろうか。いまの私にはなにもわからない。絶対にたのしいだろう、ということ以外は。
友田とん『『百年の孤独』を代わりに読む』(早川書房)、予約受付中。
https://books-lighthouse.stores.jp/items/66383e93434b954e9be7ed60
Arts
黒焦げの巻物を解読、プラトン埋葬場所の詳細判明か 最後の夜の様子も
2024.05.03 Fri posted at 16:41 JST
https://www.cnn.co.jp/style/arts/35218523.html
ポールオースターのニューヨーク3部作読み終えたので中身に触れてます
読み終わってしまった〜〜!!!!最高の読書体験でした。読む順番も良かったな〜…。「幽霊たち」「ガラスの街」「鍵のかかった部屋」の順で読んだんですが、それぞれ独立した物語であるにもかかわらず、鍵のかかった部屋の中盤以降は前二作も同時に読んでいる感じになる仕掛けになっていて、3冊同時に頭の中で絡み合って、自分の脳の中にしか存在しないグルーヴ感が生まれる、この読み味ちょっと味わったことのない気持ち良さだった…。で、そういう陶酔感ある読み心地なのに書かれてることは読むこと、書くこと、書かれること、の本質的な毒でもあるわけで、めちゃくちゃおいしい毒を飲んでいる感じで読み進めていたんだけど…でも鍵のかかった部屋のラストは他二作と違って、なんか、でも、そんなこと書いてはないのに、「僕」がここで死ななかったのなら、"幽霊たち"のブルーはやっぱり中国の遠い地に旅立ったんだと思えたし、"ガラスの街"のクィンは赤いノートに書くところがなくなっても一緒に消えてしまいはしなかったんだ、と思えてきて、泣きそうになった。そんなこと書いてないのに。不思議な読書でした。ここしばらく随筆か科学読本、資料として買った解説本のようなものばかり読んでいてこういう小説を読むのが久しぶりだったのもあって、ここ数年で一番最高の読書体験をした感じがありました。大満足…よかった…。本買ったのに届くの待てなくて図書館に探しに行った甲斐もあった。この三部作はまとめて一気に読む方が絶対良かったと確信しました。
本、漫画を読みます。お家が好きなインドア派。趣味散歩。二次創作も嗜みます