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アカウント名は、ピーナッツの登場人物から。
アイコンは、上村松園の「三姉妹」。
続いてる趣味は、読書くらいなので、読んで良かった本について書いていこうかなと思います。

柚木麻子の作品が面白かったので、少し追いかけてみた。
こちらの紹介文が最高なので、エニド・ブライトン「おちゃめなふたご」を読むことになる。
児童書だから、挑戦してみるか、と英語の原書のkindleサンプル版を読み始めてみるが、いい感じだ。
和訳本もあるので安心、どこまで英語で読み進められるかわからないが楽しみだ。

book.asahi.com/article/1336753

ネットで紹介されているのを見て、柚木麻子著「あいにくあんたのためじゃない」をkindle版で読んでみた。
短編集だったけれど、どれも面白くて、一気に読んだ。
展開が気になって没頭して読み、後味が良くて少し元気が出る、そんな体験は久しぶりだった。

先程ブーストした、青池保子「ケルン市警オド」について、全く同意で、本当に面白い。
ミステリーになっているので、単行本を読んだ後、先が気になって紙の雑誌を買ったり、kindle版の雑誌を買ったりしてしまった。
青池先生の漫画は、「エロイカより愛をこめて」はもちろんのこと、歴史物も面白くて、「七つの海七つの空」「エル・アルコン-鷹」「アルカサル-王城-」「サラディンの日」など、お薦め作品が挙げきれない。

リラン さんがブースト

青池保子『ケルン市警オド』を読み始めた。青池先生の漫画、当たり前かもしれないけどとても面白い。

アマゾンプライムに、キアヌリーブス主演「スピード」が入ったので、好きだったシーンだけ観てみた。何度観てもハラハラして先を見たくなる映像なので、自制が必要だ。
時速80kmを下回ると爆破されるよう仕掛けられた路線バスから乗客を救うサスペンス。
元ネタは日本映画「新幹線大爆破」で、これもテレビ放映された時に観たが、最高に面白かった。
高倉健主演映画の中で一番好きな映画となった。
宇津井健が演じた熱い正義の人も良かったし、運転士千葉真一は、狭い運転席の中でもアクション俳優であって、緊迫感でハラハラドキドキさせてくれたのが凄かった。
高倉健と山本圭の演じる犯人グループのドラマも厚みがあった。
両方とも名作だと思う。

先日テレビで放映されていた、ピーターユスティノフポアロの「ナイル殺人事件」を観た。
原作「ナイルに死す」は、ずいぶん前に読んで、何て面白いんだと思って、繰り返し読んでいた。
原作を読んでいると、映画化されたものになかなか手が出なくて、今までちゃんと通して観たことがなかった。
今回録画して少しずつ観た形だけど、きちんと観たら、面白かった。
原作より登場人物を減らし、コンパクトにまとめているけれど、大事なところを押さえて、上手く作ってあると思った。
昔読んだときには思わなかったが、被害者たちについて、殺されるには訳がある、みたいなニュアンスで描かれて、同情が薄いように感じられて、理不尽に思った。
推理小説で被害者に感情移入させられるのもしんどいかもしれないけれど。

以前kindle unlimitedに入った時に、角川文庫「シャーロックホームズの冒険」石田文子訳の短編をいくつか読んで、読みやすく、新訳とはいいものだなと思った。
今回再びunlimitedにて入ってみたら、同「回想」「帰還」「最後の挨拶」が読み放題に入っていたので、ダウンロードして読みかけているのだけれど、駒月雅子訳も読みやすくて良い。そして、「訳者あとがき」が、作品への愛が熱く語られて、とても良い!登場人物の人となりや互いを大切に想う気持ちが現れている表現を味わいながら、ゆっくりもう一度読んでみたいと思った。

NHKドラマ「大奥」についてのYahooニュース記事へのコメントに、富永愛吉宗と石橋蓮司村瀬のシーンに「グレンスミスの日記」みがあるとの記述があり、唸ってしまった。
萩尾望都「グレンスミスの日記」は、たった24ページで、スケールの大きな漫画だった。
今市子による、「グレンスミスの呪い」という言葉があるらしい。
「百鬼夜行抄」も読み返したくなった。

なかなか行けないけれど、好きなお店だ。
猫舌なので鍋焼きうどんを頼んだことがなかったのは残念なことだった、とても美味しそうだ。
カレーうどんは、同行者に食べるの遅くてごめんねと謝って何度か頼んでいる、美味しい。
100年続いているとは知らなかった。
QT: bookwor.ms/@platerillo/1097253
[参照]

梅が咲いてる!

梅林公園は、いいなあ。

参照のビデオ、面白かった。
わたしのゆるゆる英語学習も、方向は間違っていないのだな、と思えた。
例として挙げられた児童書は、私も抄訳を子どもの頃繰り返し読んで、英語原文も最近冒頭を読んでいたこともあって、とてもわかりやすかった。
近頃部分読みばかりだったけれど、明るく励ましてもらって、一冊読了を目指してみようかなと思った。
そして、 というハッシュタグがとてもいいと思った。私も、使ってみたいと思う。
QT: mastodon.social/@YukariWatanab
[参照]

渡辺由佳里/YukariWatanabe📚  
「英語はまあまあできるのに、なぜか洋書を読了できない。どうしたらいいのでしょう?」という質問をよく受けます。そこで、それに答えるビデオを作りました。 「洋書初心者へのアドバイス:受験英語マインドをリセットしよう」 #洋書初心者 #洋書 #洋書ファンクラブ https://www.youtub...

「ある愛の詩」「タイタニック」の内容を含むので隠します 

ジェニーがパリで師事することになっていたのがナディア・ブーランジェだったことにも驚いた。
私は音楽に詳しくないが、評伝「ナディア・ブーランジェ」(スピケ著、彩流社)を図書館で何気なく手に取って読み、いい先生だなあと感銘を受けて名前を覚えていたのだ。これを読んで、弟子であるキース・ジャレットの平均律クラヴィーア曲集の配信を買って聴いたりもした。
ブーランジェに教わるという機会を捨てたのか!と惜しく思ってしまって、この物語への印象が変わってしまった。
オリバーがロースクール入学を遅らせてパリについて行く方がよかったんじゃないの、その方が二人ともキャリアを身につけられる可能性があったのでは?
ジャックとローズ二人とも板に乗れば良かったのに、の件と同様にフィクションに熱く悔しがってしまう。流石大ヒット作である。

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録画していた映画「ある愛の詩」を観ている。
昔、名画座で、ゼッフィレリ「ロミオとジュリエット」と二本立てで観て気に入って、原作の和訳を繰り返し読み、テレビ放映をビデオ録画したものも何度も観た。
しかし、冒頭で、主人公がラドクリフの図書館で借りようとしていた本が、ホイジンガ「中世の秋」であることに今初めて気づいてびっくりしている。
ホイジンガは、昔、「朝の影の中で」を書店で何となく手に取って買い、読んだのだ。以来ホイジンガという名前を見ると、何ともあたたかいような気持ちになる。
「中世の秋」は、名著なんですねと書名だけ覚えていたが、米国の大学生が試験の為に読まなければならない本だと思うと親しみがわいた。挑戦してみようかな。

山岸凉子の作品「クリスマス」は、しみじみとしたいい話で、とても好きだった。原作はトルーマン・カポーティの「クリスマスの思い出」ということで、いつか読んでみたいと思っていたが、最近やっと和訳を読んだ。
作者と年の離れた従姉妹をモデルにした物語で、「感謝祭の客」も同様だ。
従姉妹ミス・スックは、宮澤賢治の「雨にも負けず」を思い出させるような人だと思った。
原文も味わってみたくて、kindle版を買って、時々眺めている。
朗読も聴きたくなって探したら、なんと、作者本人の朗読が、amazon musicにあって、聴いているのだけれど、これが何とも心に刺さる。
意味がはっきり理解できなくても、心動かされるということがあるのだ。

吉行和子のインタビューが、ヤフーニュースにあって、とても興味深かった。
私が幼い頃、たぶんNHKの「おかあさんといっしょ」に「おはなしのコーナー」があって、吉行和子と樫山文枝が担当で、好きでいつも観ていた。素敵な人だなあなんて、憧れていた。
樫山文枝も、しばらく前に徹子の部屋に出演しているのを観て、本当に素敵な女優さんだと思った。
幼い頃からの憧れが、ずっと魅力的な存在であってくれるとは、幸せなことだ。

news.yahoo.co.jp/articles/8c9b

小泉八雲の「雪女」は、彼女が本当にみのきちの事が好きだったのだ、というところがいい。
英語原文を読むのも楽しい。話を知ってるのでわかりやすいし、名文のような気がするし、わかるところだけ繰り返し読んでいる。

ふらんす12月号の怪談特集で、ラフカディオハーンとフランス文学についての記事を読んだ。
その中に、テオフィルゴーチエの「クラリモンド」(原題は「死霊の恋」)をハーンが英訳しているとあったので、青空文庫で読んでみた。
芥川龍之介による和訳は、旧かな遣いで私には読みづらいかったので、岡本綺堂訳を読んだ。
若い僧侶が、美しい女性の吸血鬼に誘惑されたという(妄想の?)物語だ。
文章表現が豪華で、闇の中を城へ向かって疾走する二頭の馬など、場面がまざまざと心に浮かぶ。
しかし恐怖をかきたてる表現があればある程、ああ、異端のものと見られるとはこういうことか、と淋しいような気持ちになった。
「ポーの一族」を読んできた影響もあるかもしれない。あの作品は、ある社会の中で異端とされともすれば存在をなきものとされてきた集団、一族にも固有の文化、苦しみ悲しみ喜び、歴史があるのではないか、ということをテーマにしているからだ。この解釈は私のオリジナルでなく、萩尾望都の講演会の質疑応答で、あるファンが述べたこと(の私なりの再録)だ。これに対し、作者は、「全くその通りです。少女漫画なので、それを美しく描きました。」と答えたのだった。
ゴーチエ自身に、この異端視への批判をこめる意図はあったのか。あったような気もする。

マリアム・ミルザハニを紹介する動画
youtu.be/swLWqlKMl5M
の中の、大きな紙に図や式を書き込んで考えているところがとても好きだ。

彼女の言葉
The beauty of mathematics only shows itself to more patient followers.
にハッとして、申し訳ない想いになる。
彼女が、才能だけで素晴らしい仕事をしてきた訳ではないことに今さら気づいたからだ。

@marizo まりぞうさん、こんにちは。
惜しまれながら若くして亡くなった研究者マリアム・ミルザハニを紹介する投稿をブーストして教えてくださってありがとうございます。
以前に、彼女のドキュメンタリーを見たことがあり、英語だったので、ふわりとした理解でしたが、とても感銘を受けました。
今回それを思い出し、もう一度そのドキュメンタリーを探したところ、日本語字幕入りのものが有料ですが配信されていることがわかり、有り難く思っています。
心を打たれるのは、投稿の中で紹介されている記事を書いた若い研究者を始め、ドキュメンタリーを作った人々、日本での上映会を企画した研究者たち等々の、彼女のことを伝えたいという熱い想いです。
このように尊敬される素晴らしい仕事をしたロールモデルをぜひ若い人たちに知ってほしいと私も思います。
QT: mastodon.social/@Sheril/109613
[参照]

Sheril Kirshenbaum  
Maryam Mirzakhani was the first woman & Iranian to earn the Fields Medal in mathematics for her brilliant work in hyperbolic geometry. Her achi...

先程ブーストした投稿にある、映画「忘れじの面影」は、私も大好きな映画だ。
ルイジュールダンを目当てに観て、ジョーンフォンティーンが大好きになった。
また、マックスオフュルス監督の名前を見ると、あの美しい画面が浮かぶようになった。
オフュルス監督の「輪舞」は、スターが次々出てきて楽しい、という感想だったが、こちらはまさに忘れじの映画となった。
単なるメロドラマではなく、芸術的なものに憧れて自分の人生を磨いていくということ、がテーマだと感じた。
興行的には成功しなかったらしいのが悲しかったけれど、現在に至るまで、大勢の人の心をつかんでいると知り嬉しい。
amazon primeには、他に観たい映画がある時などに一時的に入会するのだけれど、入るたびに、この映画の遊園地の場面を観たりしている。

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